台北から新幹線で1時間ほどで行くことができる台湾3大都市の1つ「台中」。台中の観光地は市内に点在しており、バスを駆使して巡るのが一般的ですが、その一角にフォトジェニックな巨大像が屋上に存在する施設が存在します。
今回は、そんな巨大像が見られる台中軟體園區の大里芸術劇場(大里藝術廣場 Dali Art Plaza)への行き方と実際の見え方、インスタ映えする写真の撮り方をお伝えします。
注意)大里芸術劇場のさまざまな展示は、時期によって変わるようです。最新の情報にご注意ください。
台中軟體園區/大里藝術廣場 Dali Art Plazaとは
台中軟體園區(日本語:台中軟体園区)とは、台中市に2018年にオープンしたソフトウェアパークで(他の国で言うサイエンスパークに近いかと)、IT企業の誘致や国のIT推進を進める巨大パークです。
台湾には他にも台北の南港サイエンスパークや高雄サイエンスパークがあり、大都市にこのようなエリアを設けています。
その一角に大里藝術廣場 Dali Art Plazaというエリアがあり、サイエンスパークの建物を使ってさまざまなアートの展示を行っています。ちなみに大里 Daliは、台中市大里区にあるのでそのような名前になっています。スペインの画家ダリとは関係ないと思います。
大里藝術廣場 Dali Art Plazaの巨大像
中国語では「巨大的藍色沈思者」などと呼ばれている青い巨大像を見るには、まず台中軟體園區(台中サイエンスパーク)へと向かいます。
路線バスで向かうと、アートが施された大きな建物が見えてきます。
ここが台中軟體園區(台中サイエンスパーク)。中を抜けることができるので、建物の中庭方面へと歩いていきます。
中庭側に大里藝術廣場 Dali Art Plazaが見えてきました。巨大な像が屋根の上に乗っかっています。
広角レンズや魚眼レンズを持っていると、このように周りの建物も写すことができるので巨大像の存在感をより表現することができますよ。
下からのアングルもお気に入りです。
大里芸術広場 Dali Art Plazaへの行き方
大里芸術劇場(大里藝術廣場 Dali Art Plaza)へはバスでアクセスすることになります。台中の交通の起点は新幹線台中駅(中国語:高鐵台中站)と台湾鉄道台中駅(中国語:台中火車站)があり、台北や高雄から新幹線で来る場合は前者、高速バスで来る場合には後者の駅を利用することになります(また、2つの駅間の距離はかなりある)。それぞれの場合のアクセス方法を以下に記載します。
1)新幹線台中駅(中国語:高鐵台中站)から
統聯客運バスの151番に乗車し、「林森中正路口」で下車。歩いて「省議會」まで向かい、台中客運バスの201番に乗車、「大里圖書館」で下車
2)台湾鉄道台中駅(中国語:台中火車站)から
台中駅前のバス停から50番、108番、107番Extend、132番に乗車、「大里圖書館」または「青年高中」で下車(その他にもあるかもしれません)