2025年11月3日(米国時間)、ロサンゼルス・ドジャースの優勝パレード兼セレモニーで、山本由伸選手が英語でスピーチを行い、ついに自身の口から次のように発言しました。
“You know what? Losing isn’t an option. I love Dodgers, I love Los Angeles, ありがとう!”
このスピーチは現地メディアや日本の報道各社(スポニチ、日刊スポーツ、Full-Count など)でも大きく取り上げられ、SNSでも話題に。
以前からファンの間で「山本由伸=Losing isn’t an option」という言葉が“英語版の座右の銘”として広まっていましたが、今回は正式に本人がスピーチで使用したことで“公認フレーズ”のようになりました。
この発言は、もともと山本選手が日本語で語っていた
「負けるわけにはいかない」
という言葉を英訳したものとされています。
通訳の園田隆司氏が過去の会見などで「Losing isn’t an option」と訳したことがきっかけで、英語圏のファンやメディアの間でもこの表現が定着しました。
つまり今回のスピーチで、日本語の原点と英語の象徴的フレーズがつながった瞬間とも言えます。
「Losing isn’t an option.」のもともとの経緯はこちら
💬 英語版フレーズの印象の変化
“Losing isn’t an option.” は、英語では非常にシンプルで力強く、
「負けるという概念自体が存在しない」
というほどの決意を表す言い回しです。
山本選手が実際にこの言葉を用いたことで、これまで「通訳による意訳」だったものが、本人の言葉として定着した点に大きな意味があります。
この一言が、彼のMLB初シーズンを象徴するフレーズになったことは間違いありません。

  
  
  
  