北海道の道東にある雄武町(おうむちょう)。この町へアクセスするには紋別市にあるオホーツク紋別空港が便利です。
羽田 – オホーツク紋別空港間を飛行機で移動し雄武町内で宿泊すると、最大2万円の助成が受けられます。以下詳細を見ていきましょう!
雄武町とはどこにあるのか
北海道の雄武町のことを知らない人が多い気がするので一応触れておくと、北海道の道東、オホーツク海に面した町です。
稚内と知床のちょうど中間にある自然と資源の豊かな町です。知床観光の起点は網走の女満別空港が便利ですが、雄武町に一番近い空港は紋別市にあるオホーツク紋別空港になります。
雄武町オホーツク紋別空港利用促進助成事業
雄武町ではオホーツク紋別空港の利用促進と観光振興などを目的に「雄武町オホーツク紋別空港利用促進助成事業」を実施しています。
この制度を使えば、雄武町民は最大2万円、道外在住者は最大1万円の助成を受けられます。
名称 | 雄武町オホーツク紋別空港利用促進助成事業 |
期間 | 令和10年(2028年)3月31日搭乗分まで |
対象者 | 羽田空港 – オホーツク紋別空港間の航空機を利用し以下に該当する方 1雄武町民 2道外在住の方で、雄武町内のホテルや旅館、家族や友人宅に宿泊する場合 (注意)旅割やパック商品、特典航空券も対象 (注意)旅費相当額について雄武町から公的助成を受ける場合は対象外 (注意)住民票住所が雄武町以外の道内市町村である方は原則対象外 詳細はこちら |
助成金 | 1片道10,000円、往復20,000円 2片道5,000円、往復10,000円 (注意)小児運賃の適用を受けた場合は上記金額のそれぞれ半額 (注意)助成額よりも割安な航空運賃プランを利用した場合は、利用した運賃と同額を助成 |
対象者については1の雄武町住民と2の道外在住者(例えば都内に住んでいる人はこれ)のみ記載しましたが、雄武町民ではないが町内の学校に通っているとか、厳密にはいくつか特殊な例があります。細かい対象者情報はこちらからどうぞ。
申請手続きや細かいルールもこちらのページに記載があるので、よく読んでから利用しましょう。
道外在住者利用条件
さて、道外に在住の方は往復で1万円の助成を受けられるのですが、2つの条件があります。
航空機利用
まず、羽田 – オホーツク紋別空港間を航空機で移動する必要があります。現状はANA1択ですね(昔紋別タッチという言葉があったな、、、いやまだあるか)。
1日1往復しかない路線です。ANAのセール中には片道10,000円以下になることもあるので要チェック。毎月29日開催のセール「ANAにキュン」は見ておきましょう。
*助成額よりも割安な航空運賃プランを利用した場合は、利用した運賃と同額を助成となっているので注意
ツアー(パック商品)での利用も可能です。また、ANAの特典航空券の利用も可能となっているので、マイルで乗れば現金持ち出しゼロにすることもできますね。
宿泊施設
道外からの旅行の場合、雄武町内の宿泊施設か家族・友人宅に宿泊する必要があります。宿泊施設は3つしかないようなので、前もって空き状況は確認しておくようにしましょう。ネット予約できるのは1つしかありませんので、、
他の地域の助成状況
オホーツク紋別空港は利用者が大変少なく、存続の危機にあるとも言われる空港です。そんな状況に対処するため、周辺自治体は助成金を出してオホーツク紋別空港を利用してもらおうと取り組んでいます。
紋別市、興部町、西興部村、雄武町、滝上町、湧別町、遠軽町、佐呂間町で助成を行なっていますが、多くは住民のための制度です。道外居住者利用可である場合も、特典航空券の利用は不可としている自治体が多いのですが、雄武町と西興部村については特典航空券も可とされています。