運転免許を初めて取得して楽しくドライブ・旅行をしている皆さん、運転免許証を取得してから3回目の誕生日の1ヶ月後が免許有効期間満了日ですよ。
初回の免許更新行ってみたらすんなりと終わったのですが、当日の流れがよくわからず、行くまでは不安な気持ちでした。
この記事では、東京都の多くの方が利用する江東運転免許試験場での初回更新の流れを解説します(実際の体験記です)。
初回更新は運転免許試験場のみ
東京都には運転免許更新場所として3つの種類が用意されています。
東京都では、初回更新の方は運転免許試験場でしか更新することができません。近くに警察署があったとしても、都内と運転免許試験場まで行く必要があります。
現在、東京都内にある運転免許試験場は以下3つです。
この記事では東京23区内にある江東試験場(江東運転免許試験場)で実際に体験した流れをまとめていきます。
更新期間
初回の運転免許更新可能期間は、免許取得後の3回目の誕生日から前後1ヶ月(合計2ヶ月の間)です。以下2つの例を記載しておきます。
免許取得日 | 誕生日 | 免許取得後3回目の誕生日 | 免許更新期間 |
2021年4月15日 | 9月10日 | 2023年9月10日 | 2023年8月10日 ~ 2023年10月10日 |
2021年4月15日 | 2月25日 | 2024年2月25日 | 2024年1月25日 ~ 2024年3月25日 |
事前予約が必要になります
令和6年(2024年)2月1日から免許更新は予約制に変わります。従来は受付時間内に現地に行けば更新できましたが、土日を中心に大混雑することがありました。今後は予約制なので、数もある程度コントロールされるようになるでしょう。
なお、予約には予約IDが必要です。警視庁から郵送で届くハガキ「運転免許証更新のお知らせ」に16桁の予約IDの記載があります。予約サイトはハガキを参照してください(QRコード)。以下からも予約可能です。
当日の持ち物
当日持参が必要なものは以下です。最新の情報は「運転免許証更新のお知らせ」のハガキを参照してください。
当日の持ち物
運転免許証
手数料(現金またはクレジットカード・電子マネー)
黒色ボールペン(消せるボールペンは不可)
運転免許証更新のお知らせのハガキ
予約完了画面または受付番号のメモ(令和6年2月1日以降)
(任意)飲み物
運転免許証は更新手続き時に提出し、書類作成に使用されます。その後、穴あけパンチを通して返却されます(思い出にどうぞ)。
手数料は江東運転免許試験場では現金以外にクレジットカードや電子マネーも利用可でした。
黒色ボールペンを使うシーンは2回あり、1つは適性検査時の質問票の記入、もう1つは講習中に配布される安全運転自己診断の記入です。ただ、質問票は記入台がありそこにペンがあるのと、講習中は貸し出してくれるそうなので、最悪忘れてもなんとかなると思います。
あとは国際免許証を取得したことがあったんですが、更新時に持参は不要です。
運転免許証更新のお知らせのハガキには記載がありませんが、2時間の講習中に飲み物の持ち込みがOKなので、持参をお勧めします。江東運転免許試験場の2階にも自動販売機はありますが。
必要により持参するものとして、メガネや補聴器、在留資格証明(外国人)などありますが、運転免許証更新のお知らせのハガキに従ってくださいね。
江東運転免許試験場へのアクセス
江東運転免許試験場は東京都東部、江東区に位置しています。最寄りの駅は東京メトロ東西線の東陽町駅か南砂町駅ですが、JRの最寄駅としては総武線錦糸町駅から都バスが出ています(所要時間25分)。
場所 | 江東運転免許試験場 |
住所 | 〒136-0075 江東区新砂1丁目7番24号 |
電話番号 | 03-3699-1151 |
受付時間 | (初回更新) 月曜〜金曜:8:30 – 14:00 日曜:8:00 – 11:00、13:00 – 14:00 *初回更新以外の更新の場合は受付時間が異なるので注意 |
駐車場 | 無し |
アクセス | 地下鉄東西線 東陽町駅 徒歩約5分 JR亀戸駅(北口) 都営バス(東陽町行)「江東試験場前」下車 25分 JR錦糸町駅(南口) 都営バス(門前仲町行)「江東試験場前」下車 25分 |
江東運転免許試験場での免許更新(初回)の流れ
ここでは、東京都の試験場である「江東運転免許試験場」で運転免許を「初回」で更新する際の流れを解説します。
- STEP1江東運転免許試験場へ到着
試験場に着いたら、向かって右側の免許更新受付列に並ぶ。
- STEP2免許更新書類作成
自動読み取り機が十数台並ぶエリアがあり、係員が案内してくれる。
既存の免許証を挿入し、情報を反映。4桁の免許パスワードを2組登録する。
完了すると、既存の免許証の返却と免許更新申請書が出力される。
次に向かうべき場所「0番」が表示されるので向かう。 - STEP3更新料支払い
0番カウンターで免許更新申請書を提出し、更新料3,850円を払う。現金またはクレジットカード・電子マネーで列が2つに分かれるので注意。免許更新申請書が返される。
- STEP4既存免許の失効手続き
既存免許証と免許更新申請書を提出。既存免許証は穴あけパンチで無効化されて変換される。免許更新申請書は返される。
- STEP5視力検査
7番の視力検査へと向かう。裸眼かどうか確認され、片目だけ3回ほどテスト(いわゆる視力検査で、Cの形をした記号がどちらを向いているかを問うもの。健康診断の視力検査より大きくて簡単)。
- STEP6適性検査合格チェック
8番へ向かい、適性検査の合格印を押印してもらう。視力検査を合格して、免許更新申請書の裏面にある質問書の質問項目を解答する必要がある。8番ブースの入り口前に記入台があるので、そこでペンを借りて記入してもOK。
- STEP7書類提出
免許更新申請書、運転免許証更新のお知らせのハガキ、既存の運転免許を提出する。確認後、一式返還される。
- STEP8写真撮影
基本的に取り直しができないので、心して臨みましょう。なお、ここで免許更新申請書は回収されます。
写真撮影後、「運転免許証等引換書」を渡されます。2階へエスカレーターで上がり、講習の受付を行います。
講習を実施する部屋番号を案内されるので、教室のホワイトボードに記載の開始時間を待ちましょう。1日に何回も実施しているので、そこまで待たずに直近の講習は開始すると思います。
講習では2つの冊子が配られます。全国共通の冊子と東京都にフォーカスした冊子です。主な内容は、
・東京都の直近の交通事故に関するデータ
・ここ数年の道路交通法等の改正情報
・交通事故事例
・交通事故実例ビデオ(20分)
になります。どれも興味深いものばかりなので、眠くはならないと思います。
講習後は、運転免許証等引換書を持って4階へエスカレーターで向かいます。免許交付受付に番号が表示されているので、運転免許証等引換書記載の番号が該当すれば列に並んで新しい免許証を受け取ります。
以上で、初回の運転免許更新は終わりです。