【徹底解説】海に面するバス停「跳石」への行き方・アクセス・撮影方法をブログ口コミ解説

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新北

台北から台湾鉄道や高速バスで1時間ほどのお隣新北市に台湾で最も美しいとされる海を背にした絶景バス停があります。停留所の名前は跳石(ティャオシー)。かなり難易度が高いこのバス停までの行き方と、絶景写真の撮り方を解説します。

跳石への行き方

跳石は台北市を囲むように位置する新北市の北海岸沿いにありますが、台北から行く場合は、大きく分けて2つの行き方があります。私のお勧めは断然金山経由で行く方法です。

行き方① 台北から基隆経由で跳石へ行く方法

この方法は、台湾本島北部の大都市「基隆」まで台湾鉄道や高速バスで行き、そこから路線バスで跳石へと向かう方法です。基隆には見どころがたくさんあるので、例えば午前中は基隆市内を散策して、午後に跳石へ向かうような行程におすすめ。

ただし、基隆市内はとにかく渋滞がよく起こり、バスの位置情報アプリも当てにならないレベル(個人の感想ですが)で過去何度も予定を狂わされているので、時間に余裕を持った行程作りが吉です。

まずは台北から基隆まで移動しましょう。移動方法は以下を参照。

基隆に着いたら、路線バスのバス停が集まる忠一路沿いの「城隍廟」というバス停に歩いていきましょう。台湾鉄道基隆駅や高速バス基隆駅から徒歩3分程度。

バス社会の基隆のほとんどの主要バスが停まるバス停がずらりと並びます。乗り場を間違えないようにしましょう。

ここから1本で跳石まで行けるバスは862バスのみです。790バスで途中にあるちょっと大きめの街「金山」のバス停「金山區公所」まで行き、862バスに乗り換えたり863バス(捷運淡水 – 金山間を運行)に乗り換えてもいいですが、知らない街で乗り換えを待つのは結構難易度が高いのでお勧めしません。

バス番号運行区間所要時間料金
862基隆轉運站 – 城隍廟 – 野柳 – 金山區公所 – 跳石 – 捷運淡水1時間30分NTD60

862バスの時刻表とバスの走行位置マップはこちら

金山で乗り換えるのであれば、下記の「金山區公所」バス停が便利です。

このバスは平日休日問わず6:00-20:00まで30分間隔で運行していますが、基隆 – 淡水を3時間かけて運行する路線のため、途中で渋滞に巻き込まれて大幅に遅延することが多々あります。なかなかバスが来なくても根気強く待つことが求められるかもしれません。あと、この路線は途中の大人気観光地「野柳」にも立ち寄る路線であり、かつ、地元民にも使用される路線なので、なかなか座れません。なのに結構険しい道を猛スピードで走行する区間もあるので慣れない観光客にはちょっと難易度が高めです。

行き方② 台北から金山で跳石へ行く方法

台北から行くのであれば、実はこれが一番楽だし速いと思います。台北 – 金山間は1815バスという高速バスで楽々行くことができます。また、出発は台北の高速バスターミナルからなので、困った時にスタッフに聞ける環境もあります。

バス番号運行区間所要時間料金
1815(國光客運)台北轉運站 – 金山區公所 – 金山青年活動中心1時間40分NTD125

跳石方面に行く際は途中のバス停「金山區公所」で必ず降りてください。「金山區公所」に行くバスは、1815/1815A/1815B/1815C/1815Eのみです。1815Dと1815Fは別の方向に行くので注意してください。

金山區公所からは、862バスまたは863バスに乗り換えて跳石まで向かいます。

バス番号運行区間所要時間料金
862基隆轉運站 – 城隍廟 – 野柳 – 金山區公所 – 跳石 – 捷運淡水30分NTD15
863金山區漁會 – 金山區公所 – 跳石 – 捷運淡水30分NTD15

862バスの時刻表とバスの走行位置マップはこちら
863バスの時刻表とバスの走行位置マップはこちら

帰り方 國光客運金山站(金山郵局)から台北へ

跳石から基隆に帰りたい場合は、上記で説明した862番バスに乗れば1本で帰ることができますが、台北に帰る場合は、862バスまたは863バスのどちらでもいいので、途中の金山區公所で降りて、國光客運の1815バス(1815A/1815B/1815C/1815E)に乗れば1本で座ったまま台北まで帰ることができます。

また、金山で有名な金山老街を散策してから帰ってもいいですね!その場合は、老街を抜けた先にある金山郵局というバスが便利。ここは國光客運のバスターミナルになっており、スタッフが常駐しているので、何かあれば聞くことも可能です。

跳石バス停の絶景撮影方法

跳石といえば、この海岸沿いギリギリにあるレトロなバス停と青い空+海の1枚ですよね。これ、撮影するのはめちゃくちゃ難易度が高いんですよ。
*この日はドン曇りだったんですが、青空でないと行く気にならないと思うので、青空加工したイメージ写真をご覧くださいw

まず、1枚目の写真は高台から撮っているのがわかりますよね。ここにどうやっていくか問題があります(後述)。

この写真は加工しています

2枚目は正面から撮影したもの。このエリアは車が猛スピードで通過していく箇所なので、結構危険であり、細心の注意を払って撮影に臨む必要があります。

この写真は加工しています

1枚目のSNSでよく見る角度の写真を撮影できるこの高台ってどこなのかというと、以下の写真にある白い壁のエリアです。

この高台に行くには、 バス停すぐ近くの信号から坂道を登って行きます。

途中、撮影に最適そうな広い駐車場が見えるのですが、ここは私有地で立ち入り禁止なので許可なく立ち入ることは絶対にやめましょう。カメラも回っているようです。

ということでもうちょっとだけ登って高台の目的地を目指します。

高台には小さな廟と併設するカフェ「海草咖啡」があります。SNSでよく撮影される写真は、こちらのカフェの中から撮られています。

カフェの中には絶景を眺められるテラス席があり、カフェ利用者だけがここから跳石バス停を撮影することを許されるのです。ちなみにこのテラス席はバス停の真正面ではなく、若干斜めの角度から撮影することとなりますが、邪魔するものがなく(街灯)、綺麗な1枚を撮影することが可能です。

この日はあいにくの曇り空で、お金を払ってコーヒーを飲みながら(絶景のはずの)バス停を見る気にならなかったんです。そんなとき、ふと併設する廟(もちろん無料)の奥を見ると、なんとバス停を真正面に見ることができました。

ただ、目の前に街灯があるので、晴れていたとしてもちょっと写真としては微妙ですね。私は、Photoshopで青空にして街灯を消しましたが笑(下記)。そういうのができない方はカフェから撮影しましょう。

この画像は加工しています

では、平面から撮影した場合ですが、バス停の目の前から撮影するのが最も簡単だとは思いますが、ちょっと近すぎで後ろの海を入れるのが難しくなります。斜めから取れば入りますが。

対向車線側の歩道から撮影することも可能ですが、中央分離帯がどうしても入ってしまうので、拡大することでそれっぽい写真にはできそうでした。

ものすごく交通量が多い場所です。通過する車にはくれぐれもご注意ください。

青空になればこんな感じになると思われます(加工)。

この写真は加工しています

撮影のコツ
台湾人の間では人気の観光スポット。バスが来ない時間も自家用車でひっきりなしに人が来ます。人がいない瞬間を撮影したいのであれば、帰りのバスの時間は60分後以降に設定することをお勧めします。

高台から撮影する場合ですが、自分自身が写りたいのであれば2名以上のグループでカフェや廟とを行き来して交代で撮影し合うしかありません。台湾人グループは電話で連携しながらやりくりしていました。

この記事を書いた人

飛行機や鉄道を使って日本・世界中を旅する30代会社員。ラグジュアリーホテルや飛行機のレビュー、主に台湾方面のまとめ記事を書いています。お問い合わせは日本語・英語・中国語でお気軽にどうぞ!

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