大人気観光地の九份や水金九エリアにある神秘的な観光地である天空の城ラピュタ「十三層遺跡」の近くに、もう1つ有名な観光地・黄金に輝くとされる「黄金瀑布(黄金の滝)」があります。九份方面の旅行客が行程に組み込むことが多い黄金瀑布ですが、行くのは簡単だけど帰りが難しい場所です。この記事では黄金瀑布の概要と行き方・アクセスをまとめます。
黄金瀑布とは
九份への旅行を計画する際に見かけることが多い「黄金瀑布」(中国語読み:フアンジンプーブー、拼音:huáng jīn pù bù)。山間部の緑が生い茂る中に突如現れる金色に輝く(のような)滝は圧巻です。

そもそもこの黄金は酸性坑廃水から来ているそう。この黄金瀑布がある金瓜石はこの一帯を指す水金九エリアを構成する場所の1つで、かつて鉱山で栄えた街です。現在鉱山は閉山してしまっていますが、地中に眠る黄鉄鉱と硫砒銅鉱などと化学反応を起こしているようです。
そんな黄金瀑布の水は強酸性であり、(危険だからか)日本の滝のように目の前まで行けるわけではなく、柵に囲われた滝となってます。


車数台が停められる程度の駐車場が目の前にある滝で、多くの観光客が入れ替わりで訪れます。観光時間で言うと5分もあれば終わってしまうレベルです。
黄金瀑布の行き方・アクセス
一番簡単なのは路線バスで向かう方法になります。黄金瀑布の目の前にバス停があるので正しいバスに乗れば行くことは難しくありません。
856番バス時刻表はこちら
788番バス時刻表はこちら
965番バス時刻表はこちら
891番バス時刻表はこちら
黄金瀑布のバス停は下のGoogleMapからわかるようにすぐ目の前にある小さな駐車場の脇にあります。
瑞芳や九份からは856番バスに乗れば1本で行けますが、その他は途中の金瓜石で乗り換えが必要です。乗り換え先は891番バスですが、891番バスは本数が少ない上に金瓜石=>黄金瀑布方面へ片道しか走っていません。なので、891番バスで金瓜石方面へ帰ると言う計画はできない点に注意が必要です。
ここからは黄金瀑布へ行く際の行程の組み方について少しアドバイス。このエリアはただでさえバスの本数が少ないのに、黄金瀑布は5分もあれば見終わる観光地であり、かつ周りにお店など何もありません。
そのため黄金瀑布だけ見るというよりは、周辺の観光地と効率良く組み合わせるのがいいと思います。
