【2024年最新版】ニュージーランド国内の移動方法(電車・バス・レンタカー・飛行機・現地ツアー)

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ニュージーランド

ニュージーランドへの旅行を検討し始めたら、行ってみたい観光地をどのように移動していくか考えていく必要があります。

国土が日本の4分の3ほどあり、有名観光地が各地に点在するニュージーランドでは、あらかじめ都市間の移動方法を考えておかないと、現地に行っても全く回れないなんてことになりかねません。

この記事では、ニュージーランドの大都市間を移動する際に使える方法5つを解説していきます。ご自身にぴったりの移動方法を選んでくださいね。

(前提)ニュージーランドは想像以上に広い

まず、国土の大きさと各主要都市の位置をざっくりと把握するところから始めましょう。ニュージーランドは日本の4分の3ほどの国土を持ち、北島と南島に分かれています。

北島だけでいうと、北部のオークランドから南部のウェリントンまで電車で12時間の距離、南島では中部のクライストチャーチから南部のクイーンズタウンまでバスで9時間ほどの距離です。

まずは、絶対に行きたい主要都市を決め、その後に移動途中に時間があれば訪問したい都市を挙げていくと良いと思います。そこからは、各都市をどのように移動するか検討スタートです。

各都市間の移動方法は主に5つ

これから5つ(番外編含めて6つ)の国内都市移動方法を解説しますが、ニュージーランドは基本的に車社会であり、観光列車を除き都市間鉄道の運行はありません(日本でいうと大都市東京の中は電車があるが、東京 – 横浜、東京 – 大阪間は無いイメージ)。バスとなるとチケット購入から乗車まで難易度が上がる印象ですが、英語圏なので東南アジアなどよりは意思疎通しやすいと思います。

① レンタカー

海外でレンタカーが最初かよ!というツッコミがあるかもしれませんが、一番自由度が高くコスパも良いのはレンタカーであり、私も一番お勧めしたい移動手段です。レンタカーが良い理由は旅行の幅が広がる点ですね。都市間の移動においてはバスのように時間に縛られませんし、都市内の移動も自由度が上がります(オークランドやクライストチャーチなどの大都市を除き、都市内でのタクシーや路線バスはほぼありません)。

日本人にとっては、左車線右ハンドルといった日本と同じ環境であることもお勧めできる理由の1つ。レンタルできる多くの車両は日本車なのでどこか馴染みのある環境で旅することができますよ!

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② 長距離バス(都市間バス)

ニュージーランド国内の都市間移動で一般的なのは都市間バスです。日本では高速バスと呼んだりしますが、ニュージーランドは北島の一部を除き高速道路がないので長距離バスとか都市間バスと呼びます。

高速道路ではなくても、郊外の一般道は最高速度が100km/時であることが多く、実質高速のような速度で走っています。それでも例えばオークランド – ウェリントンで11時間30分とかなりの距離です。

ニュージーランドの主要一般道

ニュージーランドの長距離バスの多くはインターシティ(InterCity)という会社かその提携先が運行しています。InterCityのウェブサイトで出発地と目的地を指定すればその区間を運行しているか簡単に調べられますよ!

InterCityウェブサイトはこちら

③ 飛行機(国内線)

海を渡る北島南島間の移動はもちろんですが、同じ島内の移動も飛行機はメジャーな乗り物です。北島最大の都市オークランドから南島のクイーンズタウンやダニーデンまで1時間50分ですから、日本でいうと東京 – 長崎くらい。同じ北島でも北部のオークランドから南部のウェリントンまで電車で12時間、南島の中部クライストチャーチから南部クイーンズタウンまでバスで9時間の距離。飛行機移動がメジャーであることがわかると思います。

主な国内線はニュージーランド航空とジェットスター。特定の路線に特化した小さな航空会社もいくつか存在しています。

航空会社主な就航都市解説予約
ニュージーランド航空
(New Zealand Airline)
オークランド、ウェリントン、クライストチャーチ、クイーンズタウン、ダニーデンをはじめ、ほとんどの都市ニュージーランド最大の航空会社でフラッグキャリア。大小様々な都市に就航している。ウェブサイト
ジェットスター
(Jet Star)
オークランド、ウェリントン、クライストチャーチ、クイーンズタウン、ダニーデンのみニュージーランド国内を運航する唯一のLCC。大都市のみに就航ウェブサイト
グレート・バリア航空
(Barrier Air)
オークランド、カイタイア、グレートバリア島など北島北部の都市を中心に運航ウェブサイト
サウンド・エア
(Sound Air)
ウェリントンを中心にピクトン、ネルソン、ブレナムなどへ。クライストチャーチ – ワナカ間も運航小型機のみ。ウェブサイト
ゴールデンベイエア(Golden Bay Air)タカカを中心にウェリントンやネルソンなどへ就航北島と南島の間にあるGolden Bay周辺を飛行ウェブサイト
オリジンエア
(Origin Air)
ウェリントン、ネルソン、パーマストンノース、ハミルトンに就航ウェリントンを起点とする会社ウェブサイト
エア・チャサムズ
(Air Chathams)
オークランドやウェリントン、クライストチャーチを起点にチャタム諸島やピット島、ノーフォーク島へ離島路線を得意としている会社ウェブサイト
サンエア
(Sun Air)
ギズボーン、タラウンガ、グレートバリア島など一部の小都市を結ぶウェブサイト
スチュワートアイランドフライツ
(Stewart Island Flights)
インバーカーギル – スチュアート島ニュージーランドの最南端インバーカーギルから離島へ向かう路線を運航

④ 鉄道

ニュージーランドの都市間移動に鉄道はあまり向いていません。下記イラストでまとめていますが、2023年12月現在運行している路線は一般的には3路線4区間しかありません。うち、3区間は観光列車で1日1往復のみ、残りの1区間も通勤列車と称していますが1往復のみの設定です。

一般的と書いたのは、もう1つダニーデンを起点としたタイエリ峡谷鉄道という鉄道があり、オアマル方面とミドルマーチ方面に出てはいます。ただダニーデン自体日本人観光客はなかなか行く場所ではないので割愛します。

名称区分区間運行日料金予約
ノーザンエクスプローラー号
(Northern Explorer Train)
観光列車オークランド – ウェリントンオークランド発(月木土):7:45 – 18:25
ウェリントン発(日水金):7:55 – 19:00
NZD239〜ウェブサイト
キャピタルコネクション
(Capital Connection)
通勤列車パーマストンノース – ウェリントン平日のみ運行
パーマストンノース発:6:15 – 8:20
ウェリントン発:17:15 – 19:20
NZD35
コースタルパシフィック号
(Coastal Pacific Train)
観光列車クライストチャーチ – ピクトン9月下旬から4月下旬のみ毎日運行
(都市によって変わるので注意)
クライストチャーチ発:7:00 – 12:40
ピクトン発:13:40 – 19:30
NZD177〜ウェブサイト
トランツアルパイン号
(TranzAlpine Train)
観光列車クライストチャーチ – グレイマウス毎日運行(通年)
クライストチャーチ発:8:15 – 13:05
グレイマウス発:14:05 – 19:00
NZD239〜ウェブサイト

観光列車は窓が大きく造られ、外の景色が楽しめるようになっています。電車に乗ること自体を観光目的にしたい方にはお勧めですが値段は高め。都市間移動の手段としては向いていません。

Googleマップで見てみると、北島の至るところと南島の東海岸を中心に線路があるのですが、これは基本的に貨物用です。旅客運用は上記以外はないのでご注意を。

⑤ 現地ツアー

ニュージーランドで現地ツアーを利用するのは有効な手段です。1日に2都市以上を巡りたいとき(長距離バスではうまく時間を組み合わせられない)や、長距離バスではいけないような観光地がツアーに含まれるときに効力を発揮します。もちろん、乗っているだけで主要観光地を巡れて出発地点まで戻って来てくれるという基本的なメリットもあるのですが。

例えば、土ボタルのワイトモ洞窟とロードオブザリング撮影地であるホビット村を巡る行程は長距離バスでは実現は難しいでしょう。レンタカーもありですが、オークランドを起点にするのであれば交通量が多くてちょっと躊躇するかもしれません。

<人気のkkdayで予約>ニュージーランド複数都市を効率的に回るツアーはこちら
<オークランド発>ワイトモ洞窟とホビット村でロードオブザリング撮影セット見学はこちら

⑥(番外編)フェリー

ニュージーランドは島国なので至る所でフェリーの運航をしていますが、都市間移動という意味では北島ウェリントンから南島ピクトンまでのフェリーがあります。

会社名所要時間運航本数料金予約
ブルーブリッジ
(Blue Bridge)
3時間30分2 – 4本/日
*日によって異なる
NZD68〜
*早割適用の場合
ウェブサイト
インターアイランダー
(Interislander)
3時間30分5 – 6本/日
*日によって異なる
NZD75〜
*早割適用の場合
ウェブサイト

ただ、ウェリントンは首都でありながら観光地としてはそこまでメジャーではなく、そもそも利用するような行程を組む方は多くはないと思います。
*日本発の旅行会社ツアーで首都ウェリントンに立ち寄る行程は見たことがありません。

オークランドを中心とした北島北部を観光した後に南島に行くのであれば、飛行機(国内線)が一般的。オークランドからウェリントンまで南下してフェリーというのは時間的にもコスト的にもメリットはないと思います。車移動であれば別ですが。

この記事を書いた人

飛行機や鉄道を使って日本・世界中を旅する30代会社員。ラグジュアリーホテルや飛行機のレビュー、主に台湾方面のまとめ記事を書いています。お問い合わせは日本語・英語・中国語でお気軽にどうぞ!

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