ここ数年頻繁にインスタグラムなどのSNSで露出されるようになった「月世界(発音:yuè shì jiè)」。山間に突如現れる岩肌の山々は、どこか地球ではない場所、月の表面を歩いているような感覚にもしてくれるスポットです。
高雄市郊外に位置しており、アクセスはお世辞にもいいとは言えませんが、きちんと準備していけば比較的容易に絶景を堪能できます。
月世界とは
月世界は田寮と呼ばれる地区にある岩肌の見えた不思議な世界。田寮は、台湾の中でも悪い地形でかつ泥火山が最も発達した地区と言われています。この地区にできた凸凹した地形は、まるで月面にいるかのような錯覚をもたらしてくれる場所です。
月世界に行ってみた
月世界入口周辺
月世界へ到着すると、駐車場付近に大きな看板があるので、まずは全体の位置関係を把握しましょう。
玉池周辺
最初に見えてくるのは玉池という池なのですが、その前にいきなり分かれ道が出てきます。これはどちらに進んでも構いません。
玉池の横を進んでいくと、大きな岩肌が姿を表します。まずはこのエリアで岩肌をじっくりと観察する時間を作るといいでしょう。
惡地步道
約600m、悪地歩道と呼ばれる道を進みます。
展望台への階段
月世界は上からみることでその雄大さを収めることができます。なので、展望台はマストで訪問するようにしましょう。先ほど通ってきた道に続く緩やかな階段をのぼります。
振り返ると、すでに荘厳な景色が広がっていました。
更に険しい(けども整備された)道を進みます。
展望台途中から見える景色
高台にきたので、いくつかの方向を眺めてみましょう。月世界の壮大さを目の当たりにすることができます。
結構ゴツゴツしていますね。
先ほど来た道を振り返ってみます。
大きな池
名前がわからないのですが、高台には大きな溜池があります。
水深が深いから入らないでね〜と。絵が可愛い、けどキケン。
花が咲いていたりもする。
田寮の石板
なにやら地面に埋め込まれています。
月世界の像
月世界の像が見えてきたら折り返し地点です。
最後に上からの景色
これは往路で歩いてきた方面とは逆の岩肌。本当に一面月にいるような景色を見せてくれました。