2023年5月29日に発売するB’z 稲葉浩志さんの初の作品集「シアン」のために、約5,000枚を超える写真を撮影したという今回のロケ。最新のプリンティングファクトリーや街中・離島の自然での撮影写真を使用しているそうです。
そんな作品集「シアン」の発売に先駆け、2022年12月26日から小出しで「シアン」Launch TrailerがYoutubeにアップされています。
これまでに4つのLaunch Trailerが公開されており、それぞれの主なロケ地は以下になります。
# | 公開日 | ロケ地(映像内で出てくる順) |
Launch Trailer 1 | 2022年12月26日 | プリンティングファクトリー 横須賀・三笠公園 横須賀・猿島 横須賀・どぶ板通り 角川武蔵野ミュージアム・本棚劇場 |
Launch Trailer 2 | 2023年1月16日 | プリンティングファクトリー |
Launch Trailer 3 | 2023年1月30日 | 角川武蔵野ミュージアム・本棚劇場 |
Launch Trailer 4 | 2023年2月13日 | 横須賀・猿島 横須賀・どぶ板通り 角川武蔵野ミュージアム・本棚劇場 横須賀・三笠公園 |
この記事では横須賀での撮影に使われたどぶ板通り・三笠公園・猿島のロケ地をご紹介します。
横須賀のロケ地の場所と行き方
どぶ板通り
神奈川県横須賀市にあるどぶ板通りは、観光客で賑わうストリート。名物のよこすか海軍カレーやネイビーハンバーガーの人気店はほとんどがこのストリートにあります。
どぶ板通りロケ地① 大将ミシンししゅう店
最初は稲葉さんが「178」と書かれたワッペンを持っているシーンを撮影した横須賀最古の刺繍店、大将ミシンししゅう店。JR横須賀駅側から行くと、どぶ板通りの最初に出てくる赤い看板が目印のお店。今回のロケのために特注で178ワッペンを作ったようです。残念ながら全く同じものは作成いただけないようですが、稲葉浩志作品展「シアン」の映像を見るとワッペンは中心が「178」、周りが「YOKOSUKA JAPAN COURAGE PERSISTANCE」となっていました(Youtubeの映像でははっきり見えなかったのですが、作品展の別映像では鮮明に映してくれていました)。
どぶ板通りロケ地② ローズ商会
大将ミシンししゅう店から少し通りを進むと向かって左側に見えるのがローズ商会。黄色い看板が目印です。稲葉さんがローズ商会の前を通り抜けるシーンがありますが、後ろのショーケースと奥のマネキンが特徴です。
どぶ板通りロケ地③ 路地裏1
どぶ板通りをさらに進むと、向かって右側に小さな路地が出てきます。曲がるとすぐに木製の特徴的な壁が見えるので撮影地だと気づくと思います。奥にあるゴミネットと「太田家具第二売場」の看板が特徴。
どぶ板通りロケ地④ 路地裏2
先ほどの路地を進み「太田家具第二売場」の看板を左折したところ通り。どぶ板通りの1本奥にあたる細い道。住宅街なので周辺に配慮を。
どぶ板通りロケ地⑤ TSUNAMI BOX
どぶ板通りに戻ってさらに先に進むとすぐに向かって左手に見える横須賀名物ネイビーバーガーの名店TSUNAMIの2号店。下記の映像のアングルは、TSUNAMI BOXを少し過ぎて、来た道を振り返り撮影したアングル(JR横須賀駅方面)。
どぶ板通りロケ地⑥ TSUNAMI
どぶ板通りの終盤にあるネイビーバーガーの名店TSUNAMI。上で紹介した店舗の1号店。外観がおしゃれで特徴的なのですぐにわかります。超が付くほど人気店で、土曜日に訪問しましたが339分待ちでした(え?)。このお店は土日しか空いていなく、平日は2号店のみの営業です。
外のベンチは土日は人でごった返してしまい、稲葉さんが座っているような撮影は至難の業です。
このお店は2階もあり、稲葉さんが登っている階段は建物の中のものです(下記)。
三笠公園
どぶ板通りを抜けてさらに10分ほど海沿いを歩くと到着する公園。記念艦みかさの展示があり、1900年代の歴史的戦艦の中を見ることができます。
三笠公園ロケ地① 野外ステージ
三笠公園内に野外ステージが設けらており、そちらのステージ上で稲葉さんが撮影を行なっています。平日は比較的ステージ上に上がることができますが、土日はイベントがある場合が多く、ステージには上がれないかもしれません。
猿島
猿島は横須賀からフェリーで約10分で着く天然の島で、東京湾に現存する唯一の天然島です。島の中には大昔に使用された要塞跡が残っており、これらを使って撮影が行われました。
ロケは島中で行われていますが、撮影ポイントは一目ではわからないケースが多く、行ったり来たりで時間ロスになってしまいました。実際にロケ地をめぐる際には、このブログの掲載順に回るともれなく全て回れると思います。
猿島ロケ地① 三笠桟橋
横須賀の三笠公園横にある猿島フェリー乗船所でのシーン。稲葉さんが乗ったのは「SEA FRIEND 8」という船で、土日を中心に利用者が多い時に運行する船。平日は別の船「SEA FRIEND ZERO」や「SEA FRIEND 1」での運行。土日でも繁忙期は2つの船で行ったり来たりするので、時間によって「SEA FRIEND 8」に乗れないこともあります。
猿島ロケ地② 猿島フェリー船上デッキ
「SEA FRIEND 8」の船上デッキ(1階)の進行方向右側で撮影(と思われる)。
猿島ロケ地③ 猿島フェリー船内1階客室
「SEA FRIEND 8」の船内1階客室の進行方向向かって右側のソファー。撮影時は、先頭にある2人掛けソファーに座り、左側にあるガラス壁を入れるように撮影すると、同じアングルになります。
猿島ロケ地④ 猿島フェリー船内客室非常口付近
猿島到着時に撮影された1枚。「SEA FRIEND 8」の進行方向に向かって右側前方にあるEXITマークが目印です。
猿島ロケ地⑤ 猿島桟橋
猿島到着後、桟橋を渡って島内へと入っていきますが、その途中の場所で撮影された1枚。
ここからは猿島の中を巡っていきます。小さな無人島とはいっても結構歩きますので、行ったり来たりして時間と体力ロスにならないように掲載順に訪問することをお勧めします。なお、猿島フェリーの最終は17:00発なので計画的に。
猿島ロケ地⑥ 兵舎
猿島は基本的に1本のメインとなる道を通る作りになっています(一部分岐あり)。島に到着したら、レストランなどがあるエリアを通過し、カーブの坂道を抜けると最初のスポット「兵舎」が見えてきます。ここは、猿島のイメージ写真でよく使われる定番スポットでもあります。
猿島ロケ地⑦ 切通し
映像の中で稲葉さんのポートレート写真がPC上に映し出されるシーン。道にある木の枠が見えると思いますが、これが切通しという観光スポットの近くにあります(見ればすぐにわかります)。
猿島ロケ地⑧ レンガ造りのトンネル
さらに先に進むと、長いトンネルが見えてきます。進行方向左側にライトが点灯している箇所があり、その少し手前から撮影しています。トンネルは前半が平坦な道、後半が下り坂になるのですが、撮影場所は平坦な場所です。
猿島ロケ地⑨ レンガと石の壁
レンガ造りのトンネルを抜けると、3つのトンネルが交差するちょっとした空間に出ます。そこの空間の中に1ヶ所だけレンガと石の壁が交わるところがあり、稲葉さんはそこで撮影をしています。この場所は観光客がよく撮影している場所なので、すぐにわかると思います。
猿島ロケ地10 小さなトンネル
この場所には名前がないので分かりづらいのですが、上で記載した3つのトンネルが合流するエリアで、レンガと石の壁側にあるトンネルがこの撮影地。トンネル内からレンガと石の壁側を見ると、同じアングルになります。写真もよく見ると稲葉さんの奥にレンガと石の壁が見えますね。
猿島ロケ地11 広場のベンチ
猿島の一番奥にある広場(地図の左上)は浦賀水道方面を見ることができる開けた場所。ここにテーブルとベンチがあるのですが、一番奥のベンチに稲葉さんは腰掛けていました。
猿島ロケ地12 広場の奥
広場のテーブルとベンチの奥の木製の柵のところで稲葉さんが立って撮影をしています。