【2024年最新】宜蘭にある6つのバスターミナルまとめ

宜蘭へ旅行を計画している人にとって、高速バス（國道客運）が使えると旅行の選択肢がぐっと広がります。台湾鉄道の方がわかりやすいですが、なんと言っても高速バスは安いですし、遅くまで走っているので、圧倒的に便利な側面があります。

宜蘭県は台北市から一番近い台湾東部の都市で、宜蘭県北部にほとんどの都市が集中しています（花蓮よりの南部は山間部になります）。大きく5つの都市に分かれており、計6つのバスターミナルがあります。

この6つのバスターミナルを使いこなせるようになると、旅の計画がぐっとし易くなります。この記事ではそんなバス旅行に重宝できる6つのバスターミナルについて解説します。

宜蘭には6つのバスターミナルがある

宜蘭には各地にバスターミナルがあります。宜蘭は台湾鉄道沿いに大きな街ができており、北から頭城、礁溪、宜蘭、羅東、蘇澳の順です。台湾鉄道でも行ける街ですが、台北から行く場合は雪山トンネル（雪山隧道）を通って山間部を突っ切ることができる高速バスの方が圧倒的に速くなります。

轉運站（拼音：zhuǎnyùn zhàn）とは中国語でバスターミナルのこと。
轉運中心（拼音：zhuǎnyùn zhōngxīn）と書かれ、バスセンターと呼ばれることもある。

以下ではそれぞれのバスターミナルの概要と運行方面、地図をまとめます。

宜蘭県の中心である台湾鉄道宜蘭駅すぐにあるバスターミナルです。宜蘭行き止まりのバス以外に、宜蘭より少し南に位置する羅東行きのほとんどのバスの経由地にもなっています。

2023年10月から以下の地図の場所で新バスターミナルの営業を開始

宜蘭第二の都市である羅東のバスターミナルはこちらです。

礁溪バスターミナルは、台北方面から雪山トンネルを抜けたすぐのところにある礁溪という街のバスターミナル。宜蘭行きのバスのほか、花蓮行きのバスの多くがここに立ち寄ります。

蘇澳バスターミナルは、宜蘭県の都市部で最も南に位置する街のバスターミナル。蘇澳に向かうバスは限られており、國光客運の1879バス、大都會客運の9028バスが蘇澳行きなほか、台北 – 花蓮を運行する統聯客運の1663バス（北花線）が蘇澳國中に停まります。

台湾鉄道蘇澳駅前の蘇澳轉運站と蘇澳國中は離れているので注意

蘇澳國中バス停はこちら

頭城バスターミナルは、宜蘭県の都市部でも北部に位置するバスターミナル。台湾鉄道頭城駅近くのバスターミナルです。このバスターミナルは國光客運のバスのみ停ります。

烏石港バスターミナルは、宜蘭の漁港である烏石港前のバスターミナル。宜蘭の一大観光スポットである龜島（亀島）に行くためのフェリーが発着する烏石港へのアクセスに最適なバスターミナルです。このバスターミナルも國光客運のバスのみが運行しています。