台湾を経由する旅行者に朗報です。2025年11月1日正午(台湾時間)から、台湾交通部観光署は「轉機入境・好禮等你!(Enter Taiwan, Enjoy a Gift!)」という新キャンペーンを開始しました。桃園国際空港で国際線を乗り継ぐ旅行者を対象に、空港内で使えるNT$600(約3,000円)分のギフト券が配布されます。
このプログラムは、乗り継ぎ客が短時間でも台湾の魅力を体験できるように企画されたもの。アジアのハブ空港である桃園国際空港を活かし、台湾の文化・グルメ・おもてなしを感じてもらう狙いがあります。
✈️ 対象者
対象となるのは、台湾のパスポートを持たない国際乗り継ぎ旅行者で、桃園国際空港での乗り継ぎの際に24時間以内に台湾へ入国する方です。
たとえば台北に少し立ち寄って小籠包を味わったり、お土産を探したりといった「プチ入国体験」が可能になります。
📅 実施期間
開始日:2025年11月1日(土)12:00PM(台湾時間)
終了日:2026年10月31日(または予算がなくなり次第終了)
ギフト券の有効期限は2026年12月31日までとなっています。
📝 参加方法
- オンライン登録
事前にキャンペーン公式サイトで、パスポート番号・国籍・フライト情報などを入力して申し込み。 - 現地でギフト券を受け取る
台湾入国後、桃園空港の観光サービスセンター(第1または第2ターミナル)にて、パスポートと次の国際線搭乗券を提示します。
🕒 サービスセンター営業時間
第1ターミナル・第2ターミナル:07:30〜22:30
🎁 ギフト券の使い方と注意事項
ギフト券は桃園国際空港内の指定店舗(飲食・免税・お土産・物販など)で利用可能です。
現金への交換不可・譲渡不可・返金不可で、有効期限は2026年12月31日まで。
レストランや免税店など、空港内のさまざまなショップで使えるため、ちょっとした食事やお土産選びにもぴったりです。
🌏 台湾政府の狙いと背景
台湾はアジア各国を結ぶ中継地点として、近年多くの航空会社が台北経由の路線を拡充しています。
エミレーツ航空のドバイ便が2024年8月から1日2便に増便、エティハド航空も同年9月にアブダビ直行便を開設するなど、中東・ヨーロッパ方面の乗り継ぎ拠点としての注目度が上昇中です。
観光署はこの動きを追い風に、乗り継ぎ客が「ただの経由地」ではなく「また訪れたい旅の目的地」と感じてもらえるよう、今回のキャンペーンを通じて台湾の魅力発信を強化しています。
🏮 まとめ
短時間の乗り継ぎでも、台湾の美味しい食事や温かい雰囲気に触れられるこのギフト券プログラム。
次回のフライトで台北を経由する予定がある方は、ぜひ登録してNT$600分の「台湾体験」を楽しんでみてください。
