JMBダイヤモンド・JGCプレミア会員とJALファーストクラス搭乗者、ワンワールドエリートステイタスのエメラルド会員のみが入ることができるJALダイヤモンド・プレミアラウンジ。空の旅の前のひと時を過ごす、上質な空間がそこにはあります。
全国5箇所にあるJALダイヤモンド・プレミアラウンジの中で、最南端に位置する沖縄・那覇空港のJALダイヤモンド・プレミアラウンジは一見普通のラウンジなのですが、ラウンジマップをよく見ると謎の小部屋が存在することがわかります。
この記事では那覇空港JALダイヤモンドプレミアラウンジに潜む謎の小部屋の真相を解明したいと思います。
那覇空港JALダイヤモンドプレミアラウンジの概要はこちらをご覧下さい。
ラウンジマップに潜む謎の空間
那覇空港のJALダイヤモンドプレミアラウンジは下のラウンジマップの赤い箇所で、レセプションからラウンジに入室した際にメインの空間として広がるのは中央+上側のエリアです。
上のマップには記載がありませんが、メインエリアにあるクローク部分からお手洗いに行くところには自動ドアがあります。
なのに、その自動ドアの先に赤字で「ダイヤモンドプレミアラウンジ」と記載があるんです!😮 よく見るとお手洗いのマークはありますが、その先にまさかまだラウンジ空間があるなんて誰も思わないでしょう。
しかもこの空間なんだか変じゃないですか?ラウンジメインのトイレの先にさらにトイレがあるんです。こんなに近い距離に2つのトイレがあるラウンジ。ちょっと奇妙な構造ですよね。そしてその先には2つの道から通じる非常口がある(2つに分ける意味ある??)。
早速この場所の様子を見てきたので、実際の写真と共に見てみましょう。
秘密の小部屋に潜入してみた
潜入といってもれっきとしたJALダイヤモンドプレミアラウンジなので、何の躊躇もなく入ることができます。ただし、この秘密の小部屋は常に空いているわけではないようです。私は何度も那覇空港JALダイヤモンドプレミアラウンジを利用していますが、秘密の小部屋に通じる道の途中のドアが閉ざされていた経験があります。
通常通りJALダイヤモンドプレミアラウンジに入室し、先ほど記載した自動ドアからメインのトイレに向かいます。すると、下記のような表示が見えるようになります。女性トイレのサインと併せてLoungeのサインがあるんです。扉が開いている謎の空間が見えますね!
この空いている扉の先が秘密の小部屋。扉は閉まっていることもあるので、普通にお手洗いに行くだけでは気付きにくいですし、この扉方面は女性トイレのみで男性トイレは手前にあるため、気付ける人も限られているかもしれません。さらに、メインのラウンジと照明の具合や内装が全く異なるため、側から見ると事務所やバックヤードにも見えますよね。ちょっと入るのを躊躇してしまいそうです。
扉の先を覗くと、秘密の小部屋のトイレ2つの先に椅子が2つだけ見えるので、入っていいのかわからないですよね(もちろん入っていいんですよ!)。
その奥には非常口が見えます。この非常口はマップから推測するに、下の画像にあるJALファーストクラス専用保安検査場の横あたりに出るはずです。
秘密の小部屋の内部をもう少し見ていきましょう。こうやってみると結構広い空間です。ざっと20席ほどはあるかなと思います。
飲み物や食事はこちらには原則置かれていません。訪問時はカレーせんべいのみで、食事やお酒・ソフトドリンクはメインのラウンジに取りに行く必要がありました。
飲み物のサンプルが置かれた場所にも「冷たいお茶、お水をご希望のお客様はラウンジ係員へお声がけください」と記載がありました。
この小部屋は何に使われているのか
これまで見てきた内容から、
・秘密の小部屋はメインラウンジと内装が全く異なる
・秘密の小部屋のみで完結するお手洗いがある
・外から直接入室するルートがある(非常口の利用)
ということがわかります。また、
・混雑時のみの開放で、常に開放しているわけではない
ということも踏まえると、この場所はもともとは別用途で作ったものを混雑時にはダイヤモンドプレミアラウンジとして開放しているのではないか、通常はVIPや特殊な団体の待合室として使用しているのではないかと推測します。
詳しい方で情報をお持ちの方がいればぜひ教えてください!