【使い方】台北駅の市内チェックイン(インタウンチェックイン)で手ぶらで桃園へ

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旅行計画

台北には松山空港と桃園国際空港の2つの空港があり、特に桃園空港へ向かう際は市内からの移動時間が1時間ほどかかります。「インタウンチェックイン」サービスを利用すれば、台北市内で荷物を預けて手ぶらで観光を楽しむことが可能です。これにより、桃園空港までの移動もスムーズになり、時間を有効に使えます。

この記事では、台北駅でのインタウンチェックインの場所や使い方、対象航空会社、利用時の注意点について詳しくご紹介します。これを読めば、手ぶらで快適に桃園国際空港へ向かう方法がわかりますよ!

インタウンチェックインとは

インタウンチェックインとは、台北駅に設置されたチェックインカウンターやサービスエリアで、対象の航空会社の航空券を予約した乗客がチェックイン手続きを行えるサービスです。これにより、空港に到着してからのチェックイン手続きや荷物の預け入れが不要となり、時間と労力を大幅に節約できます。

桃園空港利用時に使えるサービスです。台北松山空港は対象外ですのでご注意を。

インタウンチェックインは、桃園メトロ空港線の台北駅のほかに、新北産業園区駅にもあります。

MRT台北駅構内のインタウンチェックインカウンター

・桃園メトロ空港線 A1台北駅(B1階チェックインコーナー)、またはA3新北産業園区駅
・出発3時間前まで(当日の出発のみ対象)
・荷物の大きさや種類に制限あり(詳細は下記リンクから各航空会社へ)

サービス提供時間

A1 台北駅 06:00~21:30
A3 新北産業園区駅 09:00~16:00

対象の航空会社

インタウンチェックインサービスは、全ての航空会社で利用できるわけではありません。以下に、台北駅でインタウンチェックインを提供している航空会社を紹介します。

なお、LCCのタイガーエア(台湾虎航)は、台北駅での市内チェックインは対応していなく(2025年現在)、新北産業園区駅でのみ実施しています。なので、台北観光をしている方へのメリットは実質的にはないと思います。

エアーアジアは現在サービスを停止しているようです(詳しくはこちら)。

JALやANAといった日系の航空会社は対応していません。

利用手順

まずは桃園メトロ空港線のA1台北駅へと向かいます。台湾鉄道や新幹線の台北駅から地下道を歩いて5分ぐらいの距離です。

桃園メトロ空港線を目指すと「インタウンチェックイン(預辦登機)」という文字が見えてくるのでその方向へと進みましょう。

メトロ線の台北駅の改札があるB1と同じフロアですが、台湾鉄道や新幹線の台北駅側から行くと、改札の裏にインタウンチェックインがあるので一見見つかりません。改札の裏に回り込むように進みましょう。

インタウンチェックインの流れは以下に掲示があります。

  1. セルフチェックインエリア
    • パスポートを機械にかざしてチェックインを行います。このタイミングで搭乗券も印刷されます。
  2. 受託手荷物ルール確認エリア
    • 受託手荷物については大きさや種類に制限があります。これらに関するルールの確認です。
  3. 手荷物受託エリア
    • 自動の手荷物受託機に荷物を入れて手続きを行います。
  4. 手荷物X線検査エリア
    • 受託手荷物がルールに適したものかどうかをX線検査で確認します(台湾の他の空港と共通の手続き)。

手続きが完了するとこちらから出てくることになります。

注意点

インタウンチェックインには、基本的にスタッフが対応してくれないので(実際には数名いますが、特殊な対応はしてくれません)、通常空港で人が対応するようなことはできないということに注意が必要です。

具体的には、

・段ボールや傘などの特殊な形状のもの、保護が必要なものは預けられない
・上級会員向けのサービス(プライオリティタグ、ラウンジ券の発行)ができない
・アップグレード対応ができない

といったことになります。

これらを実施したいけど、手荷物が邪魔で最後の台北市内観光ができない!という方は、台北駅内にたくさんあるコインロッカーを利用するようにしましょう。


この記事を書いた人

飛行機や鉄道を使って日本・世界中を旅する30代会社員。ラグジュアリーホテルや飛行機のレビュー、主に台湾方面のまとめ記事を書いています。お問い合わせは日本語・英語・中国語でお気軽にどうぞ!

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