年に何度も激安セールを行なっているピーチ(Peach Aviation)。安いフライトはずっと先の日付だったりするので、購入時は良かれと思って購入しても、別の予定と被ってしまいキャンセルなんてことも起こるかもしれません。
私は今回5ヶ月先のフライトを予約したのですが、外せない用事と重なってしまいキャンセルしました。この記事では、実際に体験したキャンセル手続き手順と払戻額について解説します。キャンセルしようか迷っている方は参考にしてみてくださいね。
ピーチはいつまでキャンセル可能か
予約の取り消しは、予約便の時刻表に記載している出発時刻の1時間前までに手続きをする必要があります。何事も早めが吉ですが、上記時間を過ぎないように注意しましょう。
参考:ピーチ公式サイト
払い戻し可能なチケットとは
ピーチのチケットには払戻可能な運賃タイプと不可の運賃タイプがあります。セールで購入する場合、一番安いものは「シンプルピーチ」というタイプで払い戻し対象外なので注意が必要です。
シンプルピーチ | 払い戻し対象外 |
バリューピーチ | 予約の取り消し手続き手数料1,100円 運賃と諸税の合計から取り消し手数料を差し引き、ピーチポイントで払い戻し |
プライムピーチ | 予約の取り消し手続き手数料不要 運賃と諸税の合計をピーチポイントで払い戻し |
いずれの運賃タイプも運賃以外の各種料金(受託手荷物料金・座席指定料金など)・手数料は払い戻しの対象外なので注意が必要です。
参考:ピーチ公式サイト – 予約した航空券の払い戻し
なお、これらは自己都合によるキャンセル時に適用されるもので、欠航・大幅遅延が発生した場合は運賃タイプにかからわず取り消し手数料なしで払い戻し可能です。
参考:ピーチ公式サイト – 欠航・大幅遅延した際の航空券の取り扱い
払い戻しはピーチポイントで
一つ注意しないといけないのは、ピーチで自己都合による払い戻しをする際はピーチポイントによる払い戻しになります。現金&クレジットカードでは無い点に注意が必要です。
参考:ピーチ公式サイト – ピーチポイント発行
航空券払い戻し手順
- STEP1公式サイトにアクセスし、航空券予約管理画面を開く
会員の場合はログインすると予約情報管理画面にいけます
「このフライト予約内容を変更」をクリック - STEP2操作したい予約便を開く
今回はキャンセルする手順なので、「キャンセルする」をクリックする
*キャンセルではなく別のフライトに変更する場合は「フライトを変更する」をクリックする - STEP3キャンセルしたいフライトを選択する
1つの予約に複数のフライトが紐づいている場合(例えば往復の場合2つのフライトが紐づく)は、キャンセルしたいものをチェックして「次へ」を選択する
その際、払戻額が画面下部に表示される(マイナス表示)。 - STEP4最終確認画面で払い戻し額を確認する
払い戻し金額は画面上部のマイナス金額表示部分ですが、計算式がちょっと分かりにくいんです。
まず、下記のケースでは往路はシンプルピーチという運賃タイプで申し込んでいるため、返金はありません。
復路はバリューピーチという運賃タイプで購入しており、取消手数料1,100円/人を除く残りが返金(ピーチポイント)となります。
下記の料金明細の計算式、すごく分かりづらいなと思ったのですが、1区間目・2区間目の0円表示はよく意味が分かりませんでした。
一番下のその他のところが、今回実際に請求される金額(返金されない金額とも言えます)になります。手数料など10,080円は往路料金全額(返金なしなので)、その下の手数料など2,200円は復路のキャンセル手数料です。それ以外に支払い手数料というのも取られるようです(そんなのどこに書いてあったっけ感。。。)640円x2名x往復=2,560円です。よって、合計14,840円がこの旅行で請求される金額になります。
このページにはなぜか記載がないのですが、購入時に支払った金額は27,320円だったので、27,320 – 24,840 = 12,480円が今回ピーチポイントとして返金される金額になります。
- STEP5手続き完了
- STEP6ピーチポイント返金分の情報を受領
ポイント利用のためのコード情報が画面およびEmailで届きます。有効期限があるので、期限内に次のフライト予約で使用するようにしましょう。