【2024年最新】桃園国際空港から台北松山空港への行き方・アクセス(バス/電車/タクシー)

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旅行計画

台北の主要な2つの空港である「桃園国際空港」と「台北松山空港」ですが、日本からの多くのフライトは「桃園国際空港」に到着します。しかし台湾の国内線は桃園国際空港からは運航していなく、台北の場合は「台北松山空港」まで移動する必要があります。

この記事では、「桃園国際空港」から「台北松山空港」への行き方・アクセスを徹底解説します。

桃園国際空港から台北松山空港へ移動するケースとは

そもそも桃園国際空港から台北松山空港に直接移動するケースというのは主に以下2つの場合かと思います。

国際線で台湾桃園空港まで行き、国内線発着がある台北松山空港から台湾東海岸や離島へ行く
国際線で台湾桃園空港まで行き、乗り継ぎで台北松山空港国際線ターミナルから別の国へ行く

初めから国際線で台北松山空港へ到着できればわざわざ空港間移動をしなくても良いのですが、一般的に台北松山空港発着便はチケットが高いため、実際には桃園国際空港を使う方が多い印象です(LCCは桃園のみ発着)。

②の国際線乗り継ぎの場合はチェックイン時間を考えるとかなり余裕を持った移動が求められますので慎重に。

桃園国際空港と台北松山空港の位置関係

フルキャリア(JALやANAなど)やLCC(格安航空会社)など、日本-台湾線のほとんどのフライトが到着する桃園国際空港は台北旅行の起点とされていますが、実際には台北市ではなく2つ隣りの都市「桃園市(とうえんし)」に位置しています。そのため、桃園国際空港から台北市内にある台北松山空港まではバスや電車で移動することとなります(約1時間30分)

桃園空港から見ると、台北松山空港は東側に位置しています。どの交通手段でも1時間30分ほどかかる距離ですが、それぞれ特徴があります。

交通手段時間説明
MRT(地下鉄)最速1時間10分
(空港快速+台北市内地下鉄)
空港からMRT空港線で40分でMRT台北駅へ。そこからMRT板南線(青)とMRT文湖線(茶色)を乗り継いで松山空港へ。途中、台北市内で観光をしたいのであればMRTもおすすめ。
高速バス最速約50分〜平均1時間20分松山空港まで乗り換えなしで直行できる。時間帯によっては本数が少ないので時刻表を確認しておくと良い。
タクシー約45分一番早い。人数によっては検討しても良い

上記の広域マップを見るとわかると思うのですが、桃園空港と台北松山空港の間にはいくつかの交通機関があります。ほとんどの利用客はMRTか高速バスを利用します。近くを台湾新幹線や台湾鉄道(日本のJRに相当)が通っていますが、超効率が悪いので忘れてくださいw

桃園国際空港にはターミナルが2つある

桃園国際空港には第1ターミナルと第2ターミナルの2つがあります。利用する航空会社によってターミナルが異なるので、事前にどちらのターミナルを利用するか確認しておきましょう。

それでは早速電車・高速バス・タクシーそれぞれの移動方法について解説していきます。

桃園空港から台北市内への移動方法

電車(MRT)で行く

まず、桃園国際空港と台北市内の間にはMRT桃園空港線が通っており、最速約40分で結んでいます。桃園国際空港を通っているMRTは1つしか無いので迷う心配はありませんが、桃園国際空港の駅(空港第1ターミナル及び空港第2ターミナル)はMRT桃園空港線の終点では無いので、乗車する方向は間違えないようにしましょう。

MRT桃園空港線の路線図

空港第2ターミナル(機場第二航廈)=> 空港第1ターミナル(機場第一航廈)=> 台北駅(台北車站)と電車は走ります。MRT桃園空港線には普通列車と快速列車(直達車)があり、それぞれ以下のようになっています。料金はどちらから乗っても台北駅まではTWD150です。

区間種別所要時間
空港第2ターミナル – 台北駅快速列車39分途中、空港第1ターミナル、長庚醫院、新北產業園區に停車
空港第2ターミナル – 台北駅普通列車53分全駅停車
空港第1ターミナル – 台北駅快速列車36分途中、長庚醫院、新北產業園區に停車
空港第1ターミナル – 台北駅普通列車50分全駅停車

快速列車は朝夕のピーク時には15分に1本ですが、日中帯は30分に1本となるため、時間が合わないと待ち時間が発生することもあります。時刻表検索はこちら

台北まではMRTが一番早く到着しますが、MRT桃園空港線の台北駅は他のMRTの台北駅や台湾鉄道(日本のJRのような鉄道)や台湾新幹線(高鐵)の駅からは少し離れてます(歩いて5-10分ぐらい)。また、ちょうど時間よく快速列車に乗車できれば最速40分ですが、普通列車の場合は53分です。

また、運行時間は6時から23時頃のため、早朝や深夜はMRTは利用できません。

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MRT空港線台北駅到着後、5-10分ほど歩くとMRT板南線(青)台北駅に到着します(地下道を通る)。そこからMRT板南線=(乗り換え5分)=>MRT文湖線と乗り継ぎます。

区間路線時間料金
MRT台北 – MRT忠孝復興MRT板南線5分
MRT忠孝復興 – MRT松山機場MRT文湖線7分NTD25(通しで)

高速バスで行く

高速バスはMRT同様空港の目の前から出ており、台北松山空港まで直通で走ります(バス番号によっては台北市内のいくつかの停留所に停車します)。

桃園国際空港から出ている高速バスは以下になります。

バスNo.行き先主な停車駅所要時間時刻表発車間隔
國光客運 1840松山機場(松山空港)行天宮、民權復興路口、松山機場(松山空港)50分リンク1-2時間に1本
國光客運 1841松山機場(松山空港)MRT中山國小站、松山機場(松山空港)60分リンク15-35分に1本

*客運=バス会社、站=駅、轉運站=ターミナル、巴士=バス

台北駅まで高速バスで向かい、そこからMRTで松山空港へと向かうことも可能です。台北駅に向かうなら國光客運 1819に乗れば間違いありません(本数は1時間に1本程度)。

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桃園空港と台北駅間のバスについて詳しく知りたい方はこちらにまとめてあります。

タクシーで行く

最後は利用人数が多い時におすすめな方法。桃園空港から台北駅まではTWD1,700程度と言われています。4人で乗車であれば一人当たりTWD425なので、1,912円程度で楽々移動が可能になります😄MRTやバスは、発車まで待たないといけないデメリットがありますが、タクシーはそういった心配がいらないので、1秒でも早く台北松山空港に向かいたい人は検討してみてください😃

この記事を書いた人

飛行機や鉄道を使って日本・世界中を旅する30代会社員。ラグジュアリーホテルや飛行機のレビュー、主に台湾方面のまとめ記事を書いています。お問い合わせは日本語・英語・中国語でお気軽にどうぞ!

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