台北101の撮影スポットを紹介するシリーズ。前回は日中の撮影におすすめなスポットをご紹介しましたが、今回は「【2024年最新】台北101の撮影おすすめスポット【夜景編】」と題し、夜景撮影におすすめなスポットをご紹介します。日中編をまだお読みでない方は以下から併せてご覧ください。
台北101撮影おすすめスポット【夜景編】
①國父紀念館駐車場
1つ目は台北101から少し離れた、國父紀念館(guó fù jì niàn guǎn)の駐車場からの1枚です。國父紀念館の特徴は、目の前が広い駐車場と公園になっているため、台北101までの間に高い障害物が無いことでしょう。日中の写真も良いですが、夜景は一段とその神秘さを際立たせます。青色の地下鉄板南線の國父紀念館駅から徒歩5分程度で到着します。
②中山公園 – 翠湖
続いては、1つ目のスポットから程近い場所にある中山公園(発音:zhōng shān gōng yuán)にある池、翠湖(発音:cuì hú)です。この撮影スポットは、夜景シーンで度々見るアングルで、台北101から比較的近いにもかかわらず、観光客がほとんどいない穴場スポットなんです。この写真はいくつかの撮影環境が満たされないと良い写真が撮れないため、天気との巡り合わせ次第ですが、池に反射した台北101を撮影できる素敵なスポットです。
③誠品信義店前交差点
続いては台北101からまっすぐ北上した先にある交差点からの1枚です。ここは、台湾で超有名な本屋「誠品信義店」の目の前になります。片側3車線の広い道路の先にある台北101は、周りに大きな建物もなく、しっかりのその様子を収めることができます。また、T字路ということもあり、目の前を走る車を歩道側から捉えることがている点もGood!三脚で固定してシャッターを長めに開放すれば、車の軌跡を赤い光と共に捉えることができます。
④象山
続いてはガイドブックにも載る、観光地としておなじみの象山(発音:xiàngshān)です。台北市内を一望できる高台はいくつか候補があるのですが、台北101を近くで見ることができ、かつ、比較的現地情報が多い場所はこの象山でしょう。晴れた夜にはとっても綺麗な夜景を堪能することができますよ!
⑤統一時代百貨 – 2F夢広場
少しコアなところに移動してみましょう。台北101をしっかりと撮影しようとすると、周辺のビル群をうまくかわすスポット、角度を見つけなくてはならないのですが、この場所は台北101からちょうど一直線にまっすぐ北上したところにある広場で、ビル群の合間にちょこっとその姿を見せてくれる場所なんです。夜は周りのビルのライトアップもあってか、より幻想的な場所になります。またここは、「統一時代百貨」(発音:tǒngyī shídài bǎihuò)という百貨店の広場でもあり、比較的開けた場所になっていますので、写真撮影も幾分しやすいかと思います。
⑥居酒屋 – 竹村
続いては、近年台湾のインスタグラマーをはじめ、世界各国のYoutuberなどにも取り上げられている場所をご紹介。ネット上でほとんど詳細が出回ってないのですが、ここはこれまで紹介した撮影スポットとは異なり、台北101の南側に位置するスポットになります。台北101からは歩いて20分ほどかかる住宅街の一角にあるこの場所は、竹村という提灯が特徴的な居酒屋の目の前の路地が、ちょうど台北101に向かって抜けて見える絶好のスポット。撮影当日は別の撮影舞台が通りを使用しており、機材のライトが反射してしまっていますが、それぐらい地元ではよく知られた場所なのでしょう。
⑦信義路橋
台北101の近くで撮影するのであれば、おすすめなのが信義路橋(発音:xìnyì lùqiáo)という歩道橋の上からの1枚。台北市内にはあまり歩道橋がなく、こういったアングルでの撮影ができる場所は限られているのですが、この場所は台北101からほど近く、高台から台北101を撮影できるスポット。交差点が目の前ですから、車の光も取り込め、シャッタースピードを調整すれば、素敵な1枚に仕上がること間違いなし!
⑧ジミームーンバス
【2022年最新】台北101の撮影おすすめスポット【日中編】でもオススメした撮影スポット「幾米月亮公車(発音:jǐmǐ yuèliàng gōngchē、日本語名:ジミームーンバス)」。夜は丸い金属の飾り物が光を反射し、より幻想的な空間を演出してくれますよ!台北101からもすぐの距離(徒歩1分ほど)ですので、是非立ち寄ってみては♪
⑨台北101 年越し花火
毎年大晦日から新年に切り替わるタイミングで台北101から豪快に放たれる大量の花火。台湾ファンにはお馴染みの光景ですが、写真撮影となると、タイミングと場所が非常に重要になってきます。僕もこの撮影自体は上手くいっていないのですが、逆に爆発感を捉えることができたので掲載します。新年を迎える際の台北101周辺はイベントモードで歩行者天国となる通りが多いのですが、もちろん人々の目当てはこの花火。ベストポジションを取ったとしても、常に前に人がいる状態になりますので、近くで三脚を立ててとなると、かなり難易度が上がります。また、この日は大雨だったため、傘の群衆が目の前を陣取ってしまい、直前まで移動しながらの待機となりました。写真よりも圧倒的に簡単なのは動画に収めること。一眼レフ+三脚の組み合わせを用意できない場合は、スマホで動画を撮ることをオススメしますよ!