海外旅行の際にほとんどの国で記入が求められる入国カード。台湾も例外ではなく、必ず記入の上、パスポートと併せて提出する必要があります。
入国カードは機内で配布される場合と現地イミグレーション前のカウンター設置のカードを利用する場合がありますが、どちらも旅行中にたくさんの情報を記入するのはめんどくさいですよね。
台湾では2015年からオンライン入国カードと呼ばれる事前申請方式の入国カードを採用しており、入国前までにインターネットで申請することで、旅行期間中の面倒な手続きを回避することが可能です。
早速申請方法を見ていきましょう。
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台湾オンライン入国カードの申請手順
まず、National Immigration Agencyの公式ホームページにある記入に関する注意事項ページにアクセスします。
https://niaspeedy.immigration.gov.tw/webacard/noteAction.action?language=0
画面上部の言語選択箇所で「中文/日文/韓文(中国語/日本語/韓国語の意味)」を選択すると、日本語で注意事項が表示されます。
実施対象は、日本に住む日本人であれば対象になるかと思います。
登録の注意事項ですが、
この3点はとても重要ですので、覚えておくといいと思います。
では、上記注意事項を確認したところで、早速申請ページへと進みましょう。National Immigration Agencyの公式ホームページから以下のリンクへと進みます。
https://niaspeedy.immigration.gov.tw/webacard/
すると以下のページが表示されるので、必要事項を記入しましょう。「Arrival Card STEP 1/5(入国カードステップ 1/5)」とあるように、全部で5ページに渡って入力することとなります。
英語名 | 日本語訳 | 注釈 |
English Family Name | 苗字の英語 | ローマ字で入力 |
English Given Name | 名前の英語 | 下の名前をローマ字で入力 |
Chinese Name | 中国語の氏名 | 日本人は記入不要 |
Date of Birth | 生年月日 | それぞれ選択 |
Gender | 性別 | Maleは男、Femaleは女 |
Place of Birth | 出生地 | Country(国)はJapanを選択 City/State or Province(市/都道府県)は空欄でもOK |
英語名 | 日本語訳 | 注釈 |
Nationality | 国籍 | Japanを選択 |
Passport No. | パスポート番号 | |
Visa Type | ビザタイプ | 日本人であればVisa-ExemptでOK |
Entry Permit / Visa No. | 入国許可証/ビザ番号 | 日本人は空白でOK |
英語名 | 日本語訳 | 注釈 |
Expect Arrival Flight / Vessel No. | 往路フライト、船番号 | |
Expect Arrival Date | 到着日 | |
Intended Departure Date | 出発日 | |
Intended Departure Flight / Vessel No. | 復路フライト、船番号 | |
Purpose of Visit | 訪問目的 | 観光の場合はSightseeingでOK。 |
Occupation | 仕事 | 会社員の場合は、職員/CLERK/EMPLOYEE/STAFFを選択でOK |
英語名 | 日本語訳 | 注釈 |
Home Address | 日本の住所 | Select OptionからJapanを選択 Optionに以降の住所を英語で記入 |
Residential Address or Hotel Name in Taiwan | 台湾における滞在地住所またはホテル名 | 友人宅やAirbnbのようなサービスを利用する場合(ホテル名がない場合)はResidential Addressを選択して、住所を入力 ホテルに宿泊する場合はHotel Nameを選択し、都市を指定した上でホテル名を入力 |
英語名 | 日本語訳 | 注釈 |
Cell Phone Number | 携帯電話番号 | 日本の番号を入力 |
Email Address | メールアドレス | |
Verification Code | 認証コード | すぐ横に数字が表示されているので、それを入力 |
完了すると、以下のように提出が正しくされていることを知らせるページが表示されるほか、Eメールでも同様の通知が届きます。
Excelファイルから次回申請を短縮できる
上記のキャプチャに「Export File(.xls)」というボタンがあるのですが、これをダウンロードして保管しておくことで、次回以降の訪台時に同様の申請をする際、ある程度の登録事項を一括で入力してくれます(パソコン推奨)。
申請画面上部に「Import」と記されたボタンがあるので、そこからダウンロードしておいたExcelファイルを取り込みましょう。
Excelファイルに保存されている内容は自動反映されますが、フライト情報や宿泊先など、旅行の旅に代わる要素は含まれていないので、申請画面の空欄に都度入力しましょう。
みなさんも入国カードは事前にインターネットで申請して、飛行機内やイミグレーション前での時間を有意義に過ごすことができるように準備しておきましょう。
台湾入国(および出国)をスムーズにする方法に常客証の利用があります。申請がまだの方は以下のページで手続き方法を詳しく説明しています(申請は無料ですよ)。