高雄のトトロのトンネル「龍猫隧道」の撮影方法と行き方・アクセスをブログレビュー解説

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高雄

高雄で最近話題になっている観光名所「トトロのトンネル」。まるでトトロの森のような木々の中を走り抜ける電車の様子がSNSで話題になっています。

トトロのトンネルは高雄市内の中心地から少し離れている場所にあり、撮影ポイントは地図上でもはっきりしていません。この記事ではトトロのトンネルの有名な写真を撮影する方法と撮影ポイントまでのアクセスをまとめます。

トトロのトンネル「龍猫隧道」とは?

日本語でトトロのトンネルと呼ばれている場所は、中国語では「龍猫隧道(発音:lóng māo suì dào(ロンマオスイダオ)」と言います。龍猫は中国語でトトロのこと、隧道は中国語でトンネルの意味です。直訳するとトトロのトンネルになります。

高雄市内を走る路面電車(通称ライトレールまたはLRT)が木で囲まれた線路を走り抜ける様子が、トトロのトンネルのようだと言われているんです。

この木々のある線路は、高雄市の內惟というエリアに位置しています。具体的には「美術館駅」〜「內惟藝術中心駅」の間に広がっています。近くに高雄市美術館などがある大きな公園があるのですが、その沿線にトトロのトンネルは広がっています。

広がっていると書いたとおり、木々の中を走る区間は1駅分あるのですが、実際に撮影できるスポットはほぼほぼ2ヶ所に集約されます。それが地図上でいう「龍猫隧道美術館軽軌站」と「高雄軽軌緑色隧道」になります。ここが事実上観光客が気軽に撮影できるトトロのトンネルの撮影スポットになります(理由は後述)。

この区間は2022年10月に延伸した区間なので、比較的新しい観光地になります。

実際には「美術館駅」と「內惟藝術中心駅」両駅のホームからトトロのトンネルを撮影することも可能ですが、望遠レンズがない限り、欲しい絵は撮れないと思いますね。駅の周りはどうしても木の量が少ないので、望遠でようやくトトロのトンネル感が撮影できるレベルです。

トトロのトンネルの撮影方法

「美術館駅」と「內惟藝術中心駅」の両方からアクセス可能ですが、おすすめは「美術館駅」に行き、そこから歩いて撮影スポットの「龍猫隧道美術館軽軌站」、「高雄軽軌緑色隧道」を散策、「內惟藝術中心駅」へと向かうのがいいかなと思います(逆から行っても大して変わりませんが)。

まずはライトレール「美術館駅」へと向かいます。降りたら隣駅の「內惟藝術中心駅」方面に歩いていきましょう。ライトレールの線路沿いに舗装された道があるので簡単に歩いていけますよ!

龍猫隧道美術館軽軌站

美術館駅から歩いて1-2分ですぐに最初の撮影スポット「龍猫隧道美術館軽軌站」に到着します。「美術館站」の看板が目印です。写真を見てわかると思うんですが、線路を渡れるようになっていますよね。

そう、トトロのトンネルの撮影スポットは森が一瞬途切れる踏切になります。ここから通過する路面電車を撮影するということです。

「龍猫隧道美術館軽軌站」から「美術館駅」方面を見た時の図。比較的駅から近い場所に撮影スポットがあることがわかります。

注意しないといけないとは、この黄色い線を超えて撮影することはできません。この撮影スポット前には警備員が常駐しており、少しでも超えた観光客が度々注意されていました。ルールを守り安全に撮影しましょう。

電車が通過した時の様子はこちら。目の前を通過した瞬間を収めた迫力ある1枚もよし、通過後の遠くを走る様子を撮影してもよしです。

ここから第2の撮影スポット「高雄軽軌緑色隧道」へと歩いていきます。大体5分ぐらいで到着すると思います。

途中の道はこんな感じ。第2スポットまで踏切がないので撮影には向きません。ひたすら歩いていきます

高雄軽軌緑色隧道

第2の撮影スポットに到着しました。この「高雄軽軌緑色隧道」も第1スポット同様踏切がある場所。通過するライトレールを撮影しやしいスポットです。こちらには警備員は居ない様子でしたが、黄色い線の外側で撮影することには変わりないですよ!

そこからさらに1-2分歩くと、內惟藝術中心駅に到着します。こちらの駅のホームからは望遠を使ってもあまりいい絵は撮れないかもしれません。

撮影時のポイント

トトロのトンネルの撮影時に知っておくといいことを以下にまとめておきます。

撮影時のポイント
– 電車は上り下り共に10-15分間隔で通過
– 広告ラッピングをしている車両としていない車両がある。トトロのトンネルに映えるのはラッピングなしのものなので、巡り合うまで待つのも手。
– 写真には空が映りにくいので、曇りの日の観光にもおすすめ

トトロのトンネルへのアクセス

トトロのトンネルこと「龍猫隧道」は、「美術館駅」〜「內惟藝術中心駅」の間にあります。どちらも高雄ライトレールの駅ですが、おすすめは「美術館駅」から見に行くこと。理由は、トトロのトンネルの撮影スポットのうちメインの「龍猫隧道美術館軽軌站」そばだから。

高雄地下鉄の紅線(縦のライン)の凹子底駅で高雄ライトレールに乗り換え、3駅で美術館駅に到着です。

この記事を書いた人

飛行機や鉄道を使って日本・世界中を旅する30代会社員。ラグジュアリーホテルや飛行機のレビュー、主に台湾方面のまとめ記事を書いています。お問い合わせは日本語・英語・中国語でお気軽にどうぞ!

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