台北郊外の烏來(ウーライ)のまわり方と観光地まとめ

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新北
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台北市内から1時間30分ほどの場所にある烏來(ウーライ)は、台北市のお隣新北市の最南端に位置しています。

山々に囲まれた大自然の中にある烏來は古くから温泉資源に恵まれ、四季を問わず多くの台湾人が旅行に訪れます。

烏來はタイヤル語で温泉を意味する言葉から来ています。日本統治時代には「屈尺番」と呼ばれたそう。

台湾の原住民の一つであるタイヤル族は長年ここで生活しており、烏來ではさまざまなタイヤル文化を見たり学んだりすることができるほか、日本統治時代に作られたトロッコ列車に乗車したり、台湾有数の温泉地で温泉を楽しんだりすることもできます。

この記事では山奥の歴史ある街「烏來」のまわり方とメイン観光地をまとめます。

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烏來へのアクセス

新北市にある烏來へは、お隣の台北市内から路線バス849で行くこととなります。詳しい行き方と時刻表はこちらの記事からどうぞ!

烏來のまわり方

烏來のまわり方ですが、台北(下記の地図の北側に台北市はあります)から烏來へと繋がる路線バスは烏來の街の中には入りません。バスはひたすら南下し、街の入口にある烏來總站というバスターミナルが終点になるので、ここが烏來観光のスタートとなります。

烏來總站(バスターミナル)は川沿いにある大きな駐車場の一角にあります。少し手前には烏來吊橋があるので、行き帰りのどちらかで立ち寄っても良いですね。

少し歩いたところに烏來老街があり、ここでご飯を食べたりタイヤル族の文化を学ぶ施設を訪問したりできます。

ここから先、大通りは温泉旅館が立ち並ぶエリアで、宿泊客でなくても日帰り利用ができる温泉宿もあります。

烏來老街を抜けて南勢渓(河川)を渡った先に烏來トロッコの駅があります。そこから片道10分のトロッコ列車に乗り、終点の駅がある小さな集落には食事ができるレストランやお土産屋さん、烏來瀑布や山の上にあるレジャー施設の雲仙樂園へ続く専用ケーブルカー乗り場があります。

烏來の観光地

烏來吊橋

烏來のバス停や駐車場の手前にある烏來を代表する観光スポット。烏來を流れる南勢溪にかかる長さ105mの吊り橋は、高さ3階相当の階段を登ってようやく辿り着く高さ。橋からは烏來の街並みを一望できます。

台北駅から新店客運849バスでバス停「烏來總站」まで1時間30分。
烏來總站から徒歩1分。

烏來遊客中心

烏來のビジターセンターは、バス停から少し歩いたところにあります。ここで最新の情報やパンフレットを入手して街歩きを始めましょう。

バス停「烏來總站」から徒歩2分

烏來老街

烏來の集落の入口にあるオールドストリート。烏來を訪れる観光客が必ず通るメインストリートです。

バス停「烏來總站」から徒歩6分

烏來温泉

烏來の地名は、原住民のタイヤル族の言葉でwulai=温泉から来ており、古くから温泉の街として栄えてきたことを表しています。入浴後には肌が白く柔らかくなることから美人湯とも言われる烏來温泉にはたくさんの温泉旅館や高級ホテルが連なっています。

バス停「烏來總站」から徒歩6分、烏來老街周辺。

烏來泰雅民族博物館

烏來老街の入口付近にある3階建てのタイヤル民族に関する博物館。敵視から伝統文化、生活風習や宗教と祭典行事まで、この土地の成り立ちやタイヤル族の歴史や文化を学ぶことができます。

タイヤル族にとって重要な儀式とされている入れ墨についての展示は2階で行われており、狩猟と機織りの技術を習得した男女のみが入れ墨と結婚の資格を与えられていた歴史を理解することができます。

バス停「烏來總站」から徒歩6分、烏來老街入口付近。

烏來台車(烏來トロッコ列車)

烏來トロッコ列車は、烏來老街を抜けた付近にある烏來駅から1.5km先にある瀑布駅までを約10分で結びます。

元々は日本統治時代の1928年に木材の運搬を行うために作られました。当時も観光客送迎を兼ねていたそうですが、1963年以降は観光用途でのみ使われています。

バス停「烏來總站」から徒歩15分

烏來瀑布

トロッコ列車の瀑布駅すぐにある、南勢溪へと落ちる大きな滝。対岸にビュースポットが設けられており、迫力ある滝の全景を見ることができます。

トロッコ列車「瀑布」駅から徒歩1分

烏來ロープウェイ(烏來空中纜車)

レジャー施設の雲仙樂園(雲仙楽園)に行くために建築されたロープウェイ。台湾初のロープウェイとして1967年に開業。雲仙楽園に行く際には南勢溪と烏來瀑布を超えて行くため、地上からは見られない貴重な景色を堪能することができるロープウェイです。

トロッコ列車「瀑布」駅から徒歩3分

雲仙樂園

烏來の山の中にあるレジャー施設で、ロープウェイで登った先にあります。大自然の中の植物や動物鑑賞を楽しめるほか、子供向けの遊具や小さな動物園も併設しています。

烏來ロープウェイ下車すぐ

烏来林業生活館

烏來のトロッコ切符売り場のすぐそばにある博物館で、烏來の林業の発展に関する歴史を展示しています。火曜日は休館日なので注意。

トロッコ列車「瀑布」駅から徒歩1分

內洞森林遊樂區

1,000ヘクタールもある内洞森林遊楽区には、有名な内洞瀑布(信賢瀑布)」という特殊な三層の滝があります。

バス停「烏來總站」から車で15分
*公共交通機関はありません

桶後溪

台北地区の水源地でもある桶後溪。観光客は事前に入山申請をする必要があるほか、林道を車で進む必要があり、難易度は高いとされています。台湾10大野鳥観察スポットとしても知られ、数十種類の鳥類が生息。美しい渓谷の様子は、映画「賽德克、巴萊」のロケ地にも選ばれています。

バス停「烏來總站」から車で45分
*公共交通機関はありません

この記事を書いた人

飛行機や鉄道を使って日本・世界中を旅する30代会社員。ラグジュアリーホテルや飛行機のレビュー、主に台湾方面のまとめ記事を書いています。お問い合わせは日本語・英語・中国語でお気軽にどうぞ!

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