先日栃木県日光にあるリッツカールトン日光に宿泊してきました。リッツカールトン日光といえば、マリオットボンボイ(Marriott Bonvoy)に参加するホテルの中でも最高峰のホテルの1つ。
*リッツカールトン日光は旧カテゴリー制度でカテゴリー7に分類されていました(最高ランク8)。
マリオットボンボイに加盟するホテルの中でも群を抜いて人気のリッツカールトンブランドの中でも新しいホテルであるリッツ日光。今回は、リッツカールトン日光のリバーサイドガーデンビューを予約してプラチナ特典で男体山ビューにアップグレードしてもらったので、ホテル・客室の様子とリッツ名物の朝食をブログレビューします。
また、0歳の赤ちゃんを連れて宿泊したので、その様子についても解説していきます。
この記事ではこんなことがわかります✏️
– リッツカールトン日光とはどんなホテルか
-リッツカールトン日光の客室の種類と位置や眺望
– マリオットボンボイ会員のメリット(ゴールド会員、プラチナ会員)
– 客室とホテル内施設の様子
-リッツ名物の豪華朝食
リッツカールトン日光とは
リッツカールトン大阪は2020年に開業したホテルで、日本にあるリッツカールトンブランドの中で比較的新しい部類に入るホテルです。
都道府県 | ホテル名 | 開業日 |
北海道 | 東山ニセコビレッジ・リッツ・カールトン・リザーブ | 2020年12月15日 |
栃木 | ザ・リッツ・カールトン日光 | 2020年7月15日 |
東京 | ザ・リッツ・カールトン東京 | 2007年3月30日 |
京都 | ザ・リッツ・カールトン京都 | 2014年2月7日 |
大阪 | ザ・リッツ・カールトン大阪 | 1997年5月23日 |
福岡 | ザ・リッツ・カールトン福岡 | 2023年6月21日 |
沖縄 | ザ・リッツ・カールトン沖縄 | 2012年5月28日 |
世界遺産日光に位置するホテルの中でも数少ないラグジュアリーホテルで、訪日外国人の宿泊も多く、価格が高騰しています。2025年現在は、一番スタンダードなお部屋でもオフシーズンで1泊16万円するので、宿泊するならマリオットポイント泊がいいと思います。
ホテル名 | ザ・リッツ・カールトン日光 |
住所 | 〒321-1661 栃木県日光市中宮祠2482 |
電話番号 | 0288-25-6666 |
開業日 | 2020年7月15日 |
客室数 | 94 |
マリオットボンボイ 旧カテゴリー(参考) | カテゴリー7 |
アクセス | JR日光駅および東武日光駅から東武バスで40分、またはタクシーで30分 |
リッツカールトン日光の部屋タイプ
リッツカールトン日光には複数の部屋タイプが存在しますが、すべての客室が1〜4階に位置しています。大きくはスタンダードタイプとスイートタイプです。なお、リッツカールトン日光にはクラブラウンジがありません。
リッツカールトン日光は中禅寺湖の目の前にあるので中禅寺湖ビュー(レイクビュー)がいいお部屋に見えますが、男体山ビューやリバーサイドガーデンビューも日光らしい景色が見られていいと思います。お部屋の角度は以下になります。
区分 | 部屋タイプ | 大きさ |
スタンダード | リバーサイドガーデンビュー(キング、ダブル x2) | 57平米 |
スタンダード | 男体山ビュー(マウンテンビュー)(キング、ダブル x2) | 57平米 |
スタンダード | 中禅寺湖ビュー(レイクビュー)(キング、ダブル x2) | 57平米 |
スイート | 中禅寺湖ビュー(レイクビュー)(キング) | 115平米 |
スイート | ザ・リッツ・カールトン(レイクビュー)(キング) | 51平米 |
マリオットボンボイ会員の特典は?
リッツカールトン日光の予約方法はさまざまで、JTBや一休、楽天トラベルなどでも予約が可能ですが、さまざまな特典を享受できるという点ではやはりマリオットボンボイ会員となり、マリオット公式サイトから予約するのが良いでしょう。
ゴールドエリート特典
ゴールドエリート特典
– 客室アップグレード(空室状況による)*1つ上のランク(とチェックイン時資料に明記あり)
– レイトチェックアウト(最大14時まで、空室状況による)
– 25%のボーナスポイント(エリートボーナス)
– ウェルカムギフト 500ポイント
– スパトリートメント15%割引
– ザリッツカールトンオリジナル商品10%割引
– リッツキッズ特典(0-12歳の子供2名まで)
日本料理byザリッツカールトン日光でビュッフェメニュー無料 *保護者同伴時のみ
*いづれも公式サイトからの予約に限る
ゴールドエリートとなるには通常は年間25泊する必要がありますが、1年間にそんなに宿泊しない!でもゴールドエリート特典を享受したい!という方はマリオットボンヴォイアメックスプレミアムに入会するだけでゴールドエリート資格を手に入れることができます。
プラチナエリート特典
プラチナエリート特典
– 客室アップグレード(空室状況による)*1つ上のランク(とチェックイン時資料に明記あり)
– レイトチェックアウト(最大16時まで、空室状況による)
– 50%のボーナスポイント(エリートボーナス)
– ウェルカムギフト 1,000ポイント
– スパトリートメント15%割引
– ザリッツカールトンオリジナル商品10%割引
– リッツキッズ特典(0-12歳の子供2名まで)
日本料理byザリッツカールトン日光でビュッフェメニュー無料 *保護者同伴時のみ
*いづれも公式サイトからの予約に限る
なお、リッツカールトンブランドでの朝食無料特典はありません。また、リッツカールトン日光にはクラブラウンジがありません。
ゴールドエリートでも十分にメリットを受けられますが、プラチナ会員ならさらにワクワクする特典を受けられます。
プラチナ会員になるには年間50泊する必要があり一気に現実味が薄れますが、マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードを年間400万円使うとプラチナ会員になることができます。大きな買い物を予定しているのであれば達成不可能な利用金額でもないと思います。この機会に紹介制度を利用してお得に入会してみてはいかがでしょう。ポイントを効率よく貯めることができ、ホテルステイが楽しくなりますよ!
子連れ旅を歓迎されるホテル
リッツカールトンブランドというと、大人のラグジュアリーホテルという印象がありますが、少なくともリッツカールトン日光に関しては大歓迎された印象です。赤ちゃん含む子供連れの宿泊者が大勢いました。
リッツカールトンはリッツキッズプログラムという0 -12歳を対象としたプログラムを設けています。
リッツキッズプログラム
チェックイン時に子供用のアメニティセットがもらえたり、ホテル内を探検する無料のプログラムが楽しめたりします😄
今回0歳の赤ちゃんを連れての旅行でしたが、ベビーベッド、おむつゴミ箱、ベビーバスは事前に電話で予約をしておきました(もちろん無料、数に限りあり)。ベビーベッド以外に、ベッドガードを借りることもできるようです。
ベビーベッドはアップリカのココネルでした。
紙おむつのゴミ箱はコンビ、ベビーバスはリトルプリンセスの組み立て式のものでした。
そのほかにも、哺乳瓶の消毒をルームサービスでお願いすることができます。結構至れり尽くせりですね。赤ちゃんなのでお願いしませんでしたが、マリオットボンボイ会員であれば、0–12歳は朝食(レストラン会場でビュッフェ形式のみ)が無料でつけられます。
気になる子供連れ宿泊の予約方法ですが、マリオット公式での予約の場合、大人ベッドが不要であれば宿泊人数は大人のみで予約する必要があります。その後、電話で大人ベッド不要の子供の人数を伝えればOKです。ついでに上記レンタル品も依頼しておきましょう。
エントランスからホテル内へ
リッツカールトン日光には送迎サービスがないので、自家用車かバスタクシーでのアクセスとなります。JR日光駅または東武日光駅から向かうのが通常ですが、どの方法で行くにしても有名ないろは坂を登って行くこととなります。
で、入口がすごく分かりづらいのですが、いろは坂を登り切ってさあ中禅寺湖というタイミングで急に入口が出てきます。見逃しやすく通過しやすいので地図を頭に入れておきましょう。以下の地図で一通道路のいろは坂を登ってきて(地図右下から上へ)左側にリッツカールトン日光が現れます。
エントランスで車を停めて、いざホテルの中へと入っていきます。石造りの高級感あるエントランスです。右の鐘は、出発時に鳴らしてくれるお見送り用の鐘です。
ロビー
リッツカールトン日光では、広々とした豪華なロビーで座ったままチェックインを行います。中に入ると立派なアートがお出迎え。
こちらの奥に、チェックインを行うエリアがあります。ここは通常はライブラリーとして開放している場所です。
ウェルカムドリンクとお菓子をいただきながら、滞在に関する説明を受けます。
すぐ隣にはロビーラウンジがあります。時間帯によってはこちらでチェックインの案内を受けることもあるようですが、3時ごろのチェックイン時には、アフタヌーンティーを楽しむ方々がいらしたので、こちらでの案内ではありませんでした。
また、今回は子供連れ(赤ちゃん)だったので、リッツキッズプログラムのアイテムをいただきました。右側の袋の中には、子供用のスリッパ、バススポンジ、歯ブラシ(赤ちゃんなので今回は使わず)、左側はリッツ日光で提供しているホテル内を巡るイベント用のアドベンチャーパスポートです。3つのチェックポイントを巡ると、アイスクリームが貰えます(赤ちゃんは食べられないので将来使えるおもちゃが代わりに貰えます)。
客室の様子
いよいよお部屋へと入っていきます。この日宿泊したのはスタンダードフロア・男体山ビューです。
お部屋の内装(全体)
木をたくさん使った温かみのあるお部屋。57平米もあり、手前のベッドルームと奥のリビングルーム、その奥のバルコニーまで1直線に抜けた作りです。窓が大きいので光をたくさん取り込んでくれます。
天井も美しい木で作られたデザインです。
テーブル&ウェルカムギフト
窓際のテーブルにはウェルカムギフトの栃木県産いちご「とちあいか」がありました。また、最中も絶品でしたよ。
ベッド
この日はキングベッドのお部屋を選択。ダブルだとベッドの間のスペースがもったいなく感じてしまうのですが、キングであればその他の部分を広く使うことができます。
ベッドの向かいにあるアートも素敵。
こちらのお部屋にはBOSEのBluetoothスピーカー「BOSE SOUNDLINK」がありました。お手持ちのスマホを接続して高音質の音楽を楽しむことができます。
ソファー
窓側には2-3人掛けのソファーがあります。足を伸ばしながら、男体山の絶景を楽しむことができました。
テレビ
壁掛けの大きなテレビは55~60インチ程度はあるものだと思います。
私たちはいつもAmazon Fire TVと任天堂Switchを持参して大画面で映画鑑賞やゲームを楽しんでいます。こういったものを持ち歩いていると、新しい楽しみができるので重宝しています。
机
ソファーの前に大きな丸テーブルがあり、椅子もあります。こちらでお茶をしたり名物の朝食を客室でいただいたり。滞在を通して重宝することになるでしょう。
洗面台
洗面台は2面でできており、落ち着いたトーンの色合いです。
ドライヤーは「Nobby by TESCOM プロフェッショナルプロテクトイオンヘアードライヤー NIB400A-K」。
アメニティは各種揃っており、引き出しの中に収納されています。
バスルーム
充実した浴室が窓側にあり、男体山を眺めながらバスタイムを楽しむことができます。
バスソルトはこちらのこちらの入れ物にあります(この板は浴槽の淵に固定されています)。
トイレ
お手洗いはウォシュレット付きで綺麗。清潔感ある空間でした。
クローゼット
クローゼット内にはバスローブのほか、日光らしく浴衣類と大浴場(温泉)に行く際に使える巾着袋があります。
ランドリーサービスを利用することもできるようです。シューポリッシュも引き出し内に収納されています。ヨガマットも客室内にありました(無料のヨガプログラムがあるので)。
このスリッパはとってもふわふわして履き心地の良いものでした。
お部屋の設備
お部屋の中には飲食に使う食器類、電気ケトルやコーヒーメーカーがあります。
電気ケトルなどで使用する水はペットボトルで2本備え付けられていました。ターンダウン時に補充されました。
飲み物はソフトドリンクやアルコール。スナック類も充実(全て有料です)。
食器がすごくおしゃれなのが嬉しいポイント。日本茶用もあります。ビールグラスはありませんが、ルームサービスで無料で運んでいただけました。それからTWGの紅茶が無料でいただけます。
ターンダウンサービス
夕方外出している間にターンダウンサービスをリクエストしました。
ベッドメイキングだけでなく、おつまみのサービスもありました。ターンダウンでここまでしてくれるホテルはほとんど見たことがありませんね。
ターンダウンサービスではありませんが、部屋には上下分離型のパジャマがなかったので、ルームサービスでお借りしました(無料です)。
部屋からの眺望
男体山ビューということもあって、日光の名所男体山を真正面に望むことができました。特にこのお部屋は4階なので木々に邪魔されることもなく素晴らしい景色でした。
バルコニー自体とても広く作られており、日本庭園を彷彿とさせる造りも施されています。角度を変えると中禅寺湖を確認することもできました。
温泉
リッツカールトン日光の名物は大浴場(温泉)です。他のリッツブランドホテルでは見られない特徴です、日光湯元温泉から湯を引いているとのこと。温泉は1階に位置しており、室内と露天の両方があります。
温泉利用時間
5:30 – 12:00 / 14:00 – 23:00 (12:00 – 14:00は清掃時間)
客室内の浴衣や下駄、風呂敷バッグを使って温泉気分を楽しみましょう。
露天風呂では、冬は雪見風呂が楽しめます。
お風呂上がりには、湯上がり処でクールダウンしてみてもいいですね(提供はお水のみです)。
The Bar
Barは1階のロビー横にあります。営業時間は16:00 – 23:00です。
リッツカールトン名物の朝食
リッツ日光といえば朝食が有名です。洋食と和食から選択することができますので、チェックイン時に希望を伝えましょう。なんといっても、レストランではなく客室で朝食をいただけるのがポイントです。お部屋でゆっくり落ち着いてというのもそうですが、我々子連れ(特に赤ちゃん連れ)にとっては周りの目を気にしなくていいので本当に助かります。
なお、マリオットボンボイのプラチナ会員であってもリッツカールトン日光では朝食無料にはなりません。
ジム
館内にジムがあります。24時間予約なしで利用可能です。
フィットネスシューズとウェアは有料レンタルがあります。1点につき660円です。
スパ
温泉横にスパがあります。営業時間は11:30 – 20:30です。
ライブラリー
ロビーの横にライブラリーがあります。
中庭
ロビーから中禅寺湖方面を眺める際に見える芝が中庭です。外に出て散歩したり、そのまま中禅寺湖方面に抜けることも可能です。
おみやげ
リッツカールトン日光では、ギフトショップのようなお店はありませんが、1階の壁に各種お土産が展示されています。必要な方はスタッフに伝えることで購入可能です。