【2024年最新】NZeTAの申請方法を日本語で解説

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ニュージーランド
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ニュージーランドに観光で訪問する際にはNZeTA(ニュージータ)という電子渡航認証事前に取得する必要があります。よくビザ(査証とも言う)の取得とごっちゃになっている人がいますがこれは別物です。

この記事では、観光でニュージーランドを訪問する際に必要な手続きの概要と申請方法、必要なお金について解説します。ワーキングホリデーとして働きにニュージーランドに行くような場合は別の手続きが必要なのでご注意ください。

この記事でわかること
– 観光でニュージーランドを訪問する時に必要なNZeTAが何かがわかる
– NZeTAの申請方法がわかる
– NZeTAの申請料金がわかる

※この記事は申請に関する実際の体験情報をまとめたページです。最新の申請内容やルールは必ず公式サイトを確認して手続きを進めてください。

お隣のオーストラリアと併せて旅行する方も多いと思います。オーストラリアは別でETASと取得が必要です(泣)。オーストラリアをトランジットで利用する際もETASが必要です。申請手順はこちら↓

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NZeTAとは何か

NZeTA(読み:ニュージータ)とは、ニュージーランドへ渡航する際に必要な電子渡航認証のことです。対象者がNZeTAを取得することで、ニュージーランドへ入国またはトランジッドできるようになります。

NZeTAはビザの代わり

NZeTAの話をする前にビザの話をしたいと思います。海外旅行に行く際にパスポートは必須ですが、ビザは聞き馴染みがない方も居るかもしれません。特に観光目的でのビザが不要な国が多い東南アジアやヨーロッパ方面へしか旅行したことがない方にとって、ビザが何なのか不明な方もいるかと思います。

パスポート:自国が発行する世界共通の身分証。パスポートがあっても入国許可されているわけではない。
ビザ(査証):渡航先の国が発行する入国許可証。
*わかりやすくするために表現は簡単にしています。

なので、パスポートだけ持っていても渡航先の国は入国を許してくれているわけではないのです。国によっては特別なにかを申請しなくても(=ビザ)入国審査でパスポートを提示さえすれば入国できるのですが(ビザが免除されている)、世界にはそうではない国があります。また、観光目的であればビザ無しで入国できても、目的が変わればビザが必要になったりします(例:就労目的)。

ただ、観光目的の場合、多くの国は一定の条件下で観光ビザを免除しています(ビザ免除プログラム、Visa Waiver Programなどと呼ばれる)。ニュージーランドも観光ビザ免除プログラムを提供しており、日本国パスポート保持者は免除対象です。詳しくはこちら

免除プログラム対象外の人は、Visitor Visaで観光ビザを取得する必要があり、NZ$211以上の費用とおよそ33日の申請時間が必要になるようです。基本的にビザは目的に関係なく申請にはかなり時間と費用を要するものと言われています。

話を戻すと、日本国パスポート保持者であれば上記観光ビザは不要(免除される)ですが、代わりに簡素化されたNZeTAと呼ばれる電子渡航認証を事前に取得する必要があります。忘れるとそもそも飛行機に乗れない場合があるとも言われているので、早めに申請するようにしましょう。

NZeTAのおさらい
– 日本国パスポートを持っている人は観光ビザの代わりに取得が必要
– NZeTAがないと入国どころか飛行機にも乗れない可能性がある
– 90日までの滞在に有効、2年間使用可、申請に最大72時間かかる
– 申請費用はNZ$17(アプリ)またはNZ$23(WEBサイト)で別途国際観光税NZ$35がかかる

観光での入国だけでなく、トランジットでも必要?

ニュージーランドの観光ビザの代わりになるNZeTAは観光目的とした入国だけでなく、トランジット利用時も事前申請が必要です。参考情報

NZeTAの申請方法

NZeTAの申請方法は2通り、専用アプリからの申し込みと専用WEBサイトからの申し込みがあり、違いは申請料金にあります。

NZeTA申請費用
NZeTA専用スマホアプリ・・・NZ$17/人
NZeTA専用WEBサイト・・・NZ$23/人
*2023年12月現在

専用のスマホアプリのほうがNZ$6も安いので、どちらの環境もある方はスマホアプリがおすすめです。以下の申請方法手順解説ではスマホアプリの画面キャプチャを用いて説明していきます。

この申請と同時に国際観光税の支払いが必要で、上記と合算で請求されます。

国際観光税 (International Visitor Conservation and Tourism Levy(IVL))
NZ$35/人
*ニュージーランドへ入国する場合のみで、トランジットだけの場合は国際観光税は請求されません。下段の申請プロセスにて入国かトランジットか聞かれる箇所があるので、そこで正しく申請してください。

なので、専用スマホアプリの場合は合算でNZ$52/人、専用WEBサイトの場合は合算でNZ$58となります。

この手の申請手続きに関しては申請代行をしている業者もあるようですが(別途手数料を取っている)、本当に信頼できる会社なのか、十分に確認してから利用するようにしましょう。もっともこの記事を読めばわかりますが、手続きはそこまで難しくないので自力でできると思いますが。

手続きを開始する前に、必要な物を手元に用意しておきましょう。

申請時に必要なもの
– 有効なパスポート(家族やグループ旅行の場合は一括申請可能)
– 写真撮影に適した格好と場所(アプリ内で自身を撮影します)
– 有効なクレジットカード(VISA、Mastercard、AMEXのみ)*JCB不可
– メールアドレス

NZeTA申請方法(専用アプリの場合)
  • STEP1
    専用アプリダウンロードページを開く

    Apple StoreまたはGoogle Play Storeからそれぞれ専用アプリをダウンロードします。それぞれのStoreで直接「NZeTA」と検索しても見つかります。専用WEBサイトから申し込む場合はこちらです。
    *こちらの外務省該当ページにもNZeTAの専用アプリやこちら専用サイトのリンクが記載されています。
    *ニュージーランド移民局(New Zealand Immigration)の公式サイトに直接行ってもOKです。

  • STEP2
    スマホにアプリをダウンロードする

    Storeのレビューを読むと使えないという口コミが結構あるのですが、比較的昔のコメントが多く、最近アップデートがあったからか現在は特に問題なく手続きはできるようです。
    心配な方は、NZ$6高くても専用WEBサイトで申し込む方法もあります。

    Apple Storeの例
  • STEP3
    アプリを開き導入文を読む

    アプリを起動すると、申請に関する概要が記載されているので確認します。全て英語ですが、記載内容は主に以下になります。

    申請時に必要なもの
    – 有効なパスポート(家族やグループ旅行の場合は一括申請可能)
    – 写真撮影に適した格好と場所(アプリ内で自身を撮影します)
    – 有効なクレジットカード(VISA、Mastercard、AMEXのみ)*JCB不可
    – メールアドレス


    確認したら「Begin」(開始)をタップし、Privacy and terms of use(個人情報に関する断りと利用規約)の「Agree」(同意)をタップします。

  • STEP4
    パスポートを読み込む

    パスポートの読み込み方の解説が最初にありますので、手順を確認します。
    「We will now scan your passport. Open the photo page and line it up as shown in the diagram.」(これからパスポートをスキャンします。写真ページを開き、図のように配置してください。)
    「Already have an NZeTA? Scan your passport to add it to this device.」(すでにNZeTAをお持ちであれば、パスポートをスキャンすることでお手持ちのスマホにNZeTAデータを取り込めます。)

    「Scan passport」(パスポートをスキャンする)を押すと以下のページが開きます。パスポート写真ページの下部にある文字列の部分が青いバーと重なるようにしてスキャンします。

    「Align Passport as shown below.」(下記で示すようにPassportを配置してください。)

  • STEP5
    顔写真を撮影する

    続いては登録者本人の顔写真を撮影します。サングラス、横向き、暗い、背景が単色ではない、帽子をかぶっている、既存写真の流用は不可ということが見て取れます。確認したら下部の「Take Photo」(撮影する)をタップします。

    この画面になったら、顔が赤い枠の中に入るようにスマホを動かして撮影します。特にボタンを押さなくても自動で撮影はされますので油断しないように。

  • STEP6
    個人情報を入力する

    スマホアプリの場合はパスポートスキャンにより大半の情報は自動で反映された状態となります。念の為、反映された内容が正しいか(スペルミスがないかなど)確認しましょう。

    項目意味
    Given name(s)下の名前
    Surname苗字
    Sex性別(男性はM、女性はF)
    Country/territoryパスポート発行国
    Date of birth生年月日
    Passport numberパスポート番号
    Passport expiryパスポート有効期限
    Nationality国籍
    National ID日本人の場合はマイナンバーカード番号
    *If applicable(もし有れば)とあり、入力しなくても問題ない模様
  • STEP7
    質問に回答する

    次に、いくつかの質問に回答していきます。表示される質問の英文と日本語訳は以下です。

    英文和訳補足
    Will you be staying in New Zealand?
    Yes. I will be coming to New Zealand to visit.
    No. I am a transit passenger.
    ニュージーランドに滞在する予定ですか?
     はい、滞在目的でニュージーランドに行きます。
     いいえ、トランジットのみです。
    Yes/Noを正しく選択しないと入国できません。Noの場合は国際観光税は請求されないようです。
    Are you an Australian permanent resident?あなたはオーストラリアの永住権を取得していますか?事実の通り申告してください。
    Have you ever been convicted of any offence (in any country)?あなたはこれまでに何らかの有罪判決を受けたことがありますか?(いづれかの国において)無い場合はNoを選択
    Are you currently prohibited from entering New Zealand following deportation from New Zealand in the past?過去にニュージーランドから強制送還され、現在ニュージーランドへ入国禁止となっていますか?無い場合はNoを選択
    Have you ever been deported, removed or excluded from another country (not New Zealand)?これまでに他国(ニュージーランド以外)で強制送還、国外退去、出国要請を受けたことはありますか?無い場合はNoを選択
    Will you be travelling to New Zealand for medical consultation or treatment?医療相談または治療のためにニュージーランドを訪問しますか?トランジットの場合はこの質問は省略されるようです。
    Country/territory of birth出生地日本の場合はJapanを選択
    Emailメールアドレス
  • STEP8
    同行者の手続きをする

    家族やグループで旅行する場合は、併せて申請をすることが可能です(別々でも可能)。必要な場合は「Add another traveller」(別の旅行者を追加する)を選択し、STEP4-7を再度行います。

    完了したら、「Complete & pay」(完了&支払い)から支払いへと進みます。

  • STEP9
    支払い

    支払いはクレジットカードのみが対応しており、VISA、Mastercard、AMEXのみ、JCBは不可です。

    支払いが完了すると、先ほどNot Requested(申請前)となっていたステータスがPending(処理中)に変わります。

  • STEP10
    発行

    この日は2-3分でIssued(発行)となりました。

    ホームページには72時間かかると記載がありますが、ほとんどの方はすぐに発行されているようです。ただ、ぎりぎりに申し込んで間に合わないといったトラブルにならないよう、早めに申請はするようにしましょう。

※この記事は申請に関する実際の体験情報をまとめたページです。最新の申請内容やルールは必ず公式サイトを確認して手続きを進めてください。

この記事を書いた人

飛行機や鉄道を使って日本・世界中を旅する30代会社員。ラグジュアリーホテルや飛行機のレビュー、主に台湾方面のまとめ記事を書いています。お問い合わせは日本語・英語・中国語でお気軽にどうぞ!

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