台湾の玄関口の1つである桃園国際空港(桃園空港)の第1ターミナルおよび第2ターミナルに合計4ヶ所あるPlaza Premium Lounge(プラザ プレミアム ラウンジ)。アメックスセンチュリオン(いわゆるブラックカード)とプラチナの会員が利用できるラウンジとして広く知られていますが、そのほかJAL上級会員で当日JALを利用する人も利用可能になっています。
(2024年1月現在)JALラウンジの代替としてはチャイナエアライン ラウンジ (梅苑)が案内されています。
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プラザプレミアムラウンジとは何か
世界中の空港でサービスを展開するPlaza Premium Lounge(プラザ プレミアム ラウンジ)は、俗にいうラウンジの代表格である航空会社ラウンジ(自社の飛行機を利用する上級会員等限定で提供されるラウンジ)のような枠組みではなく、有償でラウンジサービスを提供するものになります。
日本でよくあるゴールドカードに付帯するカードラウンジとは一線を画する上質な空間、食事やお酒、シャワールームなどの提供は、ビジネスマンや優雅な旅行を楽しみたい方にピッタリ。搭乗クラスに関係なく利用可能なので、飛行機はエコノミークラスだけど、空港での時間は優雅に過ごしたいといった方も利用可能です。
JAL上級会員がプラザプレミアムラウンジを使える
元々JAL利用者はJAL桃園空港ラウンジという専用ラウンジを使っていたのですが、コロナ禍で閉鎖しており、こちらに案内されることになっています(2023年8月現在)。
実際には2つ選択肢を与えられており、ORIENTAL CLUB LOUNGE(オリエンタルクラブラウンジ)またはPlaza Premium Lounge (プラザプレミアムラウンジ)が利用可能です。
(2024年1月現在)JALラウンジの代替としてはチャイナエアライン ラウンジ (梅苑)が案内されています。
JAL桃園空港ラウンジの最新の様子はこちらからどうぞ!
オリエンタルクラブラウンジの様子は以下からどうぞ!
プライオリティパス保持者は利用可能か
ネット記事を読むと、プライオリティパスでプラザプレミアムラウンジが利用可能という記事がたくさん出てきますが、これは現在は間違いです。
過去にはプライオリティパス保持者であればPlaza Premium Lounge (プラザプレミアムラウンジ)も利用可能でしたが、2021年7月から利用不可となってしまいました。プライオリティパス保持者はORIENTAL CLUB LOUNGE(オリエンタル クラブ ラウンジ)を使うこととなります。
(2023年7月15日更新)読者の方からの口コミで、2023年7月15日現在、プラザプレミアムラウンジはプライオリティパスで利用可能になっているそうです。プライオリティパスの公式サイトも更新されていました。
桃園国際空港 Plaza Premium Lounge 基本情報
場所 | 桃園国際空港 Plaza Premium Lounge |
営業時間 | 第1ターミナル Zone D 毎日 午前5時〜午後10時 第2ターミナル Zone A 毎日 午前5時〜午後11時 |
利用対象者 | <カード会員> プライオリティパス ダイナースクラブカード アメックスセンチュリオン及びプラチナ会員 等 <一般利用> 1,500台湾ドル/2時間(2023年8月 1台湾ドル=4.43円換算で6,645円) JMBダイヤモンド・JGCプレミア、JMBサファイヤとJGC会員 ファーストクラス、ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス、エコノミークラス(Flex Y運賃)利用者 (2024年1月現在)JALラウンジの代替としてはチャイナエアライン ラウンジ (梅苑)が案内されています。 |
アクセス | 第1ターミナル Plaza Premium Lounge Zone C:出国審査後、4階へ Plaza Premium Lounge Zone D:出国審査後、4階へ 第2ターミナル Plaza Premium Lounge Zone A:出国審査後、4階へ Plaza Premium Lounge Zone A1:出国審査後、4階へ (コロナで閉鎖中) |
桃園国際空港 Plaza Premium Loungeで体験できる代表的な項目
・無料の食事提供
・無料のアルコール提供
・専用Wi-Fi(無料)
・電源(USBタイプもあり、無料)
・ラウンジ利用者専用トイレの利用
・新聞/雑誌
・シャワー(有料)
・上質な空間で過ごす待ち時間
桃園国際空港 Plaza Premium Lounge Zone A 入口
第2ターミナル保安検査及び出国審査を通過すると、左右どちらに進んでも4階に上がるエレベーターがありますので、そこからラウンジへと向かいます。
そのままエスカレーターを上がります。
4階にはプラザプレミアムラウンジ以外にもエバー航空やオリエンタルクラブラウンジ、その他お店がありますので、この地図を参考に迷わずに向かいましょう。桃園国際空港 Plaza Premium Lounge Zone Aはマップ17番の場所です。なお、22番はPlaza Premium Lounge Zone A1というもう1つのラウンジですが、コロナ禍で閉鎖中です。
プラザプレミアムラウンジ Zone Aの入り口に来ました。ここで受付を済ませて中へと入っていきます。
受付で必要書類を提出するのですが、以下のルールになっていました。
プラザプレミアムラウンジ受付で提出する書類
<全員共通>
-パスポート
-当日の搭乗券
上記に追加して、
<カード会員>
-プライオリティパス
アメックス対象カードなどの提示
<一般利用者>
利用料金の支払い<JAL便搭乗のJAL上級会員>
–チェックイン時に配布されるラウンジ引換券
(2024年1月現在)JALラウンジの代替としてはチャイナエアライン ラウンジ (梅苑)が案内されています。
となります。
これ、JAL便搭乗のJAL上級会員にとっては航空会社ラウンジを利用する場合と条件が異なるので混乱するのですが、下記のチェックイン時に配布されるラウンジ引換券が必要になります(回収されました=つまり、チェックイン時に案内される「Plaza Premium Lounge」と「Oriental Club Lounge」の利用についてはどちらか1つしか叶わないようです)。JAL上級会員ステータスで利用する場合は同行者1名までOKのようですが、搭乗クラス別での利用の場合は本人しか利用ができないようです(参考:JAL公式サイト)。
JAL桃園空港ラウンジと異なり、JMBやJGCの会員証提示、ワンワールドステータス提示では入れないようですのでお気をつけください。
なお、記述の通り、現在はプライオリティパスでの利用は対象外となっていますのでご注意ください。
(2023年7月15日更新)読者の方からの口コミで、2023年7月15日現在、プラザプレミアムラウンジはプライオリティパスで利用可能になっているそうです。プライオリティパスの公式サイトも更新されていました。
桃園国際空港 プラザプレミアムラウンジ Zone A 設備
エントランス
受付を済ませたらこちらのエントランスからラウンジ内への進んでいきます。この日は中の席が比較的空いており、外の席を利用する方はいませんでした。
食事エリア
入り口を入ると、最初に目にするのが食事エリア。キッチンが右手にあり、中央にテーブル等の食事スペース、左奥にはミール類が並べられていました。台湾ビールのサーバーもありましたよ!
食事スペースは、ソファーのエリアとダイニングテーブルのエリアに分かれています。全体的に、もう1つのラウンジであるオリエンタルクラブラウンジと比較するとこじんまりとした印象です。
食事は自分で取るビュッフェスタイルが中心ですが、いくつかは厨房に注文することで出来立てをいただくことができる仕組みです。
サラダバーは最低限のものが置かれている印象です。
パンやちょっとした軽食はこちら。お酒のおつまみにもいいですね。
ワインバーは、このようなおしゃれな台に積まれていました。
厨房に注文するといただける料理はこちら。
ラウンジエリア
入り口付近の食事エリアより奥に進むとラウンジエリアがあります。ここでは柔らかめのソファー席が連なっており、談笑したり軽くお酒を飲んだりしている人がいました。
VIPルーム
プラザプレミアムラウンジには、VIPルーム(スペース)が設けられていました。
シャワー
ラウンジ一番奥にはシャワールームもあります。
宿泊エリア
特徴的なのは宿泊スペースがある点だと思います。長時間のトランジットのようなケースでは重宝できそうですね。