【搭乗記】台湾桃園 – 成田 JAL8664 B767 国際線ビジネスクラスSKY SUITEⅡに乗ってきた!

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JAL国際線の桃園 – 成田線は、台北松山 – 羽田路線よりも比較的安価なチケットが販売される路線です。

今回は、そんな桃園 – 成田線のビジネスクラスのうち、完全フルフラットのSKY SUITEⅡを搭載しているB767に乗ってきたので、詳細をお届けします😀

JAL国際線 台湾線のビジネスクラスとは

東京(羽田、成田) – 台湾(台北松山、桃園)間で運行するJAL便にはエコノミークラスとビジネスクラスの設定があります。2025年現在、プレミアムエコノミークラスとファーストクラスの設定はありません。

主に運航しているのは3つの機材で、機材によりビジネスクラスの座席も異なります。

ボーイング787-9 (789) E92

東京ー台湾線ではB787-9が運航しています。機材はE92で、以下の座席レイアウトになります。ビジネスクラスは1〜7番までとなっており、SKY SUITE Ⅲが採用されています。後方はプレエコの座席ですが、台湾線は設定がないため、エコノミー料金でプレエコ座席に座れるお得な路線でもあります(サービスはエコノミーと同じ)。

ボーイング767-300ER (763) A44

稀に台湾路線に投入されているのがB767-300ER (763)。機材はA44で、以下の座席レイアウトになります。ビジネスクラスは1〜6万までで、SKY SUITEⅡが採用されています。窓側は偶数番号が窓によっており半個室のような体験が得られます。

ボーイング787-8 (788) E03

一番多く運航しているのがB787-8(788)。機材はE03で、以下の座席レイアウトになります。ビジネスクラスは1〜3と7〜8番までとなっており、SHELL FLAT NEOが採用されています。

ボーイング737-800 (73H) V40

成田ー桃園線のみですが、小さな機材 B737-800 (73H)も運航しています。ビジネスクラスの座席はJALスカイラックスシート(JAL SKYLUXE SEAT)になります。

今回利用したのはB767-300ERのSKY SUITEⅢになります。せっかくビジネスクラスに乗るのでれば、予約段階でどの機材に乗るかを確認しておきたいですね。私のおすすめはSKY SUITESHELL FLAT NEO。せっかく乗るならビジネスクラスらしいプライベート空間がある程度担保された座席がいいですね!

ビジネスクラスにチェックイン

ビジネスクラスの体験は、チェックインカウンターから始まります。チェックインカウンターで長蛇の列ができているエコノミークラスのチェックインカウンターを回避できるのは嬉しいポイント(桃園のエコノミーカウンターは画像右奥にあります)。ビジネスクラスの文字がモニターに表示されているのですぐにわかると思います。

桃園空港のJALのカウンターは通常1番カウンターです

チェックイン手続きが完了したら、受託手荷物がX線検査を通過することを目視で確認します。

台湾の空港では(桃園に限らず)、スーツケースなどの預け荷物は、カウンター横でX線検査を行い、危険物などがあればその場で確認する流れになります。

そのまま上のフロアへと移動し、手荷物検査と出国審査をします。出国審査はいつもの常客証提示で長蛇の列を楽々パスしました。

ビジネスクラスラウンジ

ビジネスクラス搭乗者、2025年現在はチャイナエアラインのビジネスクラスラウンジ梅苑を利用することになります。

チェックインカウンターでいただくラウンジ利用券を渡すとスムーズです。

JGCやワンワールド上級会員の皆さんは、ターミナルは異なりますが、中で繋がっているターミナル1にあるキャセイパシフィック航空のラウンジもおすすめです(徒歩15分くらいかかります)。会員ではない通常のビジネスクラス利用者は使えませんのでご注意を。

桃園にかつてあったJALラウンジは現在閉鎖しています。

ビジネスクラスへ搭乗

いよいよビジネスクラスへの搭乗です。JAL利用時は搭乗順番が細かく分けられています。ビジネスクラス搭乗者はGROUP2なので2番目のグループです。搭乗時刻前から列ができるので並んで待ちましょう。

タラップを通っていよいよ機内へと入ります。

ビジネスクラスシート SKY SUITE Ⅱ

今回桃園 – 成田線で利用したビジネスクラスはSKY SUITE Ⅱという種類の座席。半個室のようなシートで、JALでは中距離路線で活躍するシートです。台湾路線での運用はあまり見ない印象ですね。

搭乗口は一番前から、ビジネスクラスとエコノミークラス共に同じところから搭乗しました。

今回予約したのは4Kの座席、SKY SUITEⅡの座席は座席の横に大きな荷物台がある構成で、偶数列の窓側は、窓側に座席で通路側に荷物台がくるので半個室のような感覚で利用できます。

奇数列は座席が通路側で荷物台が窓側なので半個室感はないです。

リクライニングしても後ろの席に迷惑がかからない座席。完全フルフラットで横になって睡眠も可能です。

リクライニングは電動で制御。こちらにボタン類が集約されています。ちょっとしたいマッサージ(振動)もあります。

ビジネスクラスであれば、上着をロッカーで預かっていただけます。座席には枕とブランケットが置かれています。横になる時に使用することができました。

スリッパの提供もあります。靴を脱いでリラックスした状態で飛行機を楽しむことができます。アイマスクと耳栓は搭乗後にCAさんから配られます。

前の座席との距離は十分にある広々空間。モニターはエコノミークラスより2まわり以上大きい充実したものです。

モニターの操作はアームレスト内に収納されたリモコンで。

靴の収納が足元にあります。27cmぐらいのスニーカーは入りそうでした。

ノートパソコンや小物類はこちらに入れることができます。

また、座席横にも小物を収納するスペースがあります。

テーブルは画面下、前から引き出すスタイル。

手前に引くことで、テーブルが手元まで寄ってきます。

食事とお酒

ビジネスクラスの最大の楽しみはやはり食事とお酒でしょう。エコノミークラスとは全く異なる豪華な食事を空の上で楽しむことができます。

まずはCAさんからお絞りをいただきます。

テーブルを出してクロスを敷いていただきました。

手元のメニューで本日のお食事を確認します。

この日の食事(桃園 – 成田間の午後便)は和食または洋食から選択でき、この日は洋食を選びました。

機内食メニュー(洋食)

オードブル:海老のカラスミ和え、ベビーベーコンのナッツ和え、野菜のトマトクリームソース
スープ:しいたけ、にんじん、長ネギのコンソメスープ
メインディッシュ:ビーフステーキ ソースジャポネーズ
フレッシュフルーツ、ブレッド、アイスクリーム

豪華すぎる色とりどりの洋食、器もいい感じですね。

飲み物はアルコール各種を取り揃えており、スパークリングワイン、赤ワイン、白ワインのほか、焼酎(芋・麦)もあります。

食後にはコーヒーとハーゲンダッツをいただきました。

〆に緑茶を茶器でいただくビジネスクラス、いいですねえ。

3時間弱の短距離ビジネスクラス旅ですが、台湾路線は時間も価格もちょうどいいですね。またビジネスクラスに乗って訪台しようと思います。

この記事を書いた人

飛行機や鉄道を使って日本・世界中を旅する30代会社員。ラグジュアリーホテルや飛行機のレビュー、主に台湾方面のまとめ記事を書いています。お問い合わせは日本語・英語・中国語でお気軽にどうぞ!

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