【2024年最新】馬祖列島の島を完全まとめ

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連江
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日本から3時間30分の台湾本島は、台北や高雄などの大都市があり日本人観光客が多い場所ですが、台湾には日本人にはあまり知られていない離島がいくつかあります。

その中でも台湾本島から遠く離れ、中国大陸に最も近い台湾の最前線とも言われる馬祖列島には

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馬祖列島とは

馬祖列島は行政区分としては連江県に属する36の島から成り立つ列島で、台湾本島からは飛行機で1時間ほど北西に向かった先にあります。台湾本島よりも中国大陸の福州市の方が近い特殊な場所に位置しており、そのため台湾の最前線とも言われ、現在でも軍が駐留しています。

36の島々と言っても、実際には上陸ができない岩のようなものも多く、観光目的では、原則として一般住民がいる5つの島(南竿、北竿、西莒、東莒、東引)と無人島の大坵や高登島を巡ることとなります。

馬祖の島々

南竿

南竿 – 鐵堡

南竿(中国語拼音:nán gān、日本語読み:ナンガン)は馬祖列島最大の島であり、もっとも人口が多い島です。台北と台中から毎日数往復の飛行機が飛ぶほか、基隆から馬祖に向かう船は南竿に停まります。また、馬祖列島の中のさまざまな島を移動する場合も南竿の福澳港を使うこととなります。

発音を間違えると南港(nán gǎng)になってしまうので注意。

かつて軍が駐留していた場所の多くは観光向けに公開されており、台湾最前線の知られざる姿を見学することができます。

アクセス
飛行機の場合:台北松山から南竿空港まで立榮航空または中華航空で50分
       台中から南竿空港まで立榮航空で65分
船の場合:(奇数日)基隆港から南竿福澳港まで約10時間
     (偶数日)基隆港から東引中柱港を経由して南竿福澳港まで約10時間
     北竿白沙港から南港福澳港まで10分

北竿

北竿 – 芹壁村

北竿(中国語拼音:běi gān、日本語読み:ベイガン)は馬祖列島の中で2番目に大きな島で、台北から立榮航空が就航する島です。,馬祖列島で定期便が運航しているのは南竿と北竿の2つの島だけです。そのため、飛行機で島を訪問する場合は必ずこの2つ島のどちらかが起点となります。

北竿にも軍が長く駐留してきたことから、多くの軍事関連施設が今でも残っており、一部は観光客向けに開放されています。また、芹壁村のような台湾本島では見られない建築を見ることができます。

アクセス
飛行機の場合:台北松山から北竿空港まで立榮航空で50分
船の場合:南港福澳港から北竿白沙港まで10分

東引(東引島・西引島)

東引(中国語拼音:dōng yǐn、日本語読み:ドンイン)は馬祖列島の中で他の島とは離れた場所に位置しています。定期便が就航する空港はないものの、台湾本島との定期船が毎日就航している島で、基隆から約8時間の船旅で行くことができます。一般的に東引と呼ばれる場所は、東引島と西引島の2つからできていますが、2島は中柱堤で繋がっていて陸路で渡ることができます。

アクセス
船の場合:(奇数日)基隆港から南竿福澳港を経由して東引中柱港まで約12時間
     (偶数日)基隆港から東引中柱港まで約8時間
     南港福澳港から2時間

西莒

西莒 – 菜埔澳

一般的には莒光と呼ばれる地域を構成する2つの島のうちの1つ。西莒(中国語拼音:Xī jǔ、日本語読み:シージュー)は馬祖列島で最南端に位置しており、お隣東莒よりも中国大陸側に位置しています。

西莒の街は西莒青帆港付近に集中しており、島の大部分は軍が駐留してきた歴史を感じさせるスポットで溢れかえっています。現在も軍が駐留しているエリアも観光施設として一部開放しており、立入禁止区域と隣り合わせのため、とても緊張感のある観光ができます。

アクセス
船の場合:(奇数月)南竿福澳港から西莒青帆港まで約50分
     (偶数月)南竿福澳港から東莒猛澳港を経由し西莒青帆港まで約60分
     東莒猛澳港から西莒青帆港まで10分

現地でGoogle Mapを使うときに苦労したこととして、莒光の道路イラストが実際の島からズレてしまう問題が起きています。航空写真に切り替えると正しい地図が見えるので参考まで。

東莒

西莒と共に莒光と呼ばれる地域を構成する東莒(中国語拼音:dōng jǔ、日本語読み:ドンジュー)。西莒ほど軍事色は見られませんが、それでも過去に使われた軍事施設は観光地として活用されています。

東莒で最も有名なのは台湾で2番目に古いとも言われる灯台「東莒燈塔」でしょう。また、福正聚落は独特な外観で観光客を魅了し続けているおすすめスポットです。

アクセス
船の場合:(奇数月)南竿福澳港から西莒青帆港を経由し東莒猛澳港まで約60分
     (偶数月)南竿福澳港から東莒猛澳港まで約50分
     西莒青帆港から東莒猛澳港まで10分

大坵

かつて軍隊が駐留した島である大坵(中国語拼音:dà qiū、日本語読み:ダーチョウ)、現在は無人島ですが、当時の集落や学校跡が残っています。1980年ごろに放たれた梅花鹿(タイワンジカ)が繁殖し、島の至る所で鹿を見ることができるほか、餌を事前に購入することで鹿への餌やりを楽しむことができます。

アクセス
船の場合:南港福澳港から大坵まで20分(復路は北竿白沙港を経由して南港福澳港へ)
     北竿橋仔港から10分(鄉公所の定期便か船業者が提供する不定期便利用)
     *橋仔港利用は時刻表が開示されていなく外国人には難易度高め

高登島

北竿や大坵から肉眼でも見える高登島(中国語拼音:gāo dēng dǎo、日本語読み:ガオダンダオ)は、馬祖列島の中で最も中国大陸に近い島であり、最前線中の最前線と言われています。高登島越しに中国大陸が鮮明に見えることからも、その近さがよくわかるかと思います。現在のところ、高登島へ就航する定期便はありません。

亮島

南竿と東引の間にある島。現在は民間人の上陸は許可されていません。

この記事を書いた人

飛行機や鉄道を使って日本・世界中を旅する30代会社員。ラグジュアリーホテルや飛行機のレビュー、主に台湾方面のまとめ記事を書いています。お問い合わせは日本語・英語・中国語でお気軽にどうぞ!

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