【保存版】ランタンに願いを込める、台湾十分の旅

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新北
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台北から1時間20分、台湾北部の山間に位置する町「十分」(日本語読み:ジュウフン、中国語拼音:shí fēn)。雨の街として知られ、日本人にとっては最大の観光名所である九份(日本語読み:キュウフン、中国語拼音:jiǔ fèn)とも近く、セットで回る観光客が多い場所。

台湾に行ったら、日本ではできない何か「体験」をしてみたいもの。街歩きや食事、現地の人との交流は旅の醍醐味ですが、手を動かして何かを作ったり動かしたりする「体験」がここ十分にはあります

十分のハイライトは線路を挟むオールドストリート(通称:老街)と街中で打ち上がるランタン。この記事では、十分に何度か通う中で撮り溜めた写真を使って、十分のハイライトを紹介していきます。

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台北からローカル鉄道に揺られて1時間20分

旅の始まりは台北駅から。台北市内を観光するのであれば地下鉄がメインですが、郊外に行くとなると使うのは台湾鉄道や路線バス/高速バス。でもおすすめは鉄道の旅。山間部を走る際の車窓と線路の音は旅情を感じさせます。

台北から1時間で全く違う景色に。日本の田舎を思わせる山間にある駅

台湾鉄道に乗っていたほとんどの乗客が十分駅で下車。観光にはとても良い路線なんです。

古い駅舎が旅を盛り上げてくれる

願いを込めるのはランタンだけでは無いようです。駅舎にはすでにたくさんな願い事が。

駅のすぐそばには基隆河という川が流れていて、反対側に渡る吊り橋がかかっています。逆側から山をバックに駅舎とオールドストリート眺めてみます。

ちょっと裏路地に入れば、台湾の人々の暮らしを間近に見ることができます。

線路を中心とした老街

台湾には数多くの老街(オールドストリート)があります。昔から街を形成し賑わってきた場所は、今でも各地で人々の暮らしの中心的役割を担っています。十分が特別なのは、線路を取り込んだ老街であること。タイの線路市場を思い出すような風情ある老街が広がります。

1階は商店だが2階はよく見ると人が住んでいるみたいだ

もちろん線路を歩いたってOK。日本ではなかなかできない経験が十分にはあります。

電車が近づくと、街全体が一体となって片付けを開始します。

徐々に近づく列車をじっと待つのもこの度の醍醐味。

すれすれを通過していく列車。こんな経験なかなかできません。

ランタン飛ばし

思いを込めるランタン飛ばしはお店探しから。といっても両側にたくさんのランタンショップがあるので、迷うことはありません。日本語が達者な台湾人達と会話を楽しんで。

願い事によって色を使い分けます。

願い事を書いたらいよいよ打ち上げ。線路の中央に立って準備しましょう。

スタッフが火をつけたら記念写真を撮って、いちにのさーん!

空高く飛んでいけ〜

夜のランタンフェスティバルは神秘的

年に一度、1〜2月ごろに開催されるランタンフェスティバルでは、大量のランタンが夜空に打ち上がる神秘的な瞬間を目にすることができます。

フェスティバル参加券のために朝から並んで手にした夜のランタン

会場の合図にあわせて一斉にランタンを打ち上げます。

だんだん空へと消えていくランタン。天へと昇って願いを叶えてくれることでしょう。

アクセス

台北駅から瑞芳駅まで台湾鉄道で45分。瑞芳駅から十分駅まで平渓線で35分ほど。

この記事を書いた人

飛行機や鉄道を使って日本・世界中を旅する30代会社員。ラグジュアリーホテルや飛行機のレビュー、主に台湾方面のまとめ記事を書いています。お問い合わせは日本語・英語・中国語でお気軽にどうぞ!

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