【2024年宿泊記】オークランドのホリデイインエクスプレス朝食付きをブログレビュー解説

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ホテル

ニュージーランド北島の北部にあり、ニュージーランド最大都市であるオークランドの中心地にあるHoliday Inn Express Auckland City Centre(ホリデイインエクスプレス オークランドシティセンター)。IHG(インターコンチネンタルホテルズグループ)に加盟するホテルブランドの1つです。

1泊朝食付きで宿泊してきたので、お部屋の様子やIHGゴールド会員特典の内容をまとめていきます。

Holiday Inn Express Auckland City Centreとは

Holiday Inn Express Auckland City Centre(ホリデイインエクスプレス オークランドシティセンター)は、ニュージーランドで2つ目となるHoliday Inn Expressブランドのホテルで、2022年5月に開業したばかりの新しいホテルです。38階建ての高層ビルの中の、4-20階にあります(入り口は1回ですが、レセプションや朝食会場は3階です)。21階以上は同じIHGのvoco Auckland City Centre(voco オークランドシティセンター)が入っているという変わった構造になっています。

よく見ると入り口が2つに分かれているほか、ビルも途中で分かれているのがわかる

オークランド中心地は物凄い傾斜の坂道が多いことで有名なんですが、オークランドのホリデイインエクスプレスはそんな急激な坂の途中に建っています。スーツケースを運ぶ場合は、アクセスする方向を考えないと体力をかなり使いますよ。

オークランドに行ったことがない方は、地理感覚がわからずどこのホテルにすればいいか迷うと思います。私もそうでしたが、結果的にはホリデイインエクスプレスはかなり良い立地にあると感じました。オークランド観光の中心になるベイエリアやSky Cityの間に位置しているのは、とても良い利便性だと思います。

ホテル名Holiday Inn Express Auckland City Centre
ホリデイインエクスプレス オークランドシティセンター
住所1010 Auckland 13 Wyndham Street
電話番号+64-9-8832900
アクセスブリトマート駅(Britomart)から徒歩10分
オークランドバスセンター(Sky City)から徒歩8分
客室数294
駐車場有り
セルフパーキング:NZD49/day
開業日2022年5月

入口と外観

Wyndham Streetの急勾配な坂を登る(または下る)とホリデイインエクスプレスの入り口が見えてきます。 *来る方面によって異なります

建物自体38階建てなので結構高く、歩いていると上の方にvocoやHoliday Inn Expressの文字が見えてくると思います。

ロビーでチェックイン手続き

1階の入口をからエスカレーターで2階へ、さらにそこからエレベーターで3階のレセプションに向かいチェックイン手続きを行います。

チェックイン時には館内説明や翌日の朝食の案内、チェックアウト時間の確認を行います。ニュージーランドのホテルの多くで1-2万円のデポジットを取られます。クレジットカードの準備を(AMEXが使えない場合が少なくないのでVisaと2枚持ちを強くお勧めします)。

外資系ホテルではよくありますが、保証金(預かり金)としてクレジットカードの枠を指定額だけ抑えられることがあります。チェックアウト後にリリースされますのでご安心を。

ホリデイインエクスプレスの受付。裏には朝食会場があります

ホリデイインエクスプレスは原則朝食が無料で付きます。プラン予約時に朝食がついているか確認しておきましょう。今回は、翌日早朝に出発する関係で朝食はいただきませんでしたが、ホリデイインエクスプレスの朝食は、無料にしてはかなり豪華であることで知られていますよ。

IHG会員特典

IHGグループのホテルにはIHG One Wardsという会員プログラムがあります。一番スタンダードなクラブ会員からシルバー=>ゴールド=>プラチナ=>ダイヤモンドと5段階です。

ホテル公式サイトから予約することが前提ですが、クラブを含む全ての会員グレードで2時までのレイトチェックアウトをリクエストできるのは嬉しいポイント。会員(無料です)になると予約時に会員料金を利用できるので、手続きしてみてくださいね。

ちなみに、アップグレードやウェルカムアメニティはプラチナ以上の特典です。

こちらのホリデイインエクスプレスでは、IHGゴールド会員特典として、フード&ドリンクを2ついただきました。こちらから好きなものをいただくのですが、お部屋にお水がないことを考えて、NZD4.20のお水とNZD6のポテトチップスをいただきました。1,000円近くなので嬉しい!

ニュージーランドのホテルは基本的に無料のお水がありません。

お部屋の様子(スタンダード クイーン)

今回はホリデイインエクスプレス オークランドの中でも最もスタンダードなお部屋を選択。4-20階にある客室の中で10階の客室に案内されました。IHGのゴールド会員なのでもうちょっと優遇されるかなとか思っていましたが、IHGはアップグレードはプラチナ以上ですし、まあいいですかね。

お部屋の内装

ホリデイインエクスプレスらしいコンパクトでスマートな客室。上層階のホテル vocoと比較すると、よりシンプルさが際立ちますね。20平米で最低限といったところですが、それでも1泊には十分ですし、何よりも2022年開業の綺麗さは、検討の価値ありですね。

手前のベッドスペースのほか、奥にはソファと丸テーブルがあり、入り口付近もスペースが充実しているのでスーツケースを広げるのに重宝しました(スーツケース4つもあったので)w

ベッド

ベッドはクイーンベッド。体感はキング?というぐらい広かったです。

テレビ

テレビは見た感じ40インチぐらいのコンパクトなものでした。壁にかけられて綺麗に配置されています。ベッドの目の前に位置しているのも使い勝手が良く嬉しいです。

そしてHDMIケーブル対応が嬉しいところ。Amazon Fire TVを持参して大画面で映画鑑賞を楽しむことができました😃

テーブル&ソファ&椅子セット

お部屋には大きな円形のテーブルとソファセットがあります。反対側に1人掛けの椅子もあるので、2人で食事をしたり作業をするのにも十分なスペースです。

洗面台

洗面台はトイレと一体型で、全体的に白色で統一された明るい空間です。

重要なこととして、アメニティが全くありません。これはホリデイインエクスプレスに限らずニュージーランドの多くのホテルでそうなのですが、客室に歯ブラシをはじめとしたアメニティが全くないんです。SDGsを意識しているのかわかりませんが、日本の感覚で行くと、現地で高い出費になるのでご注意を。なお、一部ホテルではレセプションで言えばもらえるケースもあるようですが、ホリデイインエクスプレスでは試していないのでわかりません。

ハンドソープ類はこちらにありました。

タオルは壁側にかかっています。

ドライヤーはクローゼットの上に置かれていました。

シャワールーム

シャワールームは洗面台の向かいにあります。浴槽はないシンプルな作り。

シャンプーやコンディショナー、ボディーソープは一通り完備。

トイレ

トイレは洗面台の向かい、もちろんウォシュレットはありません。。海外ですからね、、

お部屋の設備

無料のコーヒーとマグカップがありました。

冷蔵庫にはやっぱりAnchor Blue Milkがありました(なんで牛乳が無料なのw)。ニュージーランドらしく水はここでも提供なしです。

棚の中には電気ケトル(沸かす水無いんだけどw)と金庫もあります。

クローゼット

ホリデイインエクスプレスのクローゼットは扉式ではなく開放的なものになっています。アイロンとアイロン台も完備しているので、長旅後の洋服の手入れに良いですね。

バスローブやパジャマは無いので、持参した方が良さそうですね。

窓からの景色

特に眺望してはしていないのですが、宿泊した10階の客室からはAuckland Harbour Bridge(オークランドハーバーブリッジ)が見えました。

ウェルカムギフト

レセプションでIHGゴールド特典を2つ頂いたのですが、お部屋にはウェルカムスイーツがありました。

レストラン

ホリデイインエクスプレスでは3階に朝食レストランがあります。ホリデイインエクスプレスブランドのホテルは原則朝食が無料なので、プラン内容を確認し、朝食付きであればどんどん利用しましょう。

夕食やバーの営業はしていないようで、同じ建物内に入居するvocoホテル1階のレストランMozzarella & Coや38階のバーBar Albertも利用可能なようです。

ニュージーランドのホテルで気をつけること

ニュージーランド旅行初日をオークランドのホリデイインエクスプレスで過ごしたわけですが、日本やアジアの国々のホテルと異なる以下の点は覚えておくといいと思いました。

ニュージーランドのホテルで覚えておくといいこと
– アメニティが基本的にない(歯ブラシも)
– 水の代わりにミルクが無料
– コンセントがインターナショナルではない(外資チェーンでもニュージーランドの形状しか対応していない)
– クレジットカード手数料を取られる(基本2.5%だがブランドによって分けてくる)

上記はホリデイインエクスプレスに限らずニュージーランドの多くのホテルで当てはまる事項です。アメニティと水は事前に準備できるので、日本から持って行ったり、スーパーで安いものを調達しておきましょう。

この記事を書いた人

飛行機や鉄道を使って日本・世界中を旅する30代会社員。ラグジュアリーホテルや飛行機のレビュー、主に台湾方面のまとめ記事を書いています。お問い合わせは日本語・英語・中国語でお気軽にどうぞ!

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