【体験談】タイガーエアセールで片道500円チケットを購入できた話

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フライト

多い時は年間5-10回台湾を訪問している私が、何度もお世話になっているのがタイガーエア台湾。私はJALマイラーなので、基本的にはJALで台湾に行くことをまず考えているんですが、タイガーエア台湾は安い時はとんでもなく安くなるので、常に価格調査はしておきたいところです。

今回、タイガーエアのVIPセールで片道500円のフライトチケットを無事に入手できたので、その全容を大公開します😃次回のタイガーエアセールの準備に役立ててみてください。

タイガーエアVIPセールとは

タイガーエアVIPセールとは、2023年4月10日に行われたタイガーエア台湾のビッグセールのこと。タイガーエアは定期的にめちゃくちゃ安くなるセールを開催しているんですが、今回のVIPセールはそれを圧倒的に上回るディスカウントが提供され盛り上がりました。正式名称は「HAPPY Easter 2023」というセールで、VIP限定枠に片道500円(航空券のみ)というとんでもないプロモが展開されました。

セール名HAPPY Easter 2023
予約期間第1弾 VIP限定 2023/4/10 10:00 – 2023/4/10 23:59
第2弾 全員対象 2023/4/11 10:00 – 2023/4/12 23:59
搭乗期間第1弾 VIP限定 2023/4/10 – 2023/10/28
第2弾 全員対象 2023/4/11 – 2023/10/28
セール価格VIPセール 片道500円/4,700円/7,000円〜
全員対象 片道4,700円/7,000円〜
対象フライト日本 – 台湾 全路線 *往復チケットのみ

VIP限定セールに参加するには

VIP限定セールに参加するにはタイガーエア台湾のVIP会員である必要があります。このセールにおけるVIPの定義は以下でした。

VIPの定義(このセールにおける)
– 2017年9月26日〜2023年4月6日にtigerclubに会員登録している人
– 登録済みフライト利用記録の累計が230ポイント以上

2017年9月26日というのはタイガーエアクラブが出来た日付のようです。タイガーエアのポイントは購入したチケット金額の1%が付与され、空港税などは対象外です。なお、LCCのタイガーエア台湾には燃油サーチャージという概念はありません。

この1%なんですが、(個人的に分かりにくいしひどいなと思っているんですが)正確には購入したチケット金額(台湾ドル換算)の1%になります。タイガークラブサービス条項にはその記載はなく、タイガークラブのページの下部にあるQ&Aにひっそりと書かれています。

例えば、セール価格で購入した際の往復チケット代が15,000円(税金部分除く)とすると、2023年7月現在3,300台湾ドル換算なので、33ポイントとなります。累積230ポイントとは7往復して得られるポイントなので、確かにVIPではありますね。

私は過去にタイガーエアで15往復ほどしているので230ポイントは超えていますが、ちょっとハードルが高い設定ですね。

10時にセールが始まらない、、、という問題

タイガーエア台湾セールのあるあるなんですが、開始時間が日本時間なのか台湾時間なのかわからないという問題が毎回起こります。これは本当に改善してほしいと思っているんですが、例えば今回のVIPセールはこんな感じでした。

タイガーエア台湾の日本語サイトには10:00開始と記載があります。

しかし、繁体字サイトに行ってみると(台湾人向け)、こちらも10:00〜と記載されているんです。この時点で10:00が日本時間なのか台湾時間なのか全く検討がつかなくなりました。日本と台湾には1時間の時差があるので、台湾時間で10:00と記載しているのであれば、日本では11:00開始ですよね。

上記で記載したポイントのこともそうですが、台湾のサイトなんだから台湾ドル基準、台湾時間基準なのは当たり前だよね〜というスタンスでくるので要注意です。

結局この日のセールは日本時間11:00〜でした。今後セールに参加する方は要注意です。

500円設定は本当にあるのか

さて、この手のセールでは500円なんていう爆安価格は全く存在しないし、あったとしても全然買えないんじゃないの?という声が多いんですが、今回実際に購入できたので当日の在庫状況がどんな感じだったかお知らせします。

下記は9/6 – 9/18 台北in 高雄outの場合。片道500円が1席ずつ残っていました。

10/18 – 10/23 台北in 高雄outが片道500円で複数枚残っていました。

8/29 – 9/6 台北in 台北outなら片道7,000円が1席ずつ残っていました。

というわけで、今回は片道500円のチケットを往復押さえて諸経費込みで合計9,454円という格安フライトチケットを購入することができました。

やっぱり諸経費が高いですねえ。9,454円の内訳は以下です。

項目単価合計
往路片道航空券
機内サービス(座席指定、機内食、受託手荷物追加費用)
日本旅客保安サービス費用
羽田空港国際線旅客取扱施設利用料
国際旅客観光税
タイガーエアシステム使用料
500円
0円
100円
2,950円
1,000円
1,100円
5,650円
復路片道航空券
機内サービス(座席指定、機内食、受託手荷物追加費用)
旅客サービス施設使用料
タイガーエアシステム使用料
500円
0円
2,204円
1,100円
3,804円

タイガーエア台湾は燃油サーチャージの請求がないのでとても有難いのですが、日本側の諸税が高すぎますね。羽田空港出発の国際線フライトは大人2,950円の羽田空港国際線旅客取扱施設利用料が取られます。成田空港であればタイガーエア台湾は第2ターミナルなので大人2,130円です(第3ターミナル発の航空会社であれば大人1,040円です)
*いずれも2023年7月現在

台湾の空港については、台北松山・桃園・高雄国際空港発のフライトについて2023年3月31日以降500台湾ドル(上記では2,204円)が旅客サービス施設使用料として請求されるようになりました。

コロナ前と比較して高くなったと感じるのはこういった点も影響していそうですね。

この記事を書いた人

飛行機や鉄道を使って日本・世界中を旅する30代会社員。ラグジュアリーホテルや飛行機のレビュー、主に台湾方面のまとめ記事を書いています。お問い合わせは日本語・英語・中国語でお気軽にどうぞ!

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