【2024年最新】香港国際空港キャセイラウンジ 「THE PIER ザ・ピア」をブログレビュー解説

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フライト

香港国際空港を拠点とするワンワールドアライアンスのキャセイパシフィック航空。香港のキャリアとして世界各地に航空会社ラウンジを構えていますが、香港にあるラウンジは規模が違います。

先日香港に行く用事があったので、航空会社ラウンジの中でも最高峰と言われるキャセイパシフィック航空のラウンジの中でも一番広い「THE PIER ザ・ピア」を利用してきました。中の様子を徹底解説します。

香港国際空港にあるキャセイパシフィック航空は全部で3つ

2023年7月現在、香港国際空港にあるキャセイパシフィック航空の航空会社ラウンジは全部で3つです。

THE WING ザ・ウイングファーストクラスラウンジ・ビジネスクラスラウンジ
THE PIER ザ・ピアビジネスクラスラウンジ(ファーストクラス専用スペースの提供あり)
THE DECK ザ・デッキビジネスクラスラウンジ

THE WINGのみ、ファーストクラスラウンジを兼ねていると公式サイトには記載があり一番豪華に見えますが、実は一番広くて豪華なのはTHE PIERです。今回、トランジットで3ヶ所とも回ったのですが、もしトランジットが1-2時間程度しかなくどれか1つだけ入室したいのであれば間違いなくTHE PIERがおすすめです。

ちなみにTHE PIERにもファーストクラス専用スペースの設定があります。とは言え、ソファーなどのスペースが専用なだけであり飲食提供ゾーンは他の利用客(ビジネスクラスラウンジ)と同じになります。

豪華すぎるラウンジの中身を写真と共に以下で解説していきます!

香港国際空港 THE PIER ザ・ピア 基本情報

場所香港国際空港 第1ターミナル
キャセイパシフィック航空 THE PIER ザ・ピア(玉衡堂)
営業時間5:30〜最終出発便まで
入室条件キャセイパシフィック航空ファーストクラス・ビジネスクラス搭乗者
キャセイパシフィック航空エリート会員ダイヤモンド・ゴールド・シルバー
ワンワールドフリークエントフライヤー会員エメラルド・サファイア

*同伴者については細かく規定があるので公式サイトをご確認ください。
一例として、JAL日本航空の上級会員、例えばJGCであればワンワールドサファイア
の権利をもつので会員+同行者1名までOKです。
アクセス第1ターミナルの65番ゲート付近をエスカレーターで下る

THE PIER ザ・ピアへの行き方・アクセス

まず先に伝えたいのですが、香港国際空港はとにかく大きく、移動を間違えると大幅なロスになってしまいます。近くのゲート番号を目標に向かうようにしましょう。そして、もう一点、THE PIERはエスカレーターで1つ下のフロアに降りた場所にあるため、視覚的に見えにくいという問題点があります。何度も行ったり来たりすることにならないためにも、以下の写真を参考に訪問してみてください。

THE PIERは65番ゲート付近にあります。

63番ゲートと65番ゲートの間に下のフロアに向かうエスカレーターとエレベーターがあります。

エレベーターには「THE PIER 玉衡堂」の文字が。

エスカレーターがある場所にも「THE PIER 玉衡堂」の記載があります。

THE PIER ザ・ピアの様子

それでは、キャセイパシフィック航空で一番広いラウンジ「THE PIER 玉衡堂」の中の様子を見ていきましょう。

THE PIER エントランス

エスカレーターを降りるとキャセイパシフィック航空ラウンジ THE PIERしかありませんので、迷うことはありません。キャセイカラーである深緑のエントランスがお出迎え。受付は木の温もりが感じられる洗練された色味が特徴。

受付で搭乗券とラウンジ入室資格を示すもの(会員カードやラウンジチケット)を提示しましょう。

THE PIERは一番広いラウンジではありますが、その構造は縦に細長いものとなっており、エントランスから近い方から順番に回っていけば、迷わずに隅々まで楽しむことができますよ。エントランス手前からラウンジ内を解説していきたいと思います。

フードホール Food Hall 嚐味坊

最初に見えるのは食事をいただくことができる「フードホール Food Hall 嚐味坊」。食事といってもTHE PIERには麺中心のヌードルバーやお酒を楽しむバー、お茶を楽しむできる茶房などたくさんの仕掛けがあります。この「フードホール Food Hall 嚐味坊」はそれ以外のフード・基本的なお酒や飲み物が楽しめる場所です。

フードホール Food Hall 嚐味坊 – 座席

スタンディング形式のテーブルや、ハイカウンター(写真奥)もあります。

クッションが気持ち良いテーブルセットも充実。

こちらは香港のアイコニックな屋台をイメージしたものでしょうか。ラウンジ入り口に設置されていました。

フードホール Food Hall 嚐味坊 – 食事

食事は全てスタッフに注文をして取り分けていただくスタイル。見た目も綺麗ですが衛生面的にも良いですね!こちらではパンやホールケーキが提供されています。

スープの提供も。この日はミネストローネとベジタリアンスープの2つがありました。

サラダボールも豪華です。お隣はデザートとしてティラミスとカノーリ。ちなみにアイスクリームの提供もありました。

お酒のおつまみに似合いそうな生ハムやチーズ、オリーブやピクルスも。

ホットミールも充実しており、ピザもあるのは嬉しいポイントですね!

フルーツはオレンジやりんごがまるっと置かれていました。

フードホール Food Hall 嚐味坊 – 飲み物

飲み物の提供(特にアルコール)はバーエリアが一番豊富ですが、このエリアにもドリンクバーは併設されており、最低限のラインナップが提供されています。

こちらにはファンタやコーラといったソフトドリンクから、ビール、赤白ワインなどのアルコール、コーヒーの提供がされています。

フードホール Food Hall 嚐味坊 – パソコン

THE PIERの中では唯一パソコンへのアクセスを提供しているエリアがこちらです。全台Macとなかなか高級感ある作りです。

ヌードルバー Noodle Bar 風味坊

続いては隣にあるのはキャセイパシフィック航空のラウンジでは定番のヌードルバー。担々麺をはじめ、本格的な麺をいただくことができます。その場で作ってくれるので出来立てをいただくことができるのは嬉しいですね!

ヌードルバー Noodle Bar 風味坊 – 座席

ヌードルバーを囲うようにカウンター座席が設定されています。写真映えしそうな素敵な空間。

キャセイ一押しのヌードルバーには豊富な座席が用意されています。ボックスシートが中心で、腰を落ち着けて麺類を堪能することができます。

広いテーブルも用意されています。

ヌードルバー Noodle Bar 風味坊 – 食事

麺類はヌードルバーのスタッフに直接注文するスタイル。麺類以外にも香港名物のローストミートや点心を注文可能です。熱々の食事を堪能できます。

ヌードルバーで注文できる食事
麺類:ワンタン麺、タンタン麺、野菜麺
ローストミート:バーベキューポークライス、クリスピーローストポークライス
点心:鶏肉焼売、野菜餃子、流沙包(中華カスタード饅)

注文後はこちらの機械で完成が知らされます。

各種薬味はこちらから↓

こちらの担々麺をいただきました。最高に美味しかったです😄

ちょっとした点心や焼き麺はバー横にあるフード提供エリアにあります。

ヌードルバー Noodle Bar 風味坊 – 飲み物

ヌードルバーエリアにもドリンクバーは併設されており、最低限のラインナップが提供されています。こちらにはファンタやコーラといったソフトドリンクから、ビール、赤白ワインなどのアルコール、コーヒーの提供がされています。

キャセイパシフィックのロゴが入ったビールもこちらではいただくことができますよ!

バー Bar 悠然吧

お次はラウンジ内にあるバー空間「悠然吧」。お酒のみを提供する空間がこれまで紹介してきた食事エリアと同じぐらいの広さで用意されています。こちらの注文カウンターだけでもテンション上がりますね!

バー Bar 悠然吧 – 座席

バー空間にある座席は、全体的にリラックスできるようなソファーが多いのが特徴。深く腰掛けて楽しむことができるように設計されています。

シックな作りの空間がバー空間にはぴったりですよね!

横との境があるおしゃれ座席もありました。

バー Bar 悠然吧 – 飲み物

バーカウンターではBusiness Class beverage and wine listとしてメニューが提供されています。

Bar 悠然吧で提供される飲み物
シャンパン、ワイン(赤白、ポート)、カクテル、リキュール、ジン、ラム、ウォッカ、テキーラ、ウイスキー、ビール、ノンアルコールカクテル、ソフトドリンク、紅茶(JING tea)、コーヒー各種、ホットミルク、ホットチョコレート

ティーハウス Teahouse 茗茶坊

お次はちょっと変わった空間を提供するティーハウス「茗茶坊」。ラウンジ空間で本格的にお茶を楽しむことができる専用空間があるのは、世界中探してもおそらくキャセイパシフィックのTHE PIERだけではないでしょうか(知りませんが)。

立派なお茶ケースに入ったお茶がたくさん並んでおり、選ぶ時から楽しくなる仕掛けとなってます。

ティーハウス Teahouse 茗茶坊 – 座席

落ち着いた灯りのもとにたくさんの座席が用意されています。

ソファー側にも小さなテーブルが用意されているので、お茶を飲む分には十分な環境ですね。

ティーハウス Teahouse 茗茶坊 – お茶

お茶はいくつかの種類が用意されており、その場で作っていただけます。

お茶の香りを楽しんでから銘柄を決めることも可能です。

容器は相当熱いので注意してください。大体4杯分はあったかと思います。

そのほか、オリジナルのジュースが提供されていました。

ティーハウス Teahouse 茗茶坊 – 茶菓子

お茶を飲むのにぴったりの茶菓子の提供もあります。この日提供していたのは、黒胡麻ピーナッツキャンディ、ワイフケーキ、エッグタルトです。

シャワー Shower Suites

THE PIERにはシャワールームの設置があります。こちらの受付で声をかけると無料で使用することができます。トランジットで長時間ラウンジにいるような場合にも重宝できそうですね。

シャワールームの受付で以下の品物は貸し出していただけます。

シャワールーム無料貸し出し品
デオドラント
ヘアコーム
ヘアムース
ヘアスプレー
髭剃りセット
シェービングフォーム
スリッパ
サニタリーナプキン

リラクゼーションルーム Relaxation Room 恬靜間

ラウンジの一番奥の空間には「Relaxation Room 恬靜間」というリラックスできる空間があります。早い話、横になって仮眠できるスペースです。結構混んでいました。

仮眠まではいかないものの、ゆったりとしたスペースでリラックスできるソファーもあります。

サンクチュアリー The Sanctuary by PURE YOGA 瑜逸閣

ラウンジ内にはヨガを楽しめる「The Sanctuary by PURE YOGA 瑜逸閣」という場所があります。2019年にオープンして話題になっていた場所ですが、2023年訪問時には見つけることができませんでした(見逃しただけかもしれませんが)。

ファーストクラス専用スペース

THE PIERは公式サイト上ではビジネスクラスラウンジと定義されており、ファーストクラスラウンジの設定はありません。しかし、窓側一帯のエリアはファーストクラス搭乗者および相当のエリート会員限定の空間が設定されてます。見ての通りほとんど人はいません。

バゲージロッカー

ご紹介した通りラウンジ内は広々としており、色々と探検したくなる要素がいっぱいです。そんな時、移動に邪魔になる荷物はラウンジ入り口付近にあるこちらのロッカーにしまっておくと良いでしょう。

トイレ

お手洗いはラウンジ内にあります。

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