【2024年最新】十分瀑布への行き方・アクセスと撮影スポットを口コミブログレビュー解説

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新北

台湾の十分と言えば、線路の上でランタンを上げる体験が有名ですが、十分観光の2大スポットとして多くの観光客がランタン打ち上げ以外に訪れるのが十分瀑布という大きな滝です。

この十分瀑布、Google Map上では駅から徒歩25分と表示されますが、実際は1時間近くかかる上、途中に分岐がいくつも出てくるので正しい方向にいかないと到着しません。

この記事でわかること
-十分駅から十分瀑布までの行き方が写真付きでわかる
-十分瀑布を楽しめる時間帯がわかる(入場可能時間、平溪線通過時間)
-十分瀑布の撮影展望台(複数あり)の違いがわかる

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十分瀑布への行き方・アクセス

台北から十分瀑布に行く方法ですが、十分駅を経由してランタン上げなどを楽しんでから十分瀑布へ行く方法と、直接十分瀑布に行く方法があります。

十分エリアは台北市内から見て東側に位置していて、大きく分けると台湾鉄道で行く方法と路線バス795で行く方法がありまが、この795バスは終点が十分瀑布がある十分遊客中心(十分ツーリストセンター)なので、先に十分瀑布に行くのであれば台北か795バスにひたすら乗って終点まで行く方法が楽ではあります(が、台湾の路線バスは初心者にはやや難易度が高いかも)。

さまざまなケースに対応できるように、台北から十分瀑布までの移動を区間ごとに分けて解説していきます。

台北駅から十分駅までの移動方法

十分駅まで移動して、十分駅周辺散策やランタン上げをしたい方におすすめ。十分瀑布へは駅から徒歩で台北駅から十分駅までの移動方法は以下の記事にまとめています。

十分駅から十分遊客中心までの移動方法

十分駅から十分遊客中心まで移動する最も基本的な移動方法は徒歩です。Google Mapでは17分と表示されるんですが、実際には片道30分近くかかります。観光客でごった返す道を通るので、抜けるのにとにかく時間がかかるのです。

では、どの道を通っていけばいいのか説明していきましょう。

赤い線のルートを辿っていくと十分瀑布の展望台へ到着します

まずは、十分駅(十分車站)に到着するところからスタート。

線路沿いに街並みが続く十分老街をひたすら進みます。途中でランタン上げを楽しんでもいいですね。ランタン上げができるのはこの周辺だけですので。このまま進むと線路と並走する道が分岐しますが、ひたすら道なりに進みます。

すると、ファミリーマートが見えてきて、上に大きな陸橋が通っているエリアに出ます。この辺りは大通りですが、歩道が無いので注意しましょう。

この後、道が分岐するところがあります。左側の道は踏切を渡る道ですが、右側の道へ進んで行きます。「十分風景區」という看板がある右を進みます

その奥が十分遊客中心(十分ツーリストセンター)です。ここが十分瀑布一体の入り口となります。

台北から十分遊客中心までの移動方法(直通)

台北から直接十分遊客中心まで行く方法もあります。台北のMRT木柵から路線バス795(台湾好行)で1時間30分ほどかけて終点の十分遊客中心まで乗るだけです。

この795番バスは台湾好行(タイワンハオシン)というシャトルバスで、観光客が十分にアクセスしやすくなるように運行されています。台湾好行は台湾中の有名観光地までの運行するシャトルバスで、台湾中を旅行していると各地で目にすることになると思います。

シャトルバスと言っていますが、他の路線バスと同じ感覚で予約なしで乗車可能です。

そんな台湾好行795番バスは、MRT木柵駅目の前のバス停「捷運木柵站」から乗車し、1時間30分ほどで十分遊客中心に到着します。台湾鉄道で行くよりも早く着くことができ(特に歩かなくていいので)ほか、乗り換え不要で直接目的地まで向かうことができるんです。

番号運行区間運行間隔料金
795(台灣好行)木柵站 – 捷運木柵站 – 南山社區 – 十分遊客中心平日休日 5:00-19:00
おおよそ1時間に1本
NTD45
バス停:十分遊客中心

一方で、結構な山道を走行するため、立ち乗車の場合は結構しんどい場合があります。観光路線であり混雑が予想されるため、座れずに山道を吊革につかまりながら乗車することに耐えられる方は使ってみてください。台湾鉄道よりも早くて安い路線バスは私はオススメです。

台湾好行公式サイト時刻表はこちら
*台湾好行のサイト記載の停留所は大雑把な場所のみ記載されています。実際の細かい停留所やバスのリアルタイムでの位置情報はこちらからどうぞ!

十分遊客中心から十分瀑布への移動方法

十分遊客中心についたらあとは、十分瀑布一体の整備された散策道を歩くだけ。下記で示すマップには15分と書いてあるのですが、結構混んでいるのと階段を上り下りするので、30分はかかると思ってください。

十分遊客中心には以下のようなマップがあるので、まずは現在地と瀑布の位置関係を理解しましょう。

人の流れがあるのでそう難しく無いと思いますが、まずは「四廣潭吊橋」という吊り橋を渡り、川の対岸への渡ります。

緑に覆われた道をひたすら進みます。

途中で平溪線と交差する箇所があります。ここは写真撮影スポットで、時間が合えば通過する平溪線を見ることができるかもしれません。

この線路の裏側に階段があり、線路と並走するように吊り橋「觀瀑吊橋」が作られています。

十分瀑布は9:00 – 17:30の間だけ入場可能です。

謎の銅像が並ぶエリアを通過します。

お土産屋さんや食事が取れる場所を通過する設計になっています。

この屋根付きの建物を通過すると十分瀑布に到着します。

あれ?なんか想像していた滝の角度と異なるって?はい、ここにはいくつかの展望台があり、場所によって瀑布の角度が異なります。詳しくは次で説明します。

十分瀑布の撮影展望台(複数あり)の違いがわかる

十分遊客中心から歩いて来た場合に最初に到着する展望台は、瀑布に対して横に設定されています。そのため、見える瀑布は横からのアングルになってしまいます。一方で、瀑布に一番近い場所なので、最も勢いを近くで感じられる場所でもあります。

下記のマップでいう4番が最初に到着する場所です。

時間に余裕がある人は1〜3番の展望台まで歩いてもいいでしょう。柵で囲われた平溪線の横を歩いて向かいます。徒歩2-3分の距離です。

階段を降りていくと、瀑布が正面に見える展望台へと到着します。

これは1番の展望台から撮影したものです。

十分瀑布を楽しめる時間帯

さて、十分瀑布は自然の観光地ですが、入場時間が決まっています。

十分瀑布入場時間:9:00 – 17:30

また、十分瀑布のすぐ脇を平溪線が走行しているので、いくつかの場所では通過する平溪線を撮影することが可能です。特に途中の吊り橋「觀瀑吊橋」では、多くの観光客が通過時刻まで待っている様子が見られます。

十分駅発着の平溪線時刻表を確認することで、大体の通過時刻は確認することができそうです。以下の記事で台湾鉄道の時刻表とその使い方を説明しています。

吊り橋は十分駅と大華駅の間にあるので、この両駅を出発する電車の時刻を把握しておけば、大体の通過時刻をもとに待機できるはずです。

十分駅から瑞芳方面に走行する列車ですが、十分駅を出発する以下の時刻表を参考に、大体3-5分後には吊り橋付近を通過します。

十分駅の時刻表(瑞芳方面)

逆に、大華駅から菁桐方面に走行する列車ですが、大華駅を出発する以下の時刻表を参考に、大体2-3分後には吊り橋付近を通過します。

大華駅の時刻表(菁桐方面)

平溪線は単線ですが、十分駅で行き違いができるようになっています。そのため、同時間帯に行き交う列車の吊り橋の通過順は、大華→十分が先、十分→大華が後になります。

通常十分駅で行き違いの待ち合わせをするので、20分ほどの間に上下線が通過する様子を見られるはずです。時間に余裕がある方は、吊り橋付近で通過する様子を待ってみてくださいね。


この記事を書いた人

飛行機や鉄道を使って日本・世界中を旅する30代会社員。ラグジュアリーホテルや飛行機のレビュー、主に台湾方面のまとめ記事を書いています。お問い合わせは日本語・英語・中国語でお気軽にどうぞ!

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