【2024年4月最新】九份(九分・キュウフン)から台北への帰り方・行き方・アクセスを電車/バス/タクシーそれぞれ徹底解説

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台湾旅行の目玉の一つとも言える九份(日本語読み:キュウフン、中国語読み:ジョウフェン(jiǔ fèn))から台北市内への帰り方・行き方・アクセス方法を解説します。

九份は台北市のお隣新北市にあり、台北市内から1時間30分〜2時間ほどの場所にあります。移動手段は多岐に渡り、バスや電車、タクシー、現地ツアーなど様々です。

この記事では、九份を過去9回訪問している私がそれぞれの移動手段について解説します。
(2023年12月更新)11月下旬に9回目の九份に行ってきました!写真なども更新しているので、最新情報をご覧ください!

往路も復路も効率良く、楽して行きたい方は台北発で回れる現地ツアーがオススメですよ😄

台北市内から九份への行き方・アクセス(往路)はこちら

飛行機や鉄道を使って日本・世界中を旅する30代会社員。ラグジュアリーホテルや飛行機のレビュー、主に台湾方面のまとめ記事を書いています。お問い合わせは日本語・英語・中国語でお気軽にどうぞ!

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九份と台北市内の位置関係

帰り方・行き方・アクセス方法を検討する前に、九份がどの位置にあるのかを知っておくと良いでしょう。台北市から見ると九份は東側に位置しています。

筆者作成の九份-台北市内の広域マップ

九份 – 台北市内の帰り方には3つの移動方法がある

では九份から台北市内までの移動にはどのような方法があるか、1つずつ解説していきましょう!どれもメリットデメリットがあるので、自分に合った移動方法を見つけてみてくださいね😄

往路と異なり、九份老街を散策(雨の日も多い)した後の疲れた状態で台北市内へ戻ることを想定して手段を選択することをお勧めします。限られた時間での効率化と他の観光への体力温存を考えると現地ツアーがなぜ売れているのかがわかると思います。

年間330日雨が降ると言われる九份のバス停では大雨に濡れながら待つこともしばしば

路線バス・高速バス

九份からバス1本で台北市内まで行く方法が最も簡単な帰り方だと思います。往路は電車も有力な選択肢なのですが、九份老街散策後の歩き疲れた中で、バスと電車を乗り継いで帰るのは結構しんどいです。

台北市内方面へのバス
MRT忠孝復興駅行き 基隆客運1062バス 約70-90分 NTD101
MRT西門駅駅経由MRT府中駅行き 台北客運965バス 約80分 NTD90

上記以外のバスは台北方面には行かず、途中の瑞芳駅(後述)や基隆方面に行くバスになります。
どのバスも九份老街のメインのバス停で待っていれば比較的頻繁にバスはやってきます。

台湾旅行をするのであれば悠遊卡(日本語読み:ヨウヨウカー、中国語読み:ヨウヨウカー(yōu yóu kǎ))を購入し、事前にチャージをしておくことをお勧めします。台湾の路線バスは両替できないので、現金支払いはスムーズに行かないことがあります。

1062バス・965バスの九份老街バス停乗車位置

下の地図で示した復路のバス停ですが、往路で利用したバス停とは別で、離れた場所にあります。

九份老街のバス停は、往路と復路では場所が異なり、復路は坂道を登った方です。

九份のメイン入口は上記の基山街入口(セブンイレブン横)で、そこから黒い線の基山街を通って、お目当ての阿妹茶樓に向かうこととなります。帰りのルートはいくつかありますが、基山街入口(セブンイレブン横)を目指すのが王道です。

基山街入口の目の前は急カーブの坂道の折り返しポイントで、山道を登っていく途中にあります。往路のバスは下から上がってくるのですが、往路バス停は基山街入口からみると左側(下側)にあります。一方、復路のバス停は基山街入口からみると右側(上側)にあります。

メインのバス停「九份老街」とは別に、965バスのみが停車する「九份派出所」というバス停があります。こちらの方が阿妹茶樓から近いので帰りやすく見えますが、お勧めしません。「九份老街」で多くの方が乗車し、乗れない場合が多々あるからです。

1062バス MRT忠孝復興駅行き

台北市内の中心に位置する地下鉄の駅、MRT忠孝復興駅前のバス停へ向かう基隆客運1062(高速バス)です。路線バスですが、高速区間を走るので立っての乗車はできません。予約制ではないので、満席の場合は次のバスを待ちます(九份老街バス停に着くまでは普通はガラガラです)。

バス番号始発(始発駅発車時刻)最終(始発駅発車時刻)発車間隔(始発駅発車時刻)所要時間運行区間
1062番平日 6:35
休日 7:00
平日 18:35
休日 20:40
15-30分おき
*休日18:35以降は1時間に1本程度
約70-90分金瓜石(勸濟堂)- 九份老街 – 瑞芳火車站 – 松山車站 – 捷運忠孝復興站

九份名物の夜景を見ていると、特に平日はバスがなくなるので注意が必要。その場合は965バスを使いましょう。

終点のMRT忠孝復興駅(捷運忠孝復興站)は、SOGO近くの以下のような場所(高架下)に停車します。

965バス MRT西門、MRT板橋、MRT府中駅行き

台北市内へと戻るバスには、MRT西門、MRT板橋、MRT府中駅方面へ行く選択肢もあります。西門は台湾の渋谷or原宿とも言われる繁華街で、安めのホテルがたくさんあるエリア。周辺に宿泊または観光の予定があるのであれば、MRT西門駅前へと向かう台北客運965バスがお勧めです。路線バスですが、高速区間を走るので立っての乗車はできません。予約制ではないので、満席の場合は次のバスを待ちます(九份老街バス停に着くまでは普通はガラガラです)。

21時に瓜山國小(戰俘營)を発車するバスが最終なので、九份老街は21:15頃。1062バスよりも遅くまで運行しています。

バス番号始発(始発駅発車時刻)最終(始発駅発車時刻)発車間隔(始発駅発車時刻)所要時間運行区間
965番平日 6:00
休日 7:00
平日 21:00
休日 21:00
平日 30-60分おき
休日 30-40分おき
約80分瓜山國小(戰俘營)- 金瓜石 – 九份老街 – 九份派出所 –
瑞芳 – MRT北門 – MRT西門 – 萬華車站 –
新北板橋公車站 – MRT府中

新北板橋公車站は板橋にあるバスターミナルのことで、MRT板橋駅、台湾鉄道および台湾新幹線板橋駅の目の前です。

バス停の場所ですが、MRT西門駅から徒歩2-3分の場所にあります。

バスのメリット・デメリットについても触れていきましょう。

バス移動のメリット・デメリット

バス移動のメリット
1)九份(九份老街)まで乗り換えなしで行ける
2)乗車できれば確実に座れる(座れない場合は次のバスになるデメリットも)
3)観光路線のバスなので、大体周りの人の目的地が同じ(という安心感)
4)片道NTD101(日本円で450円程度)で乗れる

バス移動のデメリット
1)乗車場所が複雑
2)時刻表を読み取りにくい
3)座席がない場合がある
4)遅延しやすい
5)途中駅の通過状況が分かりにくい
6)支払いに戸惑う場合がある
7)途中下車観光ができない

路線バス + 電車(台湾鉄道)

日本と同じように、台湾にも地上を走る鉄道が走っています。日本でいうJRのような鉄道で、台湾鉄道(中国語:台鐵(中国語読み:タイティエ(tái tiě)))と呼ばれており、台北市の中心にある台北駅から乗ることができますよ。

台湾旅行をするのであれば悠遊卡(日本語読み:ヨウヨウカー、中国語読み:ヨウヨウカー(yōu yóu kǎ))を購入し、事前にチャージをしておくことをお勧めします。台湾の路線バスは両替できないので、現金支払いはスムーズに行かないことがあります。

路線バス(九份 – 瑞芳間)

九份に電車は走っていないので、最寄駅の瑞芳駅(中国語読み:ルイファン(ruì fāng))まで路線バスで向かうことになります。

九份から瑞芳駅へのバス
827番、856番、965番、788番、1062番
料金:NTD15

上で紹介した台北方面に行く965バス、1062バスも途中瑞芳駅に行きますが、そのほかにもいくつかバスがあるので、選択肢は多くなります。

どのバスも九份までは20分程度で最寄りの九份老街バス停に到着します。それぞれの時刻表は以下になります。台湾のバスの時刻表はざっくりとした時刻が記載されているのが特徴です。

バス番号始発(始発駅発車時刻)最終(始発駅発車時刻)発車間隔(始発駅発車時刻)運行区間
788番平日 9:00
休日 10:00
平日 16:00
休日 18:00
平日 約1-2時間おき
休日 8:30、16:30
金瓜石 – 城隍廟(基隆駅の近く)
827番平日 8:10
休日 8:35
平日 17:30
休日 16:00
約1時間おき福山宮 – 瑞芳火車站(區民廣場)
856番(台灣好行)全日10:25 全日16:25 平日 約3時間おき
休日 約1-2時間おき
馬崗(三貂角燈塔) – 瑞芳火車站(區民廣場)
965番平日 6:00
休日 7:00
平日 21:00
休日 21:00
平日 30-60分おき
休日 30-40分おき
瓜山國小(戰俘營)- 金瓜石 – 九份老街 –
九份派出所 – 瑞芳 – MRT北門 – MRT西門 –
萬華車站 – 新北板橋公車站 – MRT府中
1062番平日 6:35
休日 7:00
平日 18:35
休日 20:40
*休日18:35以降は1時間に1本程度
15-30分おき金瓜石(勸濟堂)- 九份老街 – 瑞芳火車站 –
松山車站 – 捷運忠孝復興站

バス乗り場は基山街入口近くの九份老街(復路バス停)。復路のバス停は基山街入口からみると右側(上側)にあります。

台湾鉄道(瑞芳 – 台北駅間)

瑞芳駅では、駅前のバス停に到着します(下の写真の右参照)。すぐ目の前が台湾鉄道の瑞芳駅です。

瑞芳駅前の広場

往路で瑞芳駅から九份に向かう時は、「區民廣場」という少し離れたバス停を利用しますが、帰りは駅前で降ろしてくれます。

瑞芳 – 台北間の列車の種類と所要時間、料金を比較してみましょう。なお、子供は基本的に記載金額の半額です。

列車の種類(括弧内は日本列車相当)所要時間(約)料金(台湾ドル)料金(日本円換算)備考
區間車(普通列車)50分NTD49213円最も安く一番本数が多い。日本の各駅停車に近い。
區間快車(快速列車)35分NTD49213円1時間に1本程度走っている快速列車。
莒光(急行列車)50分NTD59257円座席指定ありの急行列車。そもそもほとんど走っていない
ので出会うこともなさそう。
自強號(特急列車)35分NTD76331円この特急列車の方がよく見かける。車体は古いが遠くに行く
なら早く着く特急は選択肢の一つ。
自強號(3000)(特急列車)35分NTD76331円自強號の最新車両版には3000の数字がついている。
普悠瑪(プユマ)(特急列車)32分NTD76331円赤色が印象的な特急列車。主に台湾の東海岸に行く際に
利用可能で、台北ー瑞芳間も何本か走っている。
2023年4月3日 1台湾ドル4.36円で計算

台湾鉄道列車検索はこちら

検索方法の詳しい解説はこちら

走っている列車の種類は上記のようにいくつかありますが、運行本数を考えると普通列車相当の區間車か特急列車相当の自強號の2択だと思います。區間車なら瑞芳 – 台北間で片道NTD49と相当安いと思いますね。自強號でも片道NTD76なので、せっかくの台湾旅行だし海外の特急列車に乗ってみたい!と思う方は試してみる価値ありです。

ここからは、電車+バス移動のメリットデメリットをお伝えしていきます。

バス + 電車移動のメリット・デメリット

電車移動のメリット
1)知らない土地でも「駅」という確実に電車が来る場所があり、地図でも見つけやすい
2)途中停車駅がわかり、現在地を判断しやすい
3)比較的時刻表通りに運行するので予定を立てやすい
4)區間車であれば、日本円で往復200円ちょっとで移動できる
5)途中駅の瑞芳駅まで最速で30分程度
6)九份に行くまでに途中観光しやすい

電車移動のデメリット
1)瑞芳駅からバスやタクシーに乗り換えないと九份にはいけない
2)台北駅から瑞芳駅方面に乗っても瑞芳駅に着かないケースがある
3)座れない場合がある
4)遅延するケースがある
5)特急列車乗車時には乗車券のほかに特急券が必要になる

タクシー

九份老街バス停発のバスは夜21:30頃には終了します。遅くまでライトアップを見ているとバスに間に合わないという事態が発生します。

その場合は基山老街入口付近に停車しているタクシーに声をかけてみてください。片道NTD1,200程度と言われており、4人でシェアすれば1人NTD300(日本円で1,500円ぐらい)と考えると検討の余地ありですね。市内や短距離乗車はメーターが使われますが、九份 – 台北の距離であれば交渉して定額にもできます。私はNTD1,000で乗車したことがありますが、運転手の機嫌を損ねないように上手に交渉してみてください😄

この記事を書いた人

飛行機や鉄道を使って日本・世界中を旅する30代会社員。ラグジュアリーホテルや飛行機のレビュー、主に台湾方面のまとめ記事を書いています。お問い合わせは日本語・英語・中国語でお気軽にどうぞ!

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