台北市内にある有名観光スポット「曲がった郵便ポスト(歪腰郵筒)」を知っていますか?
ポストが曲がっただけのB級観光地のように見えますが、台北のガイドブックやインスタグラムで近年よく取り上げられる有名観光地です。
この記事ではそんな「曲がった郵便ポスト(歪腰郵筒)」の概要、撮影方法、アクセスについて解説します。
「曲がった郵便ポスト(歪腰郵筒)」はなぜできたのか
「曲がった郵便ポスト(歪腰郵筒)」は一見ただの郵便ポストで、台湾中にある郵便ポストと色や大きさに変わりはありません。この場所が一躍有名になったのは2つのポストが綺麗に同じ方向に傾いているから。金属製のポストがここまで曲がるなんて、誰かが意図的に曲げたり、事故で何かがぶつかったりしたのでは無いかと想像しますよね。
これは、2015年8月8日の台風13号の影響で落ちてきた看板が郵便ポストにぶつかり曲がったのだそう。こんな金属の塊がぐいっと曲がってしまうのですから、その威力を想像すると恐ろしいですね。
曲がった郵便ポストは中国語では歪腰郵筒(曲がったポスト)と言われますが、「微笑萌郵筒」(微笑みの郵便ポスト)と呼ばれることもあります。曲がった姿を見ると、投函部分が目、下の四角い部分が口に見えて、微笑んでいるようにも見えることからそう呼ばれています
「曲がった郵便ポスト(歪腰郵筒)」の撮影方法
「曲がった郵便ポスト(歪腰郵筒)」は台北市内のMRT南京復興駅近くの通りに面したセブンイレブン前にひっそりとあります(アクセス方法は下記参照)。
セブンイレブンの目の前に「曲がった郵便ポスト(歪腰郵筒)」があるのがわかると思いますが、車の通りが多く、また車を目の前に停めることが少なく無いので、正面から撮影しにくいこともしばしば。ちょうどポスト横までがバイクの駐車区域になっているため、車がこのわずかなスペースに停まってしまうんです。なので、少し長めに時間が取れるように旅程を組むか、台北市内に宿泊の際は何度か訪問できるようにするといいと思います。
この日は車が30分以上動かなかったため、少し斜めから撮影してみました。
後日再訪した際には車がいなかったので、真正面から撮影することができましたよ!
後ろからのアングルはこんな感じ↓
ポストの足元には、この「曲がった郵便ポスト(歪腰郵筒)」ができた経緯が刻まれています。
「曲がった郵便ポスト(歪腰郵筒)」のアクセス・行き方
「曲がった郵便ポスト(歪腰郵筒)」に一番近い駅は、MRT松山新店線(緑色)または文湖線(茶色)の南京復興駅です。1番出口から徒歩2分です。ホテルメトロポリタン プレミア 台北(JR東日本大飯店 台北)のすぐ裏です。