台湾旅行の超定番観光地である九份(日本語読み:キュウフン、中国語読み:ジョウフェン(jiǔ fèn))。台北市内から1時間30分ほどで行くことができる訪問必須の観光地ですが、観光客を悩ますのが「どの時間帯に行けばベストな景色を堪能できるのか」なんですよね。
昼・夕方(夜)それぞれ素晴らしい九份の景色を堪能できるのですが、いわゆる九份のイメージというのは夜景だと思うんです。以下の九份の夜景の写真が至るところで使われているからだと思いますが。
この記事では、過去8回九份を観光している私が夕方(夜)の九份のベストな時間を解説します。
九份の夜景撮影スポットはどこ?
一般的に九份と呼ばれている場所は結構広いエリアでして、九份老街(老街はオールドストリートの意味)を中心とした街一帯を指しています。その中でも観光客が目指すメインスポット(上の写真)は阿妹茶樓(アーメイチャーロウ(中国語発音:ā mèi chá lóu))という超有名なお茶屋さん。夜景はお店と提灯の明かりがあって初めて成り立ちます。
この阿妹茶樓の向かいから阿妹茶樓を撮影する構図が上の写真になるのです。
九份の夜景ライトアップ点灯時間と消灯時間は?
阿妹茶樓のライトアップ時間は公式には公開されていないはずですが、通常以下の時間帯と言われています。
ライトアップ点灯開始 | 日没1時間前から |
ライトアップ点灯終了 | 阿妹茶樓閉店時間(21時または22時) |
日没時刻については時期によって変わりますが、大まかに以下の時間になっています(2023-2024年の場合)。日没時刻1時間前ぐらいには九份に到着できると日没前の青空やマジックアワー、そして夜景が楽しめる夜の時間を楽しむことができると思います。
年月(毎月1日で計算) | 日没時刻 |
2024年11月 | 17:13 |
2024年12月 | 17:03 |
2025年1月 | 17:15 |
2025年2月 | 17:38 |
2025年3月 | 17:55 |
2025年4月 | 18:10 |
2025年5月 | 18:23 |
2025年6月 | 18:39 |
2025年7月 | 18:48 |
2025年8月 | 18:39 |
2025年9月 | 18:13 |
2025年10月 | 17:41 |
2025年11月 | 17:13 |
2025年12月 | 17:03 |
終了時刻については前後する可能性もあるので、あまりギリギリにならないように19-20時ぐらいには切り上げるぐらいの気持ちで行くといいと思います。ライトアップだけ見られればいいから21時までに行けばいいと思って消灯していたら悲しすぎますので。
日没前に行けば以下のような青空の九份を楽しめるかもしれません(ライトアップ前)。
九份はかなりの確率で雨が降る
ガイドブックなどで見たことがあるかもしれませんが、九份は雨がかなりの確率で降ることで知られています。別名「雨の街」とも言われる九份は、季節関係なく年間通して雨が降ると言われその確率は一説によると年間300日だとか。
青空が見られたら超ラッキーですよ(雨が降らなくてもどんよりした雲がかかることが多い)。なんせ九份は山間部にあるので、特に夕方は雲が集まりやすいのです。
私は8回訪問して青空が見られたのはたったの2回だけ。雨でがっかりするかもしれませんが、九份の夜景は雨が似合う街でもあります。古い街並みが雨の中でライトアップされる風景はなんともノスタルジックな雰囲気なんです。
冒頭で紹介した夜景もよく見ると傘を差している人がいますよね。この日は大雨でしたが、夜景となると雨が降っていても素敵な写真を収めることができます。
大して、この日の夕方日没前はこんな感じ。夜景ほどの感動はないかもしれません。空はどんよりしていて観光客の傘も目立ってしまいます。
九份のアクセスは電車/バス/タクシー/ツアーがあります
九份は晴れの昼間を楽しむのは少し難易度が高く、雨が降っても綺麗な夜景がおすすめではあります。あとはその九份にいつ頃から滞在するかを考える必要があります。日没前から待機して青空が見えることを祈りつつ夜景を楽しむのか、メインの夜景だけで十分なので日没後にちょっと立ち寄るのか。また、九份に行くなら名所である阿妹茶樓のお茶は欠かせませんし、九份老街での食べ歩きや買い物も楽しいですよ!
以下の記事で九份へのアクセス方法を徹底解説しているので、皆さんの旅の目的・滞在日数・語学レベルなどに合わせて交通手段を選択してみてくださいね!
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