【2024年更新】ZIPAIR 成田-仁川線 ZG043に搭乗、チェックイン・ラウンジ・機内の様子をブログレビュー解説

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フライト
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韓国に行く用事があったので、成田ー仁川(インチョン)間をZIPAIR(ジップエア)で移動しました。コロナ禍でデビューしたZIPAIRはまだまだ情報が少なく、事前に色々調べるのに苦労したので、今回経験したことをまとめておきたいと思います。

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ZIPAIRとは

ZIPAIR(ジップエア)は日本の格安航空会社(LCC)であり、日本航空(JAL)の完全子会社です。コロナ禍の2020年に運行を開始しています。LCCは機内食や無料の預け手荷物を有償化したり、機材が小さく(シートピッチが狭く)モニターもない、とにかく安価に移動できれば十分という方に向いていると言われていて、聞いたことのない会社が運営している場合も多いので、ちょっと不安に思う方もいるかもしれません。

しかし、ZIPAIRはご存知JALの子会社が運営しているLCCなので、安心できるブランド感じる方が多いのではないでしょうか。また、サービス自体は徹底的に削ぎ落として安く提供できる工夫を凝らしていますが、客室乗務員含むスタッフのクオリティはとても高く、さすがJALの子会社だけあるなと感じさせられました

では、今回実際に搭乗したZG043 成田ー仁川間の様子を、チェックインから順に写真と共に解説していきます。ZIPAIRを実際に選ぼうか迷っている人は参考にしてみてください。

成田空港のチェックインは第1ターミナル

成田空港にはターミナルが3つありますが、ZIPAIRは第1ターミナルを使用しています。まだ新しい航空会社であるため、各種掲示板やサイトに反映されていない場合が多いのですが、ZIPAIR公式サイトにも記載があります。

ZIPAIRはLCCなので、LCC専用ターミナルの第3ターミナルかと思っていたんですが、第1ターミナルというのは嬉しいですね。第1ターミナルであれば駅からの移動距離も少なくて済みますし、各種ラウンジも豊富なので搭乗までの時間を有意義に使うことができます😄

チェックインカウンターは北ウイングC

今回成田ー仁川線を利用した際のチェックインカウンターは北ウイングCでした。基本的に路線によってカウンターが変わることはないので、北ウイングカウンターCの想定で成田空港内を移動するといいと思います。ただし、変更になることもあるので当日空港で掲示を確認するようにはしましょう。

なお、搭乗便の出発予定時刻1時間前までに搭乗手続きを行わないと搭乗できないので注意してください。

ちなみに、カウンターCは北ウイングの中でもど真ん中に位置しており、駅のホームからエスカレーターなどで上がった際に一番近くにあるカウンターであり、出国ゲートにも一番違い恵まれた位置になります。

チェックインは自動チェックイン機が基本

2023年4月現在、スマホ上で完結する「オートチェックイン」は休止しています。これは、コロナ対応による各種証明書等の確認を有人で行う必要があるからです。

北ウイングカウンターCに到着すると、自動チェックイン機へと通されました。まずはこちらの機械で手続きをすることとなります。パスポートをかざせばすぐに終わる内容ですが、人によっては機械発券ができず、有人チェックインカウンターへ案内される場合があるようです。今回の私はまさにそうでした(想定できる理由は後述)。

自動チェックイン機で問題なくチェックインができ、受託手荷物が無い方はそのまま出国審査へと向かいます。自動チェックイン機でチェックインができない方と、受託手荷物がある方は有人チェックインカウンターへと向かいます。

今回は成田ー仁川線であったため、2023年4月現在韓国入国時に必要なQ-CODE(キューコード)の登録有無について確認されました(実際に登録情報を見せるところまでは実施なし)。

次に行われたのが、機内持込手荷物及び受託手荷物に関する重量確認です。受託手荷物の重さを測るのはどの航空会社でも同じですが、機内持込手荷物も規定の範囲かを確認するのはLCCならではかもしれません。

LCCは、とにかく飛行機代を安くしたい人々が多く利用するので、有料の受託手荷物サービスを使わない人が多いんです。そうすると手荷物が多くなってくるので、基準以下で収めているかチェックが厳しくなってくるんです。ZIPAIRの荷物に関する規定は以下になります。

機内持込手荷物及び受託手荷物に関する重量制限

機内持込手荷物の制限
-規定サイズ(1個目:40×25×55㎝、2個目:35×25×45㎝)を満たす合計2個まで
-重さは7㎏までが無料(追加料金支払いで上限は合計12㎏まで)
-出発の24時間前までご購入可能

出典:ZIPAIR公式ホームページ

なお、手荷物の追加料金(追加5kg分)は成田ー仁川間は2,000円です。

今回、スーツケースとショルダーバッグの両方をきっちり計算されたので、オーバーしそうな人は気をつけましょう。

受託手荷物の制限
-規定サイズ(3辺の和が203㎝以下)を満たす合計5個まで
-重さは1個あたり14kg、23㎏もしくは32㎏までとなり、料金がそれぞれ異なる
-空港で購入すると受託手荷物料金以外に事務手数料がかかる

受託手荷物の場合は重さによって3,000円、4,000円、5,000円の追加料金がそれぞれかかります。

SIMカードの無料配布

予約時には特にサイト上で案内がありませんでしたが、搭乗日数日前にメールでSIMカード無料配布に関するメールを受信しました。ソウル行きご利用の方限定でJAL Global SIMプレゼントのキャンペーンを2022年12月1日以降開催中なようです。

チェックインカウンターで、アジア圏1日分チャージ済みのJAL Global SIMをいただくことができるので、希望する場合はスタッフに確認しましょう。なお、このキャンペーンは、予告なく変更または終了する場合があるようです。

成田空港ラウンジ利用券

航空券予約の際に、座席指定や機内食などの有料メニューを選択する画面があり、選択肢の1つに成田空港のラウンジ利用券というものがあります。

利用可能なのはTraveLoungeというラウンジで、第1ターミナル出国審査後にあります。比較的新しいラウンジで、ZIPAIR利用の場合はラウンジ利用券+アルコールorデザート一品のチケットを通常よりもお得な1,600円で購入することができます。

今回は、事前にZIPAIR公式サイトでラウンジ利用券を申し込んでおいたので、空港チェックインカウンターで以下のラウンジクーポンをいただきました。これをTraveLoungeの受付で提示し入室、中でアルコールまたはデザート1品と交換するということになります。

※この券を受け取る必要があるため、自動チェックイン機ではなく有人カウンターに通されたと見ています。

ラウンジの詳細は以下の記事にまとめています。

座席指定

事前に座席指定をする場合は全て有料になります。当日空港での座席指定や変更はできないようなのでご注意ください。以下のように座席によって指定に必要な金額が異なります。

今回利用してみて分かったのですが、事前の座席指定は出発24時間前までしかできません。24時間を切ると自動で座席を割り当てられ、予約確認画面に座席が表示されるようになります。つまり、空港で座席を変更することができなくなると思われます。なので、友人と隣同士になりたい場合は、少なくとも一緒に予約しましょう。でないと、システム上では2つの異なる予約を紐づける術がないため、高い確率で離れ離れになるでしょう。

アップグレード

この日は事前にサイトを見てみたところ、フルフラットシートが1席しか売れていなかったので、当日アップグレード可能かと思っていました。確認したところ、成田ー仁川線でのエコノミーからフルフラットへのアップグレードは事前/空港に関係なく実施していないとのことでした。私はJALダイヤモンド会員ですが、子会社という関係とはいえ特に優遇されるわけでもありません。

搭乗

この日は27番ゲートからの搭乗。11:10発のフライトでしたが10:40には搭乗開始となっていました。最初に窓側AとK席から搭乗し、最後に全員が搭乗する流れです。

タラップは2つに分岐していて、フルフラットシート利用者とそれ以外の普通席利用者に分かれます。

機内ではウェルカムソングのDEPAPEPE「GUILTY」(アルバムSeekに収録)が流れていました。アコギの曲でこれからの出発を歓迎してくれます。

座席の様子

機材はボーイングB787-8、3-3-3の座席配列です。ソウルまでは2時間30分ほどなので、LCCらしく安いスタンダード席(エコノミー)を選択しましたが、フルフラットでも片道3万円台で行けるレベルの安さです。

座席は黒で統一されたシックな雰囲気が特徴。

窓側3席(ABC)

中央も3席構造になっています。

座席の上には荷物棚もあるので、手荷として持ち込んだスーツケースなどは上にあげておきましょう。

ヘッドレスト部分にはZIPAIRの文字が入っており、全体的に大人な雰囲気を感じました。

LCCですからモニターはありません(ただし、無料Wi-Fi経由でZIPAIRが提供するコンテンツをスマホで楽しむことが可能です)。ちょっと寂しい感じもしますが、これでコストが抑えられるなら全然問題ありません😄

メインのテーブル(食事など用)のほかに、タブレットホルダーと呼ばれる滑り止め付きの小さいテーブルがあります。iPadなどをお持ちであれば、ここに立てかけてフライト時間にコンテンツを楽しむことができますね。

充電ポートとUSBポートは、ともにテーブルのすぐ下あたりに設置されており、使い勝手が良かったです。他の航空会社では充電ポートは座席の下にあり、かつ隣の座席との間にある場合が多いので、正直使いにくいと感じていました。ZIPAIRならそんな問題を解決してくれそうです。

機内サービス

ZIPAIRでは機内でのサービスを有料/無料で分けて提供しています。

食事・アメニティ

ZIPAIRの機内食は全て有料です。事前予約も可能ですし、当日機内でQRコードから販売サイトにアクセスして予約することも可能です。例えば以下のようなメニューを扱っています。

アメニティも全て有料になっています。

無料Wi-Fi

ZIPAIRで一番嬉しい特典はこの無料Wi-Fiじゃないでしょうか。他のLCCには無いサービスですし(有料でも無いですね)、JALなどでも有料での提供になっているので、このサービスは他社との差別化に大きく貢献していると思います。

速度も十分で、上空でYoutubeを見てもそこまでストレスには感じませんでした😃

コンテンツ

機内販売や機内食・アメニティの注文はZIPAIRの機内専用サイトにQRコードからアクセスする形になります。それ以外にもいくつかの動画コンテンツもあります。

私が一番嬉しかったのはフライトマップ。自分が今どこにいるのかを正確に示してくれるマップだったので、しょっちゅう見ていました。

韓国入国資料配布

韓国に入国する際には、Q-CODE(キューコード)以外に入国申請書と携行品申告書を記入する必要があります。後者2つはどちらも機内で配布するので忘れずにもらいましょう。ペンは客室乗務員に借りました。

いかがでしたか?ZIPAIR利用の様子をイメージできれば嬉しいです。韓国へ行く際は無料Wi-Fi付きLCCのZIPAIRで楽しいフライトを✈️

この記事を書いた人

飛行機や鉄道を使って日本・世界中を旅する30代会社員。ラグジュアリーホテルや飛行機のレビュー、主に台湾方面のまとめ記事を書いています。お問い合わせは日本語・英語・中国語でお気軽にどうぞ!

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